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トウワタの一覧

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醜男
唐綿(トウワタ) キョウチクトウ科トウワタ属の低木状多年草。熱帯アメリカ原産の帰化植物。江戸時代に園芸植物として渡来した。愛知県、徳島県、高知県、宮崎県、鹿児島県、沖縄、小笠原父島で逸出野生化している。茎は根際で1〜4分岐して直立、高さ50〜100㎝になる。葉は1〜2㎝の葉柄があり対生する。葉身は長楕円状披針形、長さ7〜13㎝、幅1.5〜3㎝、先は鋭尖形、基部はくさび形、縁は全縁、表面は緑色で裏面は帯黄白色。花期は7~8月。花は赤〜橙黄色で腋生または頂生の傘形花序に多数つく。花冠は直径1.5㎝ほど、裂片は長さ7㎜前後で反曲する。副花冠は黄色。果実は長披針形で長さ7〜10㎝、中央部の直径は1㎝ほど、種子は濃褐色、冠毛は絹糸状で長さ2〜3㎝、果実が裂開すると風に乗って運ばれ分布を広げる。傷つけると出る乳液は有毒。チョウのカバマダラの食草として教材園などで栽培される。 茎や葉を切ると乳液が出るので英名をミルクウィードという。トウワタ属Asclepiasは、ギリシャ神話のアスクレピオスに因んでいる。ギリシャ神話によれば、アスクレピオスはアポロン神と美女コロニスの息子で、ケンタウロス族の賢人ケイロンから医術を学び、医師の祖となる。しかし、ついに死者まで生き返らせるまでに医術の腕が上がってしまったため、冥界の王ハデスはゼウスに訴え出、ゼウスはやむなくアスクレピオスを雷で打った。アポロンは彼を天に挙げ、『へびつかい座』になった。いずれにしても、トウワタがかつて解熱、鎮痛、利尿などに使われたため、医神ないしは名医の名が付されたと考えられている。なお、アスクレピオスは再生不死の象徴である蛇をつかんでいる。医療施設や教育機関の紋章には、この杖と蛇の組み合わせをかたどったものがよく使用されている。 出典『日本帰化植物写真図鑑 第2巻』『花の事典 970種』『生薬単』
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