今日のお花 コデマリ(小手毬)です。 ユキヤナギより少し遅れて ４月〜５月に花を咲かせます。 細く枝垂れた枝に２０以上の小花が集まって３cm位の白い手毬のような花を咲かせることからその名前が付きました。 オオデマリ(大手毬) ヤブデマリ(藪手鞠)など似た名前の花がありますが これらはスイカズラ科に属し 近縁ではありません。 中国原産。 バラ科シモツケ属の落葉低木。

ビタミンカラーが眩しい ユリオプスデージーです。 葉っぱはレースのように繊細で 明るいシルバーグリーンのためカラーリーフとして花のない時期も楽しめます。 幼いうちは 草花のようですが 数年も すると太い幹の樹木になります。 開花時期は１１月〜５月で 花の少ない冬の庭をパッと明るくしてくれます。 南アフリカ原産。 キク科ユリオプス属の常緑低木。

🌹綺麗な薔薇シリーズ🌹第５１弾 アプリコット ピンクとオレンジが混ざったこの綺麗なバラは トラモント エスティヴォ(Tramonto Estivo)です。 少し難しい名前ですが イタリア語で 夏の夕暮れと言う意味だとか…。アルプスに沈む赤い夕陽をイメージして名付けたのでしょうか…。 真昼のお日様を浴びた透明感のある花もとても綺麗です。 ２００３年 イタリア バルニで作出。 小中輪 微香 一重咲き 四季咲き。 ※下の「@バラ」の🏷タグから綺麗な　薔薇シリーズのバックナンバーをご覧頂けます。🤗

植物園の温室で見かけたこの花は ブルグマンシア のタグが付いていました。 ブルグマンシア…。ググってみたら エンジェルストランペット (キダチチョウセンアサガオ) の属名とありました。 でも街中で見掛けるエンジェルストランペットより花筒が随分長い感じです。６０cm 以上あるでしょうか。 エンジェルストランペットには 多くの園芸品種が作られているようで 花筒の長い品種のようです。 花期は６月〜１１月初旬頃ですが 原産地に近い温室の中では 今でも花を付けています。 中央・南アメリカ原産。 ナス科チョウセンアサガオ属の高木。

❤シクラメン大好き！❤第１５弾 ミニサイズのガーデン シクラメン スワンです。 白鳥(swan)が群れになって羽ばたいているような純白の花姿からその名前が付きました。 花びらの細かいフリンジがとても個性的で可愛いです。 屋外でも育てられるよう品種改良され 多少の寒風に当たっても枯れない育て易いシクラメンのようです。 ヨーロッパ地中海沿岸 アジア西部原産 サクラソウ科シクラメン属の耐寒性宿根草。 ※下の「@シクラメン」のタグからシクラメン大好き！シリーズのバックナンバーをご覧頂けます。

★似てる花を比べてみよう！★ 第23弾 ヒイラギモクセイ(柊木犀) はギンモクセイ(銀木犀)とヒイラギ(柊) の交雑種なので 特徴はとても よく似ています。 どこが違うのでしょうか？ ちょっと比べてみましょう。 　　ヒイラギモクセイ　ヒイラギ 樹高　　　４〜８m　　４〜８m 雌雄株　　雌雄異株　　雌雄異株 花色　　　白　　　　 白 花数　　　少ない　　　少ない 花弁　　　４枚　　　　４枚 花弁　　　長い　　　　先端反り返る 花径　　　8mm　　　 5mm 雄蕊　　　短い　　　　長く突出す 開花　　　10月　　　 11〜12月 香り　　　ほんのり　　ほんのり 葉形　　　長楕円形　 長楕円形 鋸葉　　　棘浅い　　　棘深い 棘の数　　多い　　　　少ない 葉色　　　濃緑 艶あり 濃緑 艶あり 幹　　　　コルク質　　瘤なし 　　　　　の瘤(コブ) 実　　　　結実なし※　 黒紫色 ※花の時期は雄蕊の長さで 花のない時期は葉っぱの棘状の鋸葉のギザギザの深さで区別するといいですね。🤗 ※柊木犀は 国内には雄株しかないため 実はなりません。 ◆ヒイラギモクセイ(柊木犀) 中国原産。 モクセイ科モクセイ属の常緑小高木。 ◆ヒイラギ(柊) 日本・中国原産。 モクセイ科モクセイ属の常緑小高木。 ※"★似てる花を比べてみよう！★"は 似ているけれどよく見たらちょっと　違う花を比較してみるシリーズです。 過去のpicをご覧になられる方は下記の"@似花"の🏷タグをポチッしてお進みください。🧐

今日のお花 ボケ(木瓜)です。 花の後に実る楕円形の果実がウリ(瓜)に似ているので木になる瓜でモケとなり これが訛ってボケになったのだとか…。 中国から渡来し 日本で多数の園芸品種が作られ花色も 赤 ピンク 白 オレンジなど様々です。 中国・日本原産。 バラ科ボケ属の落葉低木。

白地に鮮やかなブルーが入ったこの花はストレプトカーパス クリスタルアイスです。 近くの植物園で出会いました。 白とブルーのツートンに葉っぱのグリーンも相まって とっても綺麗なコントラストを演出しています。 寒さの厳しい季節は室内管理が必要で １８℃〜２５℃なら季節を問わず開花する室内向きの宿根草のようです。 アフリカ・マダガスカル原産。 イワタバコ科ストレプトカーパス属の常緑多年草。

スプレーギク（洋菊）は１株から放射状にたくさんの枝を出しこんもりとまとまって咲くため その名前が付きました。1950年代に日本や中国の菊がアメリカに渡って 園芸品種として育成されたもので スプレーマムとも言われます。 日光を浴びて キラキラ可愛く咲いています。🤗 中国原産。アメリカで品種改良。 キク科キク属の耐寒性多年草。

ソナレマツムシソウ(磯馴松虫草)は 高原に咲く松虫草の変異種で 文字通り 海岸の特殊な環境に適応した花です。 日本固有の絶滅危惧２類に指定されています。 この花は植物園で出会いましたが 自然界では 房総・三浦・伊豆半島に僅かに自生しているのだとか…。 松虫草に比べて 葉っぱが厚く 花茎が余り伸びないのが特徴です。 また 松虫草が開花後に枯れる越年草なのに対し 花が咲いても枯れずに残る多年草なのも違いです。 松虫草は 松虫が鳴く頃から花を咲かせることから そう名付けられたのだとか…。 日本原産。 スイカズラ科マツムシソウ属の多年草

この花はスワインソナ ガレギフォリアです。ちょっと難しい名前なので 和名では ホワイト スワンと呼ばれます。 春から初夏まで長期間にわたり スイトピーに似た純白の花を咲かせます。 水はけがいい日なたを好み 肥料も殆どなしで育ちます。 オーストラリア原産。 マメ科スワインソナ属の半耐寒性多年草。

今日のお花は晩春に咲くヤマブキ(山吹)の花です。黄金色に近い黄色が鮮やかです。 日本の春は 梅に始まり山吹で終わる と言われることもあるようで 古から人々に愛されてきた日本原産の花です。 万葉集の中でも １７首程の山吹を詠んだ歌が選ばれているようで 四季の移ろいを感じさせる身近な花のひとつですね。 日本・中国原産。 バラ科ヤマブキ属の落葉低木。

今日のお花はユキヤナギ（雪柳）です。枝一面にビッシリ白い花を付けています。 葉や弓のように枝垂れる枝の姿が柳に似て 雪が降り積ったような美しい花姿から そう名付けられました。 春の花も もちろんですが 秋の紅葉もまた 美しく切り花としても利用されます。 中国・日本原産。 バラ科シモツケ属の落葉低木。

★春までビオラを楽しむ★その15 近くの公園のビオラが綺麗に咲き揃いました。 ビオラもパンジーもスミレ科スミレ属に属し 野生のスミレから品種改良を重ねて作出されました。 ビオラの名前は スミレ科スミレ属のラテン語名violaから名付けられたのだとか…。 秋から春に掛けて花壇でも寄植えでも楽しめる この時期に欠かせない花の １つです。 北ヨーロッパ原産。 スミレ科スミレ属の耐寒性１年草。 ※「春までビオラを楽しむ」のバックナンバーをご覧になられる方は 下記の　@ビオラ の🏷タグをポチッしてお進みください。🤗

今日のお花ユキヤナギは白花が多いですが 花びらの外側が柔らかいピンク色のピンクユキヤナギです。 フジノピンクの別名でも呼ばれています。 ちっちゃくって濃いピンク色の丸い蕾も とてもキュートです。 咲き進むにつれて 花びらの色はピンクから白に変わっていきます。 中国原産。 バラ科シモツケ属の落葉低木。

ウエストリンギアの花は春から初夏が盛りですが 暑さ 寒さにもに強く今の時期でも花を咲かせる四季咲き性です。 細長い葉っぱや花の形がローズマリーに似ていることからオーストラリアンローズマリーの別名でも呼ばれています。 ただ ローズマリーのような芳香は残念ながら ありません…。 オーストラリア南西部原産。 シソ科ウエストリンギア属の常緑低木

今日のお花は初春に咲く春を告げる花 アカシアです。 ミモザまたはミモザアカシアの名前でも流通しています。 アカシアと言うと１９６０年代に流行った"アカシアの雨が止む時"と言う昭和歌謡に出て来るアカシアを思い出される方もいらっしゃるでしょうか。 このアカシアはニセアカシアのことで 北アメリカ原産の白い花で 同じマメ科ですが 属も違う花だそうです…。 オーストラリア・アフリカ原産。 マメ科アカシア属の常緑高木。

🌹綺麗な薔薇シリーズ🌹第５０弾 濃い紅茶のような色のこのバラはブラック ティーです。 夏の花は朱色に咲くようですが 秋に咲く花は色彩が深く一層美しいのだとか…。 １９７３年 日本で作出。 大輪 中香 四季咲き 半剣弁高芯咲き HT ※下の「@バラ」の🏷タグから綺麗な　薔薇シリーズのバックナンバーをご覧頂けます。🤗

目にも鮮やかなビタミンカラーのこの花はハナイソギク（花磯菊）です。 磯菊と園芸品種の家菊の交雑種と言われています。 黄色い管状花と白または黄色のちっちゃな舌状花から成るのが 管状花のみの磯菊との違いです。 葉っぱのぐるりの白い縁取りは 磯菊と特徴が同じです。 磯菊は 日本固有の野生菊で 元々は 関東近県の太平洋側の海岸の崖や岩場に自生していました。 日本原産。 キク科キク属の多年草。

●黒い木の実シリーズ第16弾● １cm位の黒紫色のユズリハ(譲葉)の実がたわわに実っています。 美味しそうに見えますが 有毒成分を含み 食べられません。 ユズリハは 春になって若葉が伸びると 古い葉は若葉に譲るように落ちることで その名前が付きました。 世代交代・子孫繁栄で 家系が途絶えることなく続く象徴として正月飾りの門松 しめ縄 鏡餅などに葉が使われています。 日本・中国・韓国原産。 ユズリハ科ユズリハ属の常緑高木。 ※下の「@黒い木の実」のタグから黒い木の実シリーズのバックナンバーをご覧頂けます。🤗

今日のお花は 初春に芳しい香りを漂わせるジンチョウゲ（沈丁花）です。 外側がピンクで内側が白の可愛い花を 塊って枝先に咲かせます。 名前は 香りが沈香(ジンコウ)※に似て 花形が丁子(クローブ)に似ていることに由来します。 夏のクチナシ（梔子） 秋の金木犀と共に三大香木と言われています。 雌雄異株ですが 日本にある木は殆どが雄株で 実を見ることは滅多にありませんが 可愛い赤い実を付けるそうです。 ※熱帯アジア原産の香木のひとつ。 中国原産。 ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木。

🌹綺麗な薔薇シリーズ🌹第４９弾 光線の関係で純白に見えますが パールピンク色のイングリッシュ ローズ セント セシリアです。 ３世紀にローマで殉教した 音楽の守護聖人 聖セシリアに因んで命名されたのだとか…。 咲き進むとパールピンクからアイボリーがかった優しい色合いになるようです。　 １９８７年イギリス オースチンで作出 大輪 強香 四季咲き カップ咲き。 ※下の「@バラ」の🏷タグから綺麗な　薔薇シリーズのバックナンバーをご覧頂けます。🤗

⭕赤い木の実シリーズ第49弾！⭕ 初夏に小さな純白の５弁花を咲かせていたコトネアスター ラクテウスに真っ赤な実が稔りました。 梨を小さくしたような形の５mm位の実は熟したまま冬まで枝に残ります。 同じバラ科のピラカンサと少し似ていますが 枝に棘がないことと葉に鋸歯がないことで 区別できます。 中国原産。 バラ科シャリントウ属の常緑低木。 ※赤い木の実の過去のpicは下記の"@kevinの赤い木の実"の🏷タグをポチッしてお進みください。🧐

この花は セラトシグマ ウイルモチアナムです。 別名アルタイ ルリマツリと呼ばれています。 ルリマツリ(プルンバーゴ)に似ていますが ルリマツリが南アフリカの原産なのに対し 中国西部やチベットの原産で花色も少し違います。 コバルトブルーの花は次々と咲き 初夏から１１月頃まで楽しめます。 地下茎を伸ばしながら広がり こんもりと密生していきます。 中国西部・チベット原産。 イソマツ科ケラトスティグマ属の半耐寒性半常緑亜低木。