シロバナニガナ この夏は、いろいろなところで、シロバナニガナに会いました。 咲いていると、よって行ってしまうんです。低地のシロニガナより、花びらの数が多いところが、お気に入り。 ①この花は、花びら11枚。弥陀ヶ原で会いました。 ②葉は、茎を抱きます。クモマニガナかなと思いましたが、茎が細く、よく分枝しているところをみると、シロバナニガナかなと思いました。 ③霧ヶ峰で会ったシロバナニガナ。 ④6月に美女平で会った、フレッシュなシロバナニガナ。 ⑤蕾がいっぱいありました。 可愛らしくて、好きなんです。 ①② 8.19 ③ 7.1 ④⑤ 6.24

ズダヤクシュ 高さ、20 センチくらいでした。ほんのちょっと、咲き残っていました。（①②③） 下向きの白い花がついていました。 花びらは、針状で目立たず、白い萼片が花びらのように見えるそうです。１０本の雄しべは、がく片より長いです。（⑤） 葉は、互生で、基部は心形。茎には、毛がありました。（④） 「ズダ」が喘息の信州の方言で、喘息に効く薬草であることから、名前がついたそうです。 8.19

キヌガサソウ もう、実になりかけていました。（①） 大きな実も。（②） 数株、群生していました。（③） 6年前の7月、ここに来た時に咲いていたキヌガサソウです。（④） 今年も、たくさん咲いたようです。 見つけることができて、嬉しかったです。 ここは、立山、カルデラ展望台への道。弥陀ヶ原の反対側にあります。 立山のカルデラは、今も、砂防工事　 をしているそうです。（⑤） ①②③⑤ 2025.8.19 ④ 2019.7.23

ハクサンチドリ 弥陀ヶ原のバス停を降りると、そこにいた、帰りのバスを予約する係の方が、 「今、ちょうど、カルデラ展望台に行ったら、景色が綺麗だよー。行ってごらん。大丈夫。雪が少しあるけど、行ってこれるよ。」 と、話しかけられました。 え！？雪があって、通行止めじゃないの？ と思いましたが、「そこの建物の横から、入って」と、背中を押されて、 行ってしまいました。 石畳の道は、雪に埋もれて、いました。（④） 慎重に踏み跡をたどって、20分ほどで、展望台へ。 火山の噴火のあと火口が陥没してできたすり鉢状の巨大な穴が目の前に広がっていました。今も、崩壊が続いているそうです。遠くには、薬師岳も、綺麗でした。（⑤） 展望台で、感動していたら、足元には、ハクサンチドリが。（①） 本州中部以北のブナ林域から、針葉樹林帯の湿地にいるんだそうです。 千鳥の飛ぶ姿に似ていることから、そう呼ばれるんだそう。（②） 花冠は、唇形。先が3つに分かれています。（③） 葉は、3〜6個が互生して、基部は、茎を抱いています。 まだ側萼片も、側花弁も、開いていませんでした。 初々しいハクサンチドリに会えて、小躍りしてしまいました。 この、カルデラ展望台、キヌガサソウや、サンカヨウなど、弥陀ヶ原では見られない植物も咲くんです。 でも、まだ雪の中でした。 6.21

延齢草