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檜(ヒノキ)の一覧

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醜男
檜(ヒノキ) ヒノキ科ヒノキ属の常緑高木。日本固有種で山地の乾燥した場所に自生するが少ない。ふつう目にするものは栽培されたものが多い。各地で最高級の建築材として植林され、杉(スギ)に次いで多い重要造林樹。葉はウロコ状で鱗状葉(りんじょうよう)と呼ばれ、裏にY字形の白い気孔線がある。ウロコ1つが1枚の葉。花期は4月。雌雄同株で雄花(紫褐色)も雌花(淡褐色)も枝の先端につく。花粉を飛ばして花粉症を引き起こす。果実は毬果。球形で径1㎝ほど。秋に褐色に熟すと果鱗が開いて種子を出す。種子は長さ4〜5㎜で翼がある。庭園樹や盆栽でも使われ多くの園芸品種があり、オウゴンクジャクヒバなどがある。 法隆寺、東大寺、正倉院、薬師寺、唐招提寺、伊勢神宮など、現存する大寺院や神社がヒノキで造られている。ヒノキ材は強度的性質に優れている上に、通直で、加工性がよく、光沢があり、耐久性、保存性が高く、水湿にも耐え、いい香りがするため、社寺建築以外にも家具、仏壇、風呂桶、橋梁、船舶、彫刻などあらゆる物に使われる。樹皮も桧皮葺(ヒワダブキ)で知られるように、寺社建築の屋根葺きに用いられる。 ヒノキの材には油分が多く、発火に適した硬度があり、木と木の摩擦で火を熾す道具の材料に使われる。現代でも出雲大社など神社の火きりの神事ではヒノキの臼が用いられるのでヒノキの語源は『火の木』であるとされてきた。しかし、現在その説は多くの学者に否定されている。理由は、ヒノキを表す古語『檜』は、『火』を意味する系列の仮名で書き表されていなかったからである。そこで、ヒノキは最高級の材なので、太陽という最高の存在を表す『日の木』であるとも、神社を建てる用材なので『霊(ひ)の木』であるともいわれる。 出典『木の実のガイド』『草木の種子と果実』『日本有用樹木誌』『樹木の名前』
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