今日のお花 ルドベキアは明るく華やかな黄色の花を初夏から秋まで咲かせます。 原産地の北アメリカでは３０種類位が自生し 品種によって花の大きさは３〜１５cmと様々で 一重 八重 蛇の目など花形も色々です。 基本 １年草の扱いですが とても丈夫でこぼれ種からよく増えます。 北アメリカ原産。 キク科ルドベキア属の１年草。

カリオプテリス パビリオンは花式部とも呼ばれ ダンギク（段菊）の近縁種です。 小さな集合花を下から上に段々と付ける花姿はとても可愛いです。 花色はピンクのほか白と紫色があります。 耐暑性はありますが 耐寒性は余りなく 地上部は 冬枯れしますが 暖かい地域では翌春 また 株元から芽を出し花を楽しめます。 日本・朝鮮半島・中国東部・台湾原産 シソ科ダンギク属の多年草。

イワシャジン（岩沙参）は関東・中部地方の山岳地帯の渓流沿いの岩場などに自生する山野草です。 細い茎の先端に青紫色の釣鐘形の小さな花をぶら下げるように咲かせます。 冬には地上部は枯れて休眠しますが ゴボウのような丈夫な根茎を持ち 春には 再び芽を吹きます。 ひっそりと下向きに咲く花姿はとても可憐です。 日本原産。 キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草。

秋雨が降りしきる中 ピンクのガーベラが健気に咲いています。 ガーベラは春と秋の２度花を咲かせます。 南アフリカの原産ですが ヨーロッパに渡り 数々の品種改良が行われ 今では ２千以上の品種が あると言われています。 冬は地上部は枯れますが 翌春 再び芽を出します。 南アフリカ原産。 キク科ガーベラ属の多年草。

黒味を帯びた濃い赤色のダリア 黒蝶です。 直径１５cm位の大輪で シックで気品のある大人色が存在感を示しています。 夏の暑さには強い反面 多湿が苦手なため 長雨や水のやり過ぎで 球根が腐って枯れることがありますので 注意しましょう。 中央アメリカ原産。 キク科ダリア属の非耐寒性球根植物。

今日のお花トルコキキョウ（トルコ桔梗）です。 薄っすらとピンクががった白の花びらが可愛いです。 トルコ桔梗の花色は 白 ピンク 紫 クリーム グリーン 複色などバリエーションも豊富です。 また 最近では 品種改良が進み 薔薇のように華やかな八重咲きが主流になっており 花屋さんの店先では年中見掛ける切り花の定番ですね。 アメリカテキサス・メキシコ北部原産 リンドウ科ユーストマ属の多年草。

ベロニカ マリエッタはベロニカの中でも発色がよく 青が鮮やかな品種です。 背高のっぽの方で 草丈は１m位になりますが ピンと直立し枝が暴れることも少ないので 花壇の後方に植えるのが最適です。 耐暑性・耐寒性とも強く 初夏から秋まで長く花を咲かせます。 ヨーロッパ原産。 ゴマノハグサ科クガイソウ属の多年草

🌹綺麗な薔薇シリーズ🌹第30弾 セントセシリアはパールピンクのカップ咲きで咲き進んで来るとアイボリーになる薔薇です。 花名は ３世紀の古代ローマで殉教した音楽の守護神 聖セシリアに由来するとか…。 独特の強い香りが特徴です。 １９８７年イギリス オースチン作出 大輪・カップ咲き・強香・四季咲き。 ※下の「@バラ」のタグから綺麗な薔薇シリーズのバックナンバーをご覧頂けます。

今日のお花オジギソウです。 この薄紫のポンポンのような可愛い花が日本へもたらされたのは江戸時代の後期で オランダ船によってだとか…。 葉は羽状の複葉で 風・接触・熱・振動などによって小葉が先端から順に閉じ 葉全体が垂れ下がるため その名が付いたようです。 また 夜間になると葉が閉じるのもネムノキ類に似ています。 茎には棘があります。 ブラジルなど南アメリカ原産。 マメ科オジギソウ属の１年草。

９月２０日にアブチロン ホワイト キングをアップしましたが この赤花のアブチロンは その花姿から姫リンゴと呼ばれています。 チロリアンランプのような半蔓性ではなく 共に低木タイプのアブチロンです。　 原産地では温度が合えば周年 花を咲かせるようですが 日本では１０月頃まで開花します。 別名 赤ちょうちんとも呼ばれます。 熱帯アメリカ。 アオイ科アブチロン属の多年草。

当初エキナセア グリーンジュエルと投稿しましたが @たなたなさんからジニア（百日草）クイーンライムと教えて頂きました。 ジニアでは余り見掛けないライムグリーンで シックな色合いの園芸品種です。 真っ直ぐピンと直立して咲くので 切り花にもピッタリですね。 メキシコなど南北アメリカ原産。 キク科ヒャクニチソウ属の１年草。

植物園の温室で出逢ったハナアナナスはとても珍しく美しい花です。 元々 南アメリカ エクアドルの湿った高地の高い木の上方に着生し 水や栄養の多くを葉に付く朝霧や露から吸収する着生植物※です。 扇形をしたピンク色の部分は苞葉で その中に隠れた花茎から顔を出すように青紫色の花を咲かせます。 個々の花は２日位で萎れますが 次々と花が咲き ピンク色の苞葉は２ヵ月位色を保ち その後 色褪せて枯れますが 葉の間から新しい子株が生まれ２〜３年後には花を咲かせます。 別名ティランジア キアネアとも呼ばれています。 ※園芸では鉢植えで育てられます。 エクアドル原産。 パイナップル科ハナアナナス属の常緑多年草。

クロッカスに少し似たこの花はコルチカムです。別名イヌサフランとも呼ばれています。 サフランにも似ていますが アヤメ科のサフランとは全く別の植物です。 秋になると地面からニョキっと花茎を伸ばし 透明感のある美しい薄紫色の花を咲かせます。 開花期に葉はなく 春になると２０〜３０cmの葉を伸ばしますが また 夏には枯れてしまいます。 植物全体に猛毒を含んでおり 重篤になることがあるようなので 誤食には十分注意しましょうね。 球根は植えっぱなしでも数年は花を咲かせます。 ヨーロッパ中南部・アフリカ北部原産 イヌサフラン科イヌサフラン属の球根植物。

カクトラノオ（角虎の尾）は その花姿を虎のしっぽに見立てて そう名付けられました。 夏の炎天下でも綺麗な花を咲かせますが 暑さのピークが過ぎ 更にたくさんの花を付けています。 別名ハナトラノオ（花虎の尾）とも呼ばれています。 北アメリカ原産。 シソ科の耐寒性多年草。

今日のお花リンドウ（竜胆）です。 このシャインブルー アシロはリンドウの生産日本一の八幡平市安代地区（岩手県）で作られた青紫が鮮やかなリンドウです。 エゾリンドウ（蝦夷竜胆）系の品種で ササリンドウ（笹竜胆）と異なり 開花しても先端がちょっと開く程度ですが 蕾の頃から花色が濃く長く楽しめるのが特徴です。 日本原産。 リンドウ科リンドウ属の耐寒性多年草

🌵サボテンと多肉植物🌵第１１弾 ユニークな形の植物が多いユーフォルビア属の中でも特にユニークなマハラジャです。 波打った扇のようなウネウネした独特の形で 全身に棘があります。 別名 ユウヤケサンゴ（夕焼け珊瑚）とも呼ばれます。 寒さに弱いので 暖かく日当たりのいい場所で 乾燥気味に育てます。　　 インド原産。 トウダイグサ科ユーフォルビア属の多肉植物。

メディニラスペキオサの果実が熟して来ました。 別名サンゴノボタンとも呼ばれる蔓性植物です。 果実は最初ピンクでやがて紫からブルーに変化していくため 英名はアジアの綺麗なブドウ（Showy Asian Grapes）と呼ばれます。 濃い緑色の大きな葉にも特徴があります。 右上のpicは昨年１１月に撮ったものですが ピンク色の花は ちょっと地味で房状に咲いています。 インドネシア・フィリピン原産。 ノボタン科メディニラ属の蔓性植物。

マツヨイグサ（待宵草）は宵を待って咲き朝には萎むことからそう名付けられました。 花びらが 少し小さめで先端がへこんでいるのでメマツヨイグサ（雌待宵草）でしょうか。 花殻は萎んだ後もオレンジ色になる程度で 赤っぽくなりません。 北アメリカ原産。 アカバナ科マツヨイグサ属の２年草。

涼しげな色合いのツルハナナス（蔓花茄子）が可愛く咲いています。 蕾の青紫から咲き始めは薄青紫で 咲き進むに連れて色が落ち 白に変化していきます。 雄蕊の鮮やかな黄色とのコンビネーションも とても素敵です。 元々 南アメリカの森林の縁など日当たりのいい場所に自生している花ですが 寒さにも比較的強く 霜が降りないような暖かい地域では 地植えでの冬越しも可能です。 ブラジルなど南アメリカ原産。 ナス科ナス属の常緑低木。

★似てる花を比べてみよう！★ 第11弾 ラベンダーセージ（サルビア インディゴスパイヤー）とブルーサルビア（サルビア ファリナセア）はとてもよく似ています。 どこが違うのか比べてみましょう。 　ラベンダーセージ　ブルーサルビア 草丈　50〜150cm　　25〜50cm 横に　広がる　　　　広がらない 花穂　30cm　　　　 15〜30cm 花色　青紫色　　　　青紫色・白 花形　唇形　　　　　唇形 上唇　　　　　　　　細かい毛 下唇　広い　　　　　白い筋 葉形　卵形　　　　　長楕円形 葉先　尖る　　　　　尖る 鋸葉　ある　　　　　僅か・ない 花期　6〜10月　　　 5〜10月 耐寒　強い　　　　　弱い 　　　多年草　　　　１年草 草丈と葉っぱの形、多年草か１年草扱かで見分けられそうですね。 ◆ラベンダーセージ アメリカで発見（自然交雑種） シソ科サルビア属の半耐寒性多年草。 ◆ブルーサルビア 北アメリカ原産。 シソ科サルビア属の１年草。 ※"★似てる花を比べてみよう！★"は 似ているけれどよく見たらちょっと　違う花を比較してみるシリーズです。 過去のpicをご覧になられる方は下記の"@似花"のタグ🏷をポチッしてお進みください。🧐 ※右のブルーサルビアのpicは まだ蕾ですが 開くと花形は唇の形です。

オドントネア ストリクツムは少し珍しい植物です。 和名ではベニツツバナ（紅筒花）と呼ばれます。 元々 メキシコや中央アメリカの林や林の周辺に自生し高さ２m位になる多年草です。 枝先などに５cm前後の細長い筒状の花を３０cm位の花序を作って群がって咲きます。 花は順序よく下から上へ咲くのではなく順不同にポツポツ咲いていきます。 蕾の頃から色鮮やかで長期間花を楽しめます。 メキシコ・中央アメリカ原産。 キツネノマゴ科オドントネア属の常緑多年草。

サルビア インディゴ スパイヤーは別名ラベンダーセージとも呼ばれます。 サルビア ファリナセア（ブルーサルビア）とサルビア ロンギスピカータとの自然交雑から生まれた品種です。 長い花穂に青紫色の小さな花を付け 初夏から秋まで咲き続けます。 花が落ちた後も紫色に色付いた萼が残るため鑑賞価値を保ちます。 とても丈夫で 挿し木や株分けで増やせます。 アメリカで発見（自然交雑種） シソ科サルビア属の半耐寒性多年草。

秋の七草は 山上憶良が万葉集で詠んだ２つの歌に因んでいるようです。 "秋の野に 咲たる花を 指折り かき数ふれば 七種（ななくさ）の花" "萩の花 尾花 葛花 瞿麦（なでしこ）の花 姫部志（をみなえし） また藤袴 朝顔の花（桔梗のこと）" 万葉集に一番多く登場する植物は 梅でも桜でもなく 萩だと言うことを知ってましたか？ 小さくて余り目立つ花ではありませんが ゆらゆらと風に揺れる姿はとても風情があって 日本で古くから親しまれて来た花なのですね。 今日は中秋の名月です。 綺麗な満月を拝めるといいのですが…。 日本・東アジア原産。 マメ科ハギ属の落葉低木。 ※白花萩は宮城野萩の変種と言われています。

アブチロン ホワイト キングです。 アブチロンと聞くとあのチロリアンランプを思い出しますが、アブチロンは アメリカ・アジア・アフリカなどの熱帯・亜熱帯地方に２００種類が分布し チロリアンランプが半蔓性なのに対しこの花は低木タイプです。 花径５cm位の純白で清楚な花は同じ科のフヨウやハイビスカスと少し似ていて多数の雄蕊が集まって筒状になり先端に雌蕊が付いています。 生育旺盛で１０月頃まで花を咲かせます。 世界各地の熱帯・亜熱帯地方。 アオイ科アブチロン属の多年草。