*･゜💫･*冬空と辛夷*:.｡.🍃✨ ˚✧₊⁎ 列車やバスでは読書。というのは昔の光景だろう。いまやほとんどの乗客はスマートフォンに夢中。東京では車内で本を広げた人を見ると、新鮮にさえ感じてしまう。 それが今月に入り、電車内で分厚い本を熱心に読み込む若い人が増えた。気になってきのう、少しのぞかせてもらったら、大学入試の参考書だった。都内はいま私立大入試のさなか。国公立大2次試験も近づいているから、当分この光景が続きそうだ。 きのうはちょうど入試を巡る本誌記事に深く考えさせられた。大学入学共通テストの内容が流出した問題。関与を認めた大学1年生の受験生は「東京の有名私立大に行きたかった」と話しているという。 識者が、少子化による「大学全入時代」がかえって学歴至上主義を助長している面を指摘する。「『少しでも偏差値の高い大学に入れば、より多くの幸せを手に入れられる』」という狭い視野に陥ったのではないか」。この学生もゆがんだ社会に追い詰められた被害者なのかもしれない。 そうでなくても今春の受験生は2年もコロナ禍に悩まされてきた。入試本番もオミクロン株大流行の中で迎えた。不安や苦労は相当大きいに違いない。 大学の最寄り駅だったのだろう。受験生2人組が電車を降りようとしたので「頑張って」と声を掛けた。手にすっかり黒ずんだ参考書。照れながら会釈をしていった2人の「春」を願わずにはいられなかった。 　　　　　　今日の高知新聞🗞【小社会】 ⭐️辛夷の花言葉『歓迎』『友情』 🍃確か…6年前のこの時期、喫茶店で隣の席で学習するふたりの学生の会話が聞こえてきた。県外出身らしい…青年たちが懸命に参考書に向かって勉強をしている。もう随分前に飲み物はカラのようだった。私は1時間後ふたりにアイスコーヒーをオーダーした。ふたりは見合って笑った。おばちゃんからのおごりに戸惑ったものの、「ちぃ〜す…ありがとうございます！」と私は「勉強がんばりや！」といって颯爽と去ったのでありました。若者たちよ〝大志を抱け〟と願いながら♪( ´θ｀)ノ（実話です）撮影2/4

辛夷が青空に美しく映えていました😸

【No283 コブシ(辛夷)】 　3・11は決して忘れてはいけません。その日に投稿したかったのですが、ちょっと遅くなりました。 　以前の勤務地の側を通るとコブシが綺麗でした。コブシというと「北国の春」を思いうかべます。東北を思いながらコブシを見ていました。 　小さい子どもの握り拳のようだとか、諸説名前の由来はあるようです。 　昔はコブシが咲く前に田植えをしたようで「田打ち桜」「田植え桜」「種蒔桜」などと呼ばれています。遠くから見ると桜のようでもあるので「ヒキザクラ」「ヤチザクラ」などとも。 　花言葉「愛らしさ」は、子どもの握り拳のように蕾が見えるからです。「友情」「友愛」などは、純白でくもりのない花姿からです。 　東日本大震災10年を思いながら。。