修学旅行 私の世代の関東では、中学では京都奈良、高校では広島が定番であった。自分は高校の修学旅行は諸事情で行ってない。 修学とは学び修めることであるが、今考えると公立学校は京都奈良広島で何を学び修めさせたかったのだろうか。土地自体に罪はないが結果だけで言わせてもらうと、完璧に反西欧になりエリートの詐欺師を目指せ、という意味だったとしか思えない(オカルトしてない方すみません) 全然記憶に残っていない中で唯一覚えているのは、外国人旅行者に英語で話しかける、という課題があった事だ。 当時、超絶内気だった私の英語など当然通じる筈もない。イギリス人の老夫婦やフランス系の身長の大きな青年、アメリカ人家族など様々いたが、全員一様にとんでもなく親切だと思った。私が手に持つ質問用紙を覗き込み、取り繕う様子など微塵も無くなんとか会話しようとしてくれた。 私は知らない他人にそんな風に親切にされたことなど、それまでの人生で1度として無かった。 ハッキリ言って良心の次元が違う。 文字通り、それ以上でもそれ以下でもない。