オヤブジラミ(雄薮虱)を道端の薮の中で見つけました。2mmに満たない小さな花です。類似種のヤブジラミとの差は花柄が４個以下と少なく、実が大きい(大->雄)点です。可哀想な名前の花ではありますが。

オヤブジラミ 　雄藪虱 4月に白い花を咲かせ、5月には楕円の実を付けた。 虱なんて、不名誉な名前。 空き地、一面に茂っている。 知らないだろうな。 子供の頃、おかっぱ頭に白い粉。 振りかけられた記憶。

「アメリカフウロ」の果実に続いて、今度は「オヤブジラミ」の果実です。🙇‍♀️ オヤブジラミは「春の花」、ヤブジラミは「初夏の花」なので、今は「オヤブジラミの果実」が旬です。😱😊

オヤブジラミ 雄藪虱 藪ジラミに似てるけど？何だか違う。 茎や花の回りが紫色だよ。 空き地や路端で咲いているね。 すずはなさんの投稿見て、名前が分かったよ。

オヤブジラミ　Torilis scabra　（セリ科　ヤブジラミ属） 　オヤブジラミは本州から南西諸島、朝鮮、中国に分布する一年生の草本。林縁や道端、草原などに生育する。秋に芽生え、地表を覆って越冬し、春には茎を発達させて高さ70cmほどになる。春に花を咲かせ、果実を稔らせる。果実には柔らかい棘が密生しており、これで靴下などにくっついて散布される。