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★ 翼で飛ぼうシリーズの一覧
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のんちゃん
昨日の オニグルミ鬼胡桃に続いて くらべっこ 1つ目 ヒメグルミ 姫胡桃 クルミ科クルミ属の落葉樹 在来種 北海道~九州に分布 オニグルミの変種で、果実がより小さいので、お名前に『姫』が付けられました。 オニグルミよりも 果実の殻が割りやすいため果樹として普及し栽培されています。 果実はオニグルミよりも丸っこく、大きさは 2.5~3.5cm 鬼グルミは 殻が硬くゴツゴツ 姫グルミは 殻が滑らかで薄く割れやすいのが特徴です。 撮影 2023 9/17 小石川植物園 ★ 食べて遠くへ運んでシリーズ ★ お姫さまコレクション お名前に 『姫』がついているものをコレクションしています いろんなお姫さまがいるんですよ。よろしければ、タグ🏷️からご覧下さい 2つ目〜3つ目 ノグルミ 野胡桃 クルミ科ノグルミ属の落葉樹 在来種 東海地方以西〜九州に分布 日当たりの良い林縁に生える 小石川植物園で出会いました。 上見て、下見て、キョロキョロ歩いてると、ハリネズミ🦔みたいな松ぼっくり?が落っこちてました。 どの木から落っこちたのかな? 名札付きの木が直ぐに見つかりました。 『ノグルミ』 へー?! オニグルミやヒメグルミとは 姿が全然違うんですけどね~ クルミ科の仲間なのだそうです。 果穂は 長さ2〜3cmの卵状楕円形。 苞が密に重なり 苞の間に 翼を持った平たい 5mmくらいの堅果が付いてます。 熟すると苞が開き 1つずつバラバラ落ちながら 風に吹かれ旅立ちます。 松ぼっくりと同じですね〜 撮影 2025 10/12 小石川植物園 ★ 翼で 飛ぼう シリーズ 種子散布方法別に分類し シリーズ化しています。コレは風散布の内、種子が翼を持っているものです
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のんちゃん
樹木を観てると かわいい鳥たちにも出会いますね。 写りが良くないですが、出会えた記念に 1つ目 ウメ と メジロ ウメ 梅 バラ科サクラ属の落葉高木 この写真 紅白混ざってますね。1本の木に 赤いお花と白いお花が咲く源平咲きの木。 メジロ 目白 スズメ目メジロ科メジロ属 椿や梅、桜の蜜を吸い 花粉を運ぶ重要なお役目。 スズメより小さな渋黄緑色の体と、お目目の周りをぐるりと囲んだ白い模様が特徴的。 撮影 2025 3/2 赤塚植物園 2つ目〜3つ目 イロハモミジ と エナガ イロハモミジ いろは紅葉 ムクロジ科カエデ属の落葉小高木 本州福島県以南〜四国、九州に分布 赤い芽鱗に包まれ ニコイチになってる 冬芽 撮影 2025 2/16 小石川植物園 エナガ 柄長 スズメ目エナガ科 九州以北の日本全国に生息 北海道に生息する、真っ白な頭に まん丸な姿がかわいくて有名な『シマエナガ』のお仲間です。 エナガはお名前の通り 丸く小さな体のわりに長い尾。眉のような黒い模様、黒く小さな嘴が特徴 平地から山地の林に棲息し 冬季は 都市公園の林でも見られるのだそうです。 小石川植物園のイロハモミジ並木で 出会いました。 イロハモミジの細い枝の間をチョンチョン すばしっこく行き来してました。そして ホバリングの姿も見せてくれました。 エナガがとまっている枝に イロハモミジのプロペラ翼果が少し残ってます。 撮影 2025 3/9 小石川植物園 4つ目 ツグミ 鶫 スズメ目ツグミ科ツグミ属 シベリアで繁殖し 越冬のため日本に飛来する 冬鳥 ヒヨドリくらいの大きさで、羽の渋オレンジ色、白眉、胸を張り姿勢良く見える姿が特徴的。 地面で 早足で数歩歩いてピタッと止まる動きが「だるまさんが転んだ」遊びをしてるようだと言われているそうです。 朝 ゴミ出ししついでに 公園のゴミ拾いしてたら いつもいるハトやスズメ以外に あれれ?見慣れない姿!?! 近寄れず、慌てて撮ったので 残念な写りです ご勘弁。 撮影 2025 3/17 お隣の公園
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のんちゃん
いろんな球果 (松ぼっくり) 実殻など ついつい拾いたくなっちゃいますが… 植物園のものは 持ち出せないので、写真に収めておきます。 1つ目 マツ科マツ属の仲間達 松ぼっくり ← 左の2つ ストローブマツ アメリカ大陸の東部(五大湖周辺)原産 アメリカやカナダでは最も普通に見られる松 □ 中 クロマツ 黒松 在来種 本州、四国、九州〜吐噶喇列島に分布。海辺を中心に自生 → 右 アカマツ 赤松 在来種 北海道南部〜本州、四国、九州に分布。内陸の野山に自生 松かさ(=鱗片) の 間に翼を持った種子が挟まって入っています。雨の日には松かさは閉じてて、晴れて乾いた日に笠が開き 種子がこぼれ落ちながら 風に吹かれて旅立ちます。 撮影 2024 3/3 小石川植物園 ★ 翼で 飛ぼう シリーズ 2つ目 コウヨウザン 広葉杉 ヒノキ科コウヨウザン属の常緑針葉樹 中国南部、台湾原産 江戸時代に渡来 球果は 3~5cm 10~11月頃になると褐色に熟し、笠の間に含まれる種子は6mm位の楕円形で翼を持ち、乾燥して開いた笠の間から風に乗って旅立ちます。 どうも、コウヨウザンは 球果だけじゃなくて 球果が付いた枝先が折れて、枝ごと落下するようです。この写真のように 20cmぐらいの枯れ枝がついているものがたくさん落ちていました。 拡大してみると 一つ一つの球果、キレイなんですよ 撮影 2024 3/3 小石川植物園 ★ 翼で 飛ぼう シリーズ 3つ目 スギ 杉 ヒノキ科スギ属の常緑高木 在来種(日本固有種) 本州の福島県以南〜四国、九州、屋久島に分布 ゴツゴツ複雑な形をした球果ですね。直径 2~2.5cmで、熟すと果鱗が開いて種子を落とします。 種子は翼ではなく稜があると、書かれたもの、翼を持っていると書かれたものとがありますが、どちらにしても 落ちながら風に吹かれて旅立つには違いないようです。 (一旦 翼シリーズに入れておきます) 花粉症で悩まされる嫌われ者になっちゃってますが… 日本固有種で、樹齢1000年以上と推定される古木•巨木が天然記念物に指定され、各地にあり 我が国の誇るべき樹木の一つだと思ってます。 日本一古い樹齢推定7,200年 屋久島の 縄文杉 などなど多数。会ってみたいなぁ〜 撮影 2025 2/16 小石川植物園 ★ 翼で 飛ぼう シリーズ 4つ目 フウ科フウ属の落葉高木のお仲間 ← 左 フウ 楓 別名 三角葉楓、台湾楓 朝鮮、中国、台湾、ラオス、ベトナム原産 果実は蒴果が集まった複合果。直径2.5~4cm モミジバフウのイガイガよりも細いイガイガで コレは種子を出して落っこちた実殻。種子は翼を持ってて、穴から出ると風に吹かれて旅立ちます → 右 モミジバフウ 紅葉葉楓 別名 アメリカ楓 北アメリカ、南アメリカ原産の帰化種 果実は蒴果が集まった複合果。直径3~4cmの球形で硬く フウのイガイガより太くイカツイかな。 コレは種子を出して落っこちた実殻。フウと一緒で 種子は翼を持ってて、穴から出ると風に吹かれて旅立ちます 葉っぱの形が違うので 見分けはつきやすいです。なのに 毎年この実殻を見て … あれれ?どっち?どっち?って、迷っちゃいます。 あははっ 撮影 2024 3/3 小石川植物園 ★ 翼で 飛ぼう シリーズ 5つ目 ノグルミ 野胡桃 クルミ科ノグルミ属の落葉高木 在来種 東海地方以西〜九州に分布 この果実を見た時 ん?!クルミ?!食べる胡桃とはゼンゼン違うなぁ〜って不思議な感じがしたので調べてみると、 山野に生え、葉や樹形がクルミに似ていることからこのお名前が付けられたとわかりました。 食べられるクルミ達とは属違いなんですね〜 写真のこの果穂は長さ2〜3cmの卵状楕円形で、触るとチクッと痛い苞が密に重なってて、翼を持った5mm位の小さな堅果が 苞の間につき、熟すと1個ずつ落ちる。 あーー!松ぼっくりと同じような仕組みだ!パラパラと落っこちながら風に吹かれて 翼を持った堅果が旅立つのですね! 撮影 2025 2/16 小石川植物園 ★ 翼で 飛ぼう シリーズ ••••••••••••••••••••••••••••• ★ 翼で 飛ぼう シリーズ いろいろな種子散布方法がありますね。勝手にタイトル付けて 種子散布方法別にシリーズ化してきます。 この翼シリーズは、翼果の風散布。 種子(果実)に翼があり 落下しながら風に吹かれて 親元から少しでも遠くへ種子を飛ばそうと工夫してるんです。 翼果と言えば、プロペラ翼のモミジや お舟のような形のアオギリ、ユリたちや、ケヤキ、ユリノキなどなど。ご興味があれば 🏷️★ 翼で 飛ぼう シリーズをご覧ください
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のんちゃん
ニワウルシ 庭漆 別名 シンジュ 神樹 ニガキ科ニワウルシ属の落葉高木 雌雄異株 原産 中国北中部 明治初期に渡来 1つ目 去年の夏、石神井川の橋の袂に立ってるこの木が なんとなく気になり 近寄って見ると… 緑の葉っぱよりも明るい黄緑色の部分拡大してみると ムムム?!コレは果実かなぁ? あなたは だぁれ? 気になったまんま 暑さでボーっとしてたのでしょう。写真撮ったことも お名前調べも うっかり忘れちゃってました。 2つ目 2月、3月 ハクモクレンの観察へ行った時 この木の前を通り道 ようやく思い出しました。 あ~~~ 忘れてたー ごめんね 果実は秋に熟し、落葉後 白く目立つ よーく目を凝らしてみると あー!種子が透けて見えてる! 3つ目 木の足元に目をやると翼を持った種子が たくさん落っこちてました。 翼果の長さは4〜4.5cm位で、真ん中に平たく円い5mm程の種子が入ってる。 先の方に 不思議な ねじれ がありますね。このねじれが効いて 風を受けると高速回転して飛んでいくそうです。 観察してて 風が吹くと サラサラ〜っと飛ばされていきました。 なるほどね~ この翼の工夫おもしろい! ★ 翼で 飛ぼう シリーズに追加! (種子散布方法別にシリーズ化してるんです。翼で飛ぼうは、翼果のこと。タグを開くと 翼果、結構集まってますよ) 4つ目 樹高は 10~20m 葉っぱは大型の羽状複葉が互生する。 調べて行くと 夏に緑白色の小花を多数円錐状につける。と、書かれてますが 私が見た夏には もう果実の姿でした。真夏ではなく初夏ってことかなぁ? 気になっていたので 5月の初め 観察しに行ってみたら オーマイガー! なんてこった バッサリーノ 剪定っていうより 何か恨みでもあるのか?ってくらい切り落とされていました。 がっかり 成長を待つか 他所で出会えるのを願うか…ですね お名前に「ウルシ」ってついていますがウルシ(ウルシ科)とは全く別モノなので ウルシのようにかぶれる事はないそうです。 枝分かれが少なく壮大な樹形になるが、時には30mほどの高さに至るため、「ニワ~」とはいえども庭植えには向かない。と、ありました。確かに〜無理だよね。 別名の「シンジュ(神樹)」は英語名「tree of heaven」の訳でドイツ名「Gtterbaum」も同じ意味。天に届くほど大きく育つことに由来するそうです。 撮影 2023 7月〜2024 2月.3月 石神井川沿い歩道 湿化味橋袂
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のんちゃん
ひきつづき 1月半ばの 練馬区立牧野記念庭園です。 1つ目 ムサシアブミ 武蔵鐙 お花を包む仏炎苞の形が、むかし武蔵の国で造られた鐙に似ている事から名付けられました。 現代の鐙とはゼンゼン違うので 想像しにくいですよね。 熟した赤い実をたくさんつけて倒れてました。ムサシアブミは全草毒なので食べちゃダメですが、鳥たちは食べるようです。 ★ 食べて遠くへ運んでシリーズ 撮影 2024 1/14 練馬区立牧野記念庭園 お花投稿 2020 4/30 2つ目 エノキ 榎木 ・熟した実を野鳥が好んで食べることから「餌の木」 ・鍬などの農機具の柄に使われていたから「柄の木」 枝がよく伸びることから「枝の木」 縁起の良い木を意味する「嘉木(よのき)」が訛ったもの など、数々のいわれがあります。 それだけ昔から親しまれているってことなんでしょうね。 小さな 果実は 毒は無いので口に入れて大丈夫。ほんのり甘みがあるとフォロワーさんから教わって 味見したことがあります。 ん〜?可食部分は少なくポソポソした感じで甘さは?? 鳥たちには人気のようです。 ★ 食べて遠くへ運んでシリーズ 撮影 2024 1/14 練馬区立牧野記念庭園 いい頃合いの果実投稿 2020 9/18 中山道志村一里塚の榎木投稿 〃 3つ目 ウバユリ 姥百合 うつむき加減のお花の姿が 赤ん坊を抱き俯いている姥の姿のようだと このお名前が付けられました。 花後の実は しっかり上を向いてます。これは完熟し薄い膜のような翼を持った種子を こぼした後の実ガラですね。 因みに、背後のフェンス越しに 自動車教習所の 練習風景が見えて なんとも不思議な感覚を味わいました。 ★ 翼で 飛ぼう シリーズ 撮影 2024 1/14 練馬区立牧野記念庭園 お花投稿 2022 7/19 種子投稿 2022 2/26 4つ目 マルバフジバカマ 丸葉藤袴 同じキク科だけど 在来のフジバカマとは 属が違うようです。 コチラは北アメリカ原産のアゲラティナ属。 他のお客さん達が「何か枯れてるのばっかりだね」と通り過ぎて行くのを横目に こんなに美しいのに… もったいないって、カメラを向けながら この種子たちが 風に乗ってふわふわ〜っと 旅立ち 命を繋ぐ未来を想像してみるのです。ぐぐーんと拡大してみて下さい。小さな種子が見えます。 ★ ふわふわシリーズ 撮影 2024 1/14 練馬区立牧野記念庭園 お花の投稿 2021 10/19 5つ目 アカシデ 赤四手 枝を見上げて撮っていると「何か鳥が居るの?」と質問されます。 鳥ではなく、コレ、赤シデを撮っていると答えると「なぁんだ⤵」って反応されちゃいました。 子孫を残す戦術 なかなか面白いんだけどなー ぐぐーんと拡大してみて下さい。 枯れ葉のように見えるのは果苞です。果苞の基部に堅果が1つずつくっついてて 冬の風に吹かれ 果苞を翼にして種子(翼果)が 旅立ちます。 ★ 翼で 飛ぼう シリーズ 撮影 2024 1/14 練馬区立牧野記念庭園
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のんちゃん
ボダイジュ 菩提樹 アオイ科シナノキ属の落葉高木 (旧分類ではシナノキ科) 中国原産の帰化種 今年の6月上旬 菩提樹のお花にはじめて会えました。 (お花、若い果実、葉っぱの投稿6/25) さてさて どうなったかな? 9月半ば見てきました。 葉っぱはまだ青く、 枯れ色になったヘラ状の苞葉(5〜8cm位)に 果序軸が くっつき 7〜8mmの 果実が ぶら下がります 果実が完熟し枝先から離れる時 この苞葉ごと一緒に離れ 翼になって風に乗って種を運びます。 ハートの葉っぱの黄葉もキレイなので また会いに行けるといいなぁ 撮影 2023 9/17 小石川植物園 ★ 翼で 飛ぼう シリーズ 種子散布方法別のシリーズです 翼果による風散布
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のんちゃん
アオギリ 青桐 梧桐 2/2 アオイ科アオギリ属の落葉高木 枯れ葉のように見えるけど これ、果皮なんです。 ぐぐーんと拡大すると、 果皮の縁に 種子がくっついているのや 葉っぱの葉脈のような スジ が 光に透けてるのが わかると思います。(=果脈) 花言葉 秘めた意志 秘めた恋 撮影 2022 11/3 北区赤羽自然観察公園 ★ 翼で飛ぼうシリーズ
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のんちゃん
★どうぶつシリーズ イヌシデ 犬四手 カバノキ科クマシデ属の落葉高木 雌雄同株・雌雄異花 本州、四国、九州の山野に分布 自生 ⬆ 春に咲くお花は 芋虫がブラブラぶら下がったよう。 ⬇ 花が終わると 苞が大きくなって垂れ下がり、果穂 (6〜7cm位) に なります。 夏、写真のこの頃はまだ青々としてますね。 先に投稿した イヌザクラと同じ場所なので(十数メートル離れてる) イヌザクラに背景になってもらいました。 晩秋には 薄茶色でカサカサになった果苞が 翼代わりになって風に吹かれ ひらひら 旅立ちます。 小さな 堅果(4〜5mm) を 守るように包んでいるのは 果苞 なんです。 お名前の由来は、 葉や新しい枝に毛が生えていることから“犬” 花の穂が垂れ下がっていた様子が、注連縄(しめなわ)に垂れ下がっている紙 = “ 四手 ” に 似ていることから。 お花の撮影 2022 果穂の撮影 2022 7/10 ヒミツの楽園 翼代わりの果苞 投稿 2022 2/24
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のんちゃん
アオギリ → イイギリ からのぉ〜 キリ 桐 キリ科キリ属の落葉広葉樹 中国中部原産の帰化種 10月の終わりに アオギリとイイギリを投稿したとき 本当は キリも一緒に投稿したかったんです。 残念。 撮影が間に合わなかった。 そして 今日ようやく撮って来ましたよ。 この時期 まだ葉っぱは 青々としてるんですけど (一応他の木もチェックしました)、この工事現場の若い木は すっかり丸裸。 見やすいからいいかなぁと思い こちらを撮ってきました。 大きな葉っぱは 長さ15~30㎝、幅10~25㎝。 下左 ↙ 蒴果は長さ 3~4㎝ の先っちょが尖った卵形。 下右 ↘ 本来は この時期まだ 熟してないはずなんですけど… ちょっとだけありました。(ラッキー) 褐色に熟し乾燥してくると 2つに裂けます。小鳥が嘴を開けてるみた〜い。 大きく開かないんです。これくらいまでかな。いっぺんに全部こぼれない工夫のようです。 薄い翼を持った 平たく小さな 種子(3~4㎜) が 冬の強い風に乗って 舞い飛びます。 上 ↑ 丸っこく 温かい毛布にくるまったようなツブツブは、来年5月に咲くお花の蕾です。 お花投稿 2020 5/23 花序全体引きの写真とアップの2枚 撮影 2022 11/3 工事現場の柵の中
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のんちゃん
アオギリ 青桐 アオイ科アオギリ属の落葉高木 沖縄、台湾、中国南部、ベトナム等の亜熱帯原産 古い時代に日本に渡来し庭木、街路樹、公園樹として広く使われる暖地では野生化。 8月の写真です。 都立赤塚公園 ニリンソウなどが咲いていた多様性保護エリア(大門地区)から 赤塚城址へ向かう途中。 ん?!ナンジャコレ?! はじめまして。 「この大きな葉っぱ 〇〇桐だったりして」 あははって 思いつつ 撮影して帰って調べてみると ビンゴ! アオ桐でした。 葉っぱの大きさは 15〜25cm、掌状に3〜5裂 お名前の由来は 葉大きくが 桐に似て、樹皮が青い(=緑色) からなのだそう。 右下の ➘ の 幹の写真をぐぐーんと拡大してみると 青さがわかると思います。 上 ↑ 大きな 青い葉っぱは、葉っぱってわかるけど この渋ピンク色の 葉っぱみたいな形の … 何だろう? ん?!… お豆みたいなのがくっついてる?! ぐぐーんと拡大してみて下さいね 左下 ↙ 一枚 取って ひっくり返して見ました。 お花の後 お豆さやのような 紡錘状の袋果ができ、 種子が成熟する前に 果皮が裂け5つに分かれ、長さ8cmほどの舟型になる。 舟型の 果皮基部の縁には1~5個 1cm 弱くらいの 種子ができる。 種子が熟すのは 秋 10月頃 更に乾燥してカサカサになる冬、強い風に吹かれ 大きな翼で飛んでくそう。 さて、ソロソロ見に行こうかな。 撮影 2022 8/22 都立赤塚公園
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のんちゃん
★ 翼で 飛ぼう シリーズ ⬅ モミジバフウ フウ ➡ ⬅ モミジバフウ 紅葉葉楓 別名 アメリカフウ フウ科フウ属の落葉高木 北アメリカ中南部〜東部、中央アメリカの原産 日本へは大正時代に渡来 さく果がたくさん集まった 3~4cm の 集合果。 拡大してみてくださいね。 イガイガの間に ボツボツと穴が開いてます。見えるかな。 完熟すると このように穴が開き 風に揺すぶられ 翼を持った種子が ( 長さ6〜8mmの細楕円形 ) が 飛び立ちます。 地面に落っこちていたのは 種を飛ばしたあとの実殻でした。 果実のイガイガの突起は花柱が残ったものだそうです。 ➡ フウ 楓 別名 サンカクバフウ 三角葉楓 タイワンフウ 台湾楓 フウ科フウ属の落葉高木 台湾、中国南部原産 日本には江戸時代中期に渡来 モミジバフウと同じように さく果がたくさん集まった 集合果で、完熟し 穴が開くと 翼を持った種子が飛び立ちます。 種子の様子もモミジバフウと よく似てるようです。 モミジバフウの イガイガは硬くゴッツい感じに対して フウの イガイガは 細く華奢な印象ですね。 撮影 2022 2/12 赤塚植物園 さて、さて 今回の ★ 翼で 飛ぼう シリーズ は、 そろそろおしまいにしておきましょうか。 まだ気になりつつ調べ中のモノもありますが … 次々に 春のお花が咲き始めてますからね! お付き合い下さり ありがとうございました。 ……………………………………… 覚え書き モミジバフウの葉っぱ 紅葉に似た掌状5〜7裂 フウの葉っぱ 掌状 3裂 トウカエデに似てるな。
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のんちゃん
★ 翼で 飛ぼう シリーズ メタセコイア 2/2 和名 アケボノスギ 曙杉 ヒノキ科メタセコイア属の落葉樹 1属1種 大きな樹に こんな小さな実がなります。2〜3㎝くらいのちょっと縦長の球果。 10〜11月に熟すと 果鱗が 開いて 翼を持った種子(4~5 ㎜) が 飛び立ったあと 春先 頃 実殻が 落っこちて来ます。 撮影 2022 2/19 療育センターのお庭
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のんちゃん
★ 翼で 飛ぼう シリーズ メタセコイア 1/2 和名 アケボノスギ 曙杉 ヒノキ科メタセコイア属の落葉樹 1属1種 スラーッと真っ直ぐ天に向かって伸びる立ち姿の美しい大樹。 この写真は 昨年12月 そろそろ落葉し始める頃の姿です。 撮影 2021 12/4 小石川植物園
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のんちゃん
★ 翼で 飛ぼう シリーズ ヒノキ 檜 桧 ヒノキ科ヒノキ属の常緑針葉高木 雌雄同株、雌雄異花 日本特産 本州(福島県以南)〜四国、九州に分布 スギに次ぐ重要造林種 シダーローズが落っこちてたり スミレが群生していた 神社の1月半ば。 ↑ 赤茶色の球果が 枝に付いてるの見えるかなぁ。スマホの限界です。 秋 10~11月に 8~12mm の 球果が成熟してきます。その時期はもっとたっぷりなってました。 ↓ 冬の乾燥した日 果鱗が開いて この隙間から 種子がこぼれて風に乗ります。 種子は 2 ~ 3 mm ほどで、種皮の一部が 薄い 翼 になります。 とは、言っても もうすっかり空っぽになった実殻が こうして落っこちて来るので 翼を持った種子は撮れていません。 撮影 2022 1/20 スマホ 神社
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のんちゃん
★ 翼で 飛ぼう シリーズ タカサゴユリ 高砂百合 ユリ科ユリ属の多年草 昨日投したウバユリと比べると 細っそりスリムな蒴果ですね。 ウバユリと同様 秋に熟して翼果を飛ばします。 この写真は2月。すでに空っぽでした。 実殻を 陽の光に透かして 眺めて来ましたよ。 ウバユリの翼果と比べると、 タカサゴユリは、茶色で、楕円形。翼を含めて 10mm前後位の翼果です。 撮影 2021 2/12 赤塚植物園
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のんちゃん
★ 翼で 飛ぼう シリーズ ウバユリ 姥百合 ユリ科ウバユリ属の多年草 在来種 本州 関東地方以西の太平洋岸〜四国、九州に分布 去年の夏、植物園じゃないところで 自生しているウバユリのお花を見て 感激したのを思い出します。嬉しくてついつい三連投しました。あははっ その後 モチロン 追っかけましたよ。 ↖ 9月 まだまだ若い実。 → 11月末。さぁて そろそろかなぁ 多様性保護エリアの柵の中にいるので 下手に手出しできません。 パカッと3つに割れた蒴果は だいたい長さ4~5㎝位。 うまく撮れませんでしたが、柵によじ登って 上から覗いてみると、種子は 3つに別れた部屋にキッチリ平積み収納されてました。 ダメ元で試しに軽〜く揺すってみると !!! ↙ コピー用紙よりも ずっと薄く 繊細な翼に包まれた種が ひらひらヒラリ〜と 溢れてきました。 おっとと! 慌てて受け止め そっと置いて撮影しました。 ゆるい三角の翼は11~13㎜くらい。 ちょっと風が吹いただけで あっという間に 全部 ひらひら~っと、飛んでいってしまいました。 お花の投稿 2021 7/19 撮影7/10 撮影 若い実 2021 9/24 スマホ 完熟 2021 11/27 都立赤塚公園 生物多様性保護エリア
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のんちゃん
★ 翼で 飛ぼう シリーズって言っていいかな イタドリ 虎杖 タデ科イタドリ属の多年草 北海道南部〜九州に分布 雌雄異株 GS1年生のとき、2年生のときに見っけた イタドリは バッサリーノでした。がっかりしてたら 小石川植物園で出会えました (名札なし) やった~ 雌株の雌花が咲き終わると 3つの萼が 大きくなり、黒く小さな果実 (そう果) を 包み 翼のようになります。 長さ1cm前後の翼、写真では 平たく1枚に見えてますが 3枚の翼なんです。 薄い翼を 午後の傾いてきた陽に透かしてみると 美しくて うっとり。 風が吹いて 一斉にそよそよ〜 風がやむのを待って。 夢中になって 撮影してました。 撮影 2021 12/4 小石川植物園 ★ どうぶつシリーズ
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のんちゃん
★ 翼で 飛ぼう シリーズって言っていいかな イヌシデ 犬四手 別名 シロシデ、ソロ、ソネ カバノキ科クマシデ属の落葉高木 雌雄同株・雌雄異花 本州、四国、九州の山野に分布 自生 春に出会ったお花は 花びらがなくて 芋虫がぶら〜んと ぶら下がったようでしたね。 ちょうど 桜の時期なので たぶんイヌシデのお花を見上げてる人は ほとんどいないでしょうね。 この写真 11月です。ただの カッサカサの枯れ葉じゃんって 思ったでしょう? 枯れ葉じゃないんですよ。 いひひ 長さ4〜12cmの果穂なんですよ。 ん?これが? ぐぐーんと拡大してみましょうか。 垂れ下がった果穂に付いてるのは、小さな 堅果(4〜5mm) を 守るように包んでいる 果苞 なんです。 果苞をよく見ると 葉っぱを縦半分こにカットしたような形ですね。 翼代わりの果苞は 1枚ずつバラけ 晩秋から冬の風にのって ひらひら 旅立ちます。 撮影 2021 11/27 赤塚城址 お花の投稿 2021 4/22 ★ どうぶつシリーズ
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のんちゃん
★ 翼で 飛ぼう シリーズ って言っていいかな ケヤキ 欅 ニレ科ケヤキ属の落葉高木 本州〜四国〜九州に分布 秋 11月の写真です。 昨日投稿したアキニレと同じニレ科の木ですね。 まん丸じゃない ちょっとイビツで小さな実は 4〜5mm位の痩果です。 ん?!翼果じゃないじゃん! ググーんと 拡大すると見えると思います。 翼は持ってないけど、枝先ごと小さい葉っぱを翼代わりに 風でクルクル回りながら飛びます。 この枝先、カラスや誰かが 折って落としたのではなく、あらかじめ 翼代わりになること前提でできているそうです。 ヘ〜 よく考えたね〜! 撮影 2021 11/14 療育センターのお庭
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のんちゃん
★ 翼で 飛ぼう シリーズ アキニレ 秋楡 ニレ科ニレ属の落葉高木 東海地方以西の 山野川原に分布 一般的に「ニレ」と呼ばれてる木は 春ニレのことで、お花は春に咲きます。 コチラは 秋 9月頃に お花が咲くので 秋ニレというお名前が付きました。と、知ったのに 去年また お花見逃しちゃった。 あ~あ もー私ったらぁー 11月初め頃には こんな実がなってました。 5mm位の種子が 10mm位の薄いシート状の翼果の中心に包まってます。 この時期 葉っぱは まだたくさんありました。落葉後 冬の風にのって 旅立ちます。 撮影 2021 11/3 帝京大学板橋キャンパス
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のんちゃん
★ 翼で 飛ぼう シリーズ ユリノキ 百合の木 モクレン科ユリノキ属の落葉高木 北アメリカ中部原産 日本へは明治時代初期に渡来 GSに参加して間もない1年生のときに覚えたユリノキ。 お花が咲きはじめる5月上旬 GW 頃はウキウキします。 ↙ ユリノキは 翼果がたくさん 集まった集合果です。 お花の後、緑色の若い実から 次第に変化し、 この写真は もうソロソロ熟してきてます。 瓦が 整然と重なり並ぶように 翼果が きっちり 並んでいます。 ↑ しばらくすると 集合果がほどけるように フワッと開き 風が吹くと 翼果が1枚ずつ 剥がれて 飛び立ちます。 5cm位 の細長い翼ですね。 カギっぽく曲ってるあたりに膨らみがあります。そこに種が 包まれています。 カギっぽいこの形を活かして きっちりきれいに重なり並んでいました。 ↘ もう少し残ってますが ほとんど飛びましたね。 1番 外側が カップのような形のまま しばらく枝先に 残ります。 撮影 2021 10/30 11/27 12/12 都立光が丘公園 赤塚植物園 お花の投稿 2020 5/29 5/30 2021 5/29
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のんちゃん
★ 翼で 飛ぼう シリーズ シマトネリコ 島十練子 モクセイ科トネリコ属の常緑高木(暖地)半常緑高木(寒地) 日本では沖縄に分布 亜熱帯の樹木だが 九州〜関東辺りまでは庭木、街路樹として利用されている ↑ この写真は11月半ば まだ完熟していない若い実です。 長さ2.5~3㎝、幅4~5㎜の 細長いヘラ状の翼です。 8mm位の細い種は 翼の上の方に包まってます。わかりにくいけど 少し膨らんでるの わかるかなぁ? ↓ 昨日 撮ってきました。 今の時期 どうだったかなぁ?と、気になったので 雨が降り出す前に ちょっと覗いてきました。 熟し乾燥すると 薄く軽くなり 風にのって旅立ちます。 クルクル〜 木の植えられてる そばの駐車場は 翼果だらけになっていました。 それでも まだまだ 枝先にたっぷり残ってましたよ。 撮影 2021 11/14 2022 2/19 飲食店の庭木 税理事務所の庭木
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のんちゃん
★ 翼で 飛ぼう シリーズ トウカエデ 唐楓 ムクロジ科カエデ属の落葉高木 中国南東部・台湾原産 江戸時代に中国から徳川幕府に寄贈されたのが始まりで 広がり 沖縄以外の 北海道〜九州に多く植えられている ↙ 4月~5月ごろに、黄緑色〜黄色っぽい小っさな花が( 2〜3mm )枝先の花序にまとまって咲きます。 ぼんやりボヤケてますが できたばかりの若い翼果も写ってます。 イロハモミジのお花も小っさいですよね。でも赤いので お花は見つけやすいです。このトウカエデは まぁ〜目立たないこと! ↑ 枝の様子も見てもらいたいので 引きで。 一つの柄に 10個以上の 翼果が わさわさとなり ぶら下がってました。 ↘ 秋 完熟し乾燥すると いよいよ風にのって 旅立ちます。 昨日投稿した イロハ紅葉のプロペラとの違い 感じますか? 幅広の翼 2枚が 閉じ気味で ハの字のよう。 全体的にイロハ紅葉より大きいです。(サイズ測定忘れちゃったーごめんなさい) イロハ紅葉と、一緒で プクッと丸く膨らんだ部分に種が包まってます。 通常 2枚の翼は バラバラになり 1枚の翼で風にのってクルクル回りながら飛んてくそうです。 飛んでる姿ゆっくり眺めてみたいなぁ 撮影 お花 2021 4/24 撮影 翼果 2021 11/3 B病院のお庭
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のんちゃん
★ 翼で 飛ぼう シリーズ 種子散布方法には いろんなタイプがありますね。植物たちの知恵や工夫がおもしろくて タイプ別にシリーズ化して投稿してます。 今回は、風で飛ばされる風散布という方法の中の 種が翼をもって 飛ぶってタイプ です。 果皮が種子と くっつき一体化し、果皮の一部が 翼状に発達した果実のことを翼果と言います。 まずは 有名どころ モミジのプロペラから。 しばらく翼果シリーズにお付き合い下さい。 イロハモミジ いろは紅葉 ムクロジ科カエデ属の落葉高木 日本で最もよく見られるカエデ属の種、紅葉の代表種。 本州福島県以南〜四国〜九州に分布 2枚の翼に それぞれ1つずつ種が包まってます。プクッとしてるのわかりますか? 熟し 乾燥した翼は 風に乗って クルクル回りながら飛びます。 撮影 2021 11/14 さぷろく四季の道 ★ 翼で 飛ぼう シリーズ タグを開くと 重複しますが過去に集めた翼果が入ってます。
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