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ロウバイ(蝋梅)の一覧

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カタバミ
1月は睦月。私の散歩道の道際等の草花達は、晩秋から冬の時期にあっても次に移り変わる時季への準備にしっかり入っているようだ--- 昨年12月からの、進む時候の移りに観る草花の姿、姿---その15。  住宅街にも、黄色一色に染まる花木。 ---自宅の近く、しかし、そこにはあまり足を運んで来ていない住宅街の一角。所用後の帰りにここに入ってみた。 ある住宅と住宅の間の僅かのスペースに挟まり、黄色の花を、沢山付けた2m以上はあろうかとみた花木が、少なからず私を圧倒した。 その黄色は、これまでに散歩道の道際で偶に出逢い観て来た、あの蜜蝋のような花であった。下に向く黒っぽく枯れた葉は、前年の花後の名残をつけているのだろう。 このような花木の花は観てきても、その葉や果実には、何かしらこれまでは縁がないのである。         ロウバイ(蝋梅) <“ロウバイ(蝋梅)の名“について、下記「ロウバイ」より: 名前に「梅」とついているので梅の仲間「バラ科 サクラ属」と誤解されやすいが、ロウバイは「ロウバイ科 ロウバイ属」の植物。 花後に実る果実には有毒成分が含まれているので、食用にはならない。> ・ロウバイ<蝋梅>(ロウバイ科 ロウバイ属) 中国に分布する落葉性低木。                   海抜500~1100mの山地に自生している。 中国では1000年以上に渡り栽培されている歴史のある花木で、日本、韓国、ヨーロッパ、オーストラリア、米国など世界各国でも観賞用に植栽されている。 日本には江戸時代初期に朝鮮半島を経由して渡来し、冬枯れの庭を彩る花木として古くから愛されてきた。 ロウバイの花期は12月~2月。 花期になると葉の展開に先駆けて、前年に伸びた枝に花茎1.5~4㎝程度の花を一輪ずつ、あるいは二輪ずつ咲かせる。 花は15~21枚の花弁を持ち、花弁は蝋細工のように透き通った黄色をしている。 ロウバイの名前は、蜜蝋のようなこの花が、梅と同じ時期に咲くからだと言われている。 花には甘い芳香がある。 葉は長さ8~10㎝の長卵形で先が尖り、枝に対生。 株立ちになり、樹高2~3mに成長する。 葉色は濃緑色で、夏の姿はやや暑苦しい印象だが、厳冬期に咲く花の美しさにはそれを大きく上回る観賞価値がある。 耐寒性、耐暑性共に優れており、育てやすい花木。 若木の内は樹形が乱れることがあるが、成木になると自然に樹形が整うので、剪定の手間もそれほどかからない。 病害虫の発生もほとんどないので、鳥による花や蕾の食害が発生することがある。 名前に「梅」とついているので梅の仲間「バラ科 サクラ属」と誤解されやすいが、ロウバイは「ロウバイ科 ロウバイ属」の植物。 花後に実る果実には有毒成分が含まれているので、食用にはならない。 <ロウバイとソシンロウバイの違い> →ロウバイ(蝋梅) 内側の花弁が赤紫色をしているのが特徴。 庭木としてはあまり植栽されない。 →ソシンロウバイ(素心蝋梅) ロウバイの園芸品種とされ、やや大輪。 ソシンロウバイの漢字表記は「素心蝋梅」で、ソシンの名は花の中心まで黄色一色な花色に由来する。 庭木として植栽されるのは、主にこのソシンロウバイである。 <ロウバイ科の植物> ロウバイが属するロウバイ科の植物は、ロウバイ属、クロバナロウバイ属の2属約10種が知られている。 観賞用として栽培されているロウバイ科の植物には本種の他以下のようなものがあります。 →ナツロウバイ →クロバナロウバイ (上記の出典・参考: ガーデニングの図鑑 他) (下記の出典・参考: ロウバイ Wikipedia) <ロウバイの栽培品種(園芸品種)> ソシンロウバイ(素心蝋梅)、マンゲツロウバイ(満月蝋梅)、トウロウバイ(唐蝋梅)などの栽培品種がある。 よく栽培されているのはソシンロウバイで花全体が黄色で、ロウバイよりもよく結実する。 ロウバイの基本種は、花の中心部は暗紫色で、その周囲が黄色である。 →カカバイ(狗牙臘梅・狗蠅梅) →ソシンロウバイ(素心臘梅) →ソシンロウバイ ‘満月’(マンゲツロウバイ) →シロバナロウバイともいわれる種もあるほか、‘揚州黄’ ・ ‘吊金鐘’ など  の品種がある。 →トウロウバイ(磬口臘梅)  ‘虎蹄’ ・ ‘喬種’ などの品種がある。
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カタバミ
1月は睦月。私の散歩道の道際等の草花達は、晩秋から冬の時期にあっても次に移り変わる時季への準備にしっかり入っているようだ--- 昨年12月からの、進む時候の移りに観る草花の姿、姿---その15。  住宅街にも、黄色一色に染まる花木。 ---自宅の近く、しかし、そこにはあまり足を運んで来ていない住宅街の一角。所用後の帰りにここに入ってみた。 ある住宅と住宅の間の僅かのスペースに挟まり、黄色の花を、沢山付けた2m以上はあろうかとみた花木が、少なからず私を圧倒した。 その黄色は、これまでに散歩道の道際で偶に出逢い観て来た、あの蜜蝋のような花であった。下に向く黒っぽく枯れた葉は、前年の花後の名残をつけているのだろう。 このような花木の花は観てきても、その葉や果実には、何かしらこれまでは縁がないのである。          ロウバイ(蝋梅) <“ロウバイ(蝋梅)の名“について、下記「ロウバイ」より: 名前に「梅」とついているので梅の仲間「バラ科 サクラ属」と誤解されやすいが、ロウバイは「ロウバイ科 ロウバイ属」の植物。 花後に実る果実には有毒成分が含まれているので、食用にはならない。> ・ロウバイ<蝋梅>(ロウバイ科 ロウバイ属) 中国に分布する落葉性低木。                   海抜500~1100mの山地に自生している。 中国では1000年以上に渡り栽培されている歴史のある花木で、日本、韓国、ヨーロッパ、オーストラリア、米国など世界各国でも観賞用に植栽されている。 日本には江戸時代初期に朝鮮半島を経由して渡来し、冬枯れの庭を彩る花木として古くから愛されてきた。 ロウバイの花期は12月~2月。 花期になると葉の展開に先駆けて、前年に伸びた枝に花茎1.5~4㎝程度の花を一輪ずつ、あるいは二輪ずつ咲かせる。 花は15~21枚の花弁を持ち、花弁は蝋細工のように透き通った黄色をしている。 ロウバイの名前は、蜜蝋のようなこの花が、梅と同じ時期に咲くからだと言われている。 花には甘い芳香がある。 葉は長さ8~10㎝の長卵形で先が尖り、枝に対生。 株立ちになり、樹高2~3mに成長する。 葉色は濃緑色で、夏の姿はやや暑苦しい印象だが、厳冬期に咲く花の美しさにはそれを大きく上回る観賞価値がある。 耐寒性、耐暑性共に優れており、育てやすい花木。 若木の内は樹形が乱れることがあるが、成木になると自然に樹形が整うので、剪定の手間もそれほどかからない。 病害虫の発生もほとんどないので、鳥による花や蕾の食害が発生することがある。 名前に「梅」とついているので梅の仲間「バラ科 サクラ属」と誤解されやすいが、ロウバイは「ロウバイ科 ロウバイ属」の植物。 花後に実る果実には有毒成分が含まれているので、食用にはならない。 <ロウバイとソシンロウバイの違い> →ロウバイ(蝋梅) 内側の花弁が赤紫色をしているのが特徴。 庭木としてはあまり植栽されない。 →ソシンロウバイ(素心蝋梅) ロウバイの園芸品種とされ、やや大輪。 ソシンロウバイの漢字表記は「素心蝋梅」で、ソシンの名は花の中心まで黄色一色な花色に由来する。 庭木として植栽されるのは、主にこのソシンロウバイである。 <ロウバイ科の植物> ロウバイが属するロウバイ科の植物は、ロウバイ属、クロバナロウバイ属の2属約10種が知られている。 観賞用として栽培されているロウバイ科の植物には本種の他以下のようなものがあります。 →ナツロウバイ →クロバナロウバイ (上記の出典・参考: ガーデニングの図鑑 他) (下記の出典・参考: ロウバイ Wikipedia) <ロウバイの栽培品種(園芸品種)> ソシンロウバイ(素心蝋梅)、マンゲツロウバイ(満月蝋梅)、トウロウバイ(唐蝋梅)などの栽培品種がある。 よく栽培されているのはソシンロウバイで花全体が黄色で、ロウバイよりもよく結実する。 ロウバイの基本種は、花の中心部は暗紫色で、その周囲が黄色である。 →カカバイ(狗牙臘梅・狗蠅梅) →ソシンロウバイ(素心臘梅) →ソシンロウバイ ‘満月’(マンゲツロウバイ) →シロバナロウバイともいわれる種もあるほか、‘揚州黄’ ・ ‘吊金鐘’ など  の品種がある。 →トウロウバイ(磬口臘梅)  ‘虎蹄’ ・ ‘喬種’ などの品種がある。
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