昨年もタイミングを逸して載せ損なったので載せとこ。4月上旬から咲いてるけどもうすぐ終わる。 2020年にBulbophyllum picturatumとして載せたバルボです。 一般的にも学術的にもBulbophyllum picturatumとして通ってました。というか、今でもほぼ通ってます。 これが実は今はBulbophyllum pseudopicturatumに変更されている。んですが、2020年にはこれとは別株をBulbophyllum pseudopicturatumとして載せてます。 その時のBulbophyllum picturatumとBulbophyllum pseudopicturatumの関係についての説明が間違ってたので、その訂正もしつつ、改めてどう紹介しようかと考えあぐねている内に昨年は期を逸してしまいました。 で、とりあえずこれは バルボフィラム ピクツラタム Bulbophyllum picturatum (Lodd.) Rchb.f. (1861) として広く知られるバルボであり、 現在の学名は バルボフィラム シュードピクツラタム Bulbophyllum pseudopicturatum (Garay) Sieder & Kiehn (2009) に変更されているが、まだ全く名前が浸透してないバルボである。ということだけ今回は書いておきます。 ちなみに、ここ2~3年でこいつの性格がだいぶ分かってきましたが、普及してない割に、日本で育てるにはとても育てやすい部類のバルボです。

昨年も、一昨年も蕾のところでしけさせてしまい、開花に辿り着いたのは３年ぶり、GSには初登場です。 先月14日？だったか、２年ぶり開花の“偽の”ピクチュラタムの📷を上げましたが、本日は“真の”ピクチュラタムです。 バルボフィラム ピクチュラタム Bulbophyllum picturatum インドのアッサム地方、タイ、ミャンマー、ベトナムの標高1000m前後に分布するとされています。 かなり低温に強く、特別な設備がなくても、バルボの中では、日本でも育てやすい種だとは思いますが、あまり普及しているようには感じません。 シュードピクチュラタムのところでも触れましたが、この蘭は、デタラメな名前で出回っていることも多々有るようなので、実際の普及程度よりマイナーな印象になっていることはあるかもしれません。