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ユーフォルビア アエルギノーサの一覧

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ねこたんぽ
評論シリーズNo.84🎸 Uriah Heep【Salisbury】 今日6/9は「ロックの日」です、とナビ子が抑揚もなく言った。じゃあ書かないわけにはいかないな。ツェッペリン、パープル、サバスに埋もれて過小評価されているあのバンドのあの名盤を、日の当たる場所、緑と光あふれるGreenSnapに出してやるとするか。そう、ユーライア・ヒープのソールズベリーさ。奇しくも「サルスベリ」みたいでGSにピッタリだしな。 1971年、彼らはこの2枚目のアルバムを世に問うた。これは俺に言わせりゃロックの万華鏡さ。 Bird Of Prey(肉食鳥)で幕を開けるわけだが、この曲自体一筋縄ではいかないよね。メリハリの効いたダークなヘヴィサウンドにファルセットを随所に用いた変幻自在のヴォーカル、後半部分で突如ノリノリのファンキーな曲調へと転じるんだけど、決して破綻してはいない。只者じゃないよね。 続くThe Park。美しすぎる、沁みすぎるスローバラード。 4曲目はLady in Black(黒衣の娘)、哀愁を帯びつつも平和の響きのあるバラードだ。黒衣の娘は青年に、戦いを始めるのはたやすいが終らせることは難しいのです、と告げる。この2曲は明らかに反戦歌。そもそもソールズベリーは英国の陸軍演習場所在地で、アルバム自体反戦のメッセージが色濃いと俺は見るね。 何といっても圧巻なのがアルバムタイトルにもなっている16分の大作Salisburyだ。ブラスをフィーチャーした分厚いサウンド、絶妙に抑揚を付けたうねるベース、クリアでありつつソウルフルなヴォーカル、ワウを効かせた長大なギターソロ、必殺のメロディラインに予想不能の劇的な展開。クラシカルなハードロックの美点が全て詰め込まれた珠玉の一曲だ。これを聴かずにロックを語るな! ※ロックのハードなイメージに合わせて一人称を「俺」、語尾もラフにしてみましたが、日頃のねこたんぽは違うんですよ😁
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