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★ 翼で飛ぼうシリーズの一覧

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のんちゃん
昨日の  オニグルミ鬼胡桃に続いて くらべっこ 1つ目  ヒメグルミ 姫胡桃 クルミ科クルミ属の落葉樹 在来種 北海道~九州に分布 オニグルミの変種で、果実がより小さいので、お名前に『姫』が付けられました。 オニグルミよりも 果実の殻が割りやすいため果樹として普及し栽培されています。 果実はオニグルミよりも丸っこく、大きさは  2.5~3.5cm 鬼グルミは  殻が硬くゴツゴツ 姫グルミは  殻が滑らかで薄く割れやすいのが特徴です。 撮影 2023  9/17 小石川植物園 ★ 食べて遠くへ運んでシリーズ ★ お姫さまコレクション お名前に 『姫』がついているものをコレクションしています いろんなお姫さまがいるんですよ。よろしければ、タグ🏷️からご覧下さい 2つ目〜3つ目 ノグルミ 野胡桃 クルミ科ノグルミ属の落葉樹 在来種 東海地方以西〜九州に分布 日当たりの良い林縁に生える 小石川植物園で出会いました。 上見て、下見て、キョロキョロ歩いてると、ハリネズミ🦔みたいな松ぼっくり?が落っこちてました。 どの木から落っこちたのかな? 名札付きの木が直ぐに見つかりました。 『ノグルミ』 へー?! オニグルミやヒメグルミとは  姿が全然違うんですけどね~  クルミ科の仲間なのだそうです。 果穂は 長さ2〜3cmの卵状楕円形。 苞が密に重なり  苞の間に  翼を持った平たい 5mmくらいの堅果が付いてます。 熟すると苞が開き 1つずつバラバラ落ちながら  風に吹かれ旅立ちます。 松ぼっくりと同じですね〜 撮影 2025  10/12 小石川植物園 ★  翼で 飛ぼう シリーズ 種子散布方法別に分類し シリーズ化しています。コレは風散布の内、種子が翼を持っているものです
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のんちゃん
樹木を観てると かわいい鳥たちにも出会いますね。 写りが良くないですが、出会えた記念に 1つ目 ウメ と メジロ ウメ 梅 バラ科サクラ属の落葉高木 この写真 紅白混ざってますね。1本の木に  赤いお花と白いお花が咲く源平咲きの木。 メジロ  目白 スズメ目メジロ科メジロ属 椿や梅、桜の蜜を吸い 花粉を運ぶ重要なお役目。 スズメより小さな渋黄緑色の体と、お目目の周りをぐるりと囲んだ白い模様が特徴的。 撮影 2025  3/2 赤塚植物園 2つ目〜3つ目 イロハモミジ と エナガ イロハモミジ いろは紅葉 ムクロジ科カエデ属の落葉小高木 本州福島県以南〜四国、九州に分布 赤い芽鱗に包まれ  ニコイチになってる  冬芽 撮影 2025  2/16 小石川植物園 エナガ 柄長 スズメ目エナガ科 九州以北の日本全国に生息 北海道に生息する、真っ白な頭に まん丸な姿がかわいくて有名な『シマエナガ』のお仲間です。 エナガはお名前の通り 丸く小さな体のわりに長い尾。眉のような黒い模様、黒く小さな嘴が特徴 平地から山地の林に棲息し  冬季は  都市公園の林でも見られるのだそうです。 小石川植物園のイロハモミジ並木で  出会いました。 イロハモミジの細い枝の間をチョンチョン すばしっこく行き来してました。そして  ホバリングの姿も見せてくれました。 エナガがとまっている枝に  イロハモミジのプロペラ翼果が少し残ってます。 撮影 2025  3/9 小石川植物園 4つ目 ツグミ 鶫 スズメ目ツグミ科ツグミ属 シベリアで繁殖し  越冬のため日本に飛来する  冬鳥 ヒヨドリくらいの大きさで、羽の渋オレンジ色、白眉、胸を張り姿勢良く見える姿が特徴的。 地面で  早足で数歩歩いてピタッと止まる動きが「だるまさんが転んだ」遊びをしてるようだと言われているそうです。 朝  ゴミ出ししついでに  公園のゴミ拾いしてたら  いつもいるハトやスズメ以外に  あれれ?見慣れない姿!?!   近寄れず、慌てて撮ったので  残念な写りです  ご勘弁。 撮影 2025  3/17 お隣の公園
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のんちゃん
いろんな球果  (松ぼっくり)   実殻など  ついつい拾いたくなっちゃいますが… 植物園のものは  持ち出せないので、写真に収めておきます。 1つ目 マツ科マツ属の仲間達 松ぼっくり ←  左の2つ ストローブマツ  アメリカ大陸の東部(五大湖周辺)原産  アメリカやカナダでは最も普通に見られる松 □  中 クロマツ 黒松 在来種 本州、四国、九州〜吐噶喇列島に分布。海辺を中心に自生 →  右 アカマツ 赤松 在来種 北海道南部〜本州、四国、九州に分布。内陸の野山に自生  松かさ(=鱗片) の 間に翼を持った種子が挟まって入っています。雨の日には松かさは閉じてて、晴れて乾いた日に笠が開き 種子がこぼれ落ちながら  風に吹かれて旅立ちます。 撮影 2024  3/3 小石川植物園 ★  翼で 飛ぼう シリーズ 2つ目 コウヨウザン 広葉杉 ヒノキ科コウヨウザン属の常緑針葉樹 中国南部、台湾原産   江戸時代に渡来 球果は  3~5cm 10~11月頃になると褐色に熟し、笠の間に含まれる種子は6mm位の楕円形で翼を持ち、乾燥して開いた笠の間から風に乗って旅立ちます。 どうも、コウヨウザンは 球果だけじゃなくて  球果が付いた枝先が折れて、枝ごと落下するようです。この写真のように  20cmぐらいの枯れ枝がついているものがたくさん落ちていました。 拡大してみると 一つ一つの球果、キレイなんですよ 撮影 2024  3/3 小石川植物園 ★  翼で 飛ぼう シリーズ 3つ目 スギ 杉 ヒノキ科スギ属の常緑高木 在来種(日本固有種) 本州の福島県以南〜四国、九州、屋久島に分布 ゴツゴツ複雑な形をした球果ですね。直径 2~2.5cmで、熟すと果鱗が開いて種子を落とします。 種子は翼ではなく稜があると、書かれたもの、翼を持っていると書かれたものとがありますが、どちらにしても  落ちながら風に吹かれて旅立つには違いないようです。 (一旦 翼シリーズに入れておきます) 花粉症で悩まされる嫌われ者になっちゃってますが… 日本固有種で、樹齢1000年以上と推定される古木•巨木が天然記念物に指定され、各地にあり  我が国の誇るべき樹木の一つだと思ってます。 日本一古い樹齢推定7,200年 屋久島の  縄文杉 などなど多数。会ってみたいなぁ〜 撮影 2025  2/16 小石川植物園 ★  翼で 飛ぼう シリーズ 4つ目 フウ科フウ属の落葉高木のお仲間 ← 左  フウ 楓 別名 三角葉楓、台湾楓 朝鮮、中国、台湾、ラオス、ベトナム原産 果実は蒴果が集まった複合果。直径2.5~4cm  モミジバフウのイガイガよりも細いイガイガで  コレは種子を出して落っこちた実殻。種子は翼を持ってて、穴から出ると風に吹かれて旅立ちます → 右  モミジバフウ 紅葉葉楓 別名  アメリカ楓 北アメリカ、南アメリカ原産の帰化種 果実は蒴果が集まった複合果。直径3~4cmの球形で硬く フウのイガイガより太くイカツイかな。 コレは種子を出して落っこちた実殻。フウと一緒で  種子は翼を持ってて、穴から出ると風に吹かれて旅立ちます 葉っぱの形が違うので  見分けはつきやすいです。なのに  毎年この実殻を見て  … あれれ?どっち?どっち?って、迷っちゃいます。 あははっ 撮影 2024  3/3 小石川植物園 ★  翼で 飛ぼう シリーズ 5つ目 ノグルミ 野胡桃 クルミ科ノグルミ属の落葉高木 在来種 東海地方以西〜九州に分布 この果実を見た時 ん?!クルミ?!食べる胡桃とはゼンゼン違うなぁ〜って不思議な感じがしたので調べてみると、 山野に生え、葉や樹形がクルミに似ていることからこのお名前が付けられたとわかりました。 食べられるクルミ達とは属違いなんですね〜 写真のこの果穂は長さ2〜3cmの卵状楕円形で、触るとチクッと痛い苞が密に重なってて、翼を持った5mm位の小さな堅果が 苞の間につき、熟すと1個ずつ落ちる。 あーー!松ぼっくりと同じような仕組みだ!パラパラと落っこちながら風に吹かれて  翼を持った堅果が旅立つのですね! 撮影 2025  2/16 小石川植物園  ★  翼で 飛ぼう シリーズ ••••••••••••••••••••••••••••• ★  翼で 飛ぼう シリーズ いろいろな種子散布方法がありますね。勝手にタイトル付けて  種子散布方法別にシリーズ化してきます。 この翼シリーズは、翼果の風散布。 種子(果実)に翼があり 落下しながら風に吹かれて  親元から少しでも遠くへ種子を飛ばそうと工夫してるんです。 翼果と言えば、プロペラ翼のモミジや  お舟のような形のアオギリ、ユリたちや、ケヤキ、ユリノキなどなど。ご興味があれば 🏷️★  翼で 飛ぼう シリーズをご覧ください
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のんちゃん
ニワウルシ  庭漆 別名 シンジュ 神樹 ニガキ科ニワウルシ属の落葉高木 雌雄異株 原産 中国北中部 明治初期に渡来 1つ目 去年の夏、石神井川の橋の袂に立ってるこの木が  なんとなく気になり 近寄って見ると… 緑の葉っぱよりも明るい黄緑色の部分拡大してみると ムムム?!コレは果実かなぁ? あなたは  だぁれ? 気になったまんま  暑さでボーっとしてたのでしょう。写真撮ったことも お名前調べも  うっかり忘れちゃってました。 2つ目 2月、3月  ハクモクレンの観察へ行った時  この木の前を通り道 ようやく思い出しました。 あ~~~ 忘れてたー ごめんね 果実は秋に熟し、落葉後 白く目立つ よーく目を凝らしてみると  あー!種子が透けて見えてる! 3つ目 木の足元に目をやると翼を持った種子が  たくさん落っこちてました。 翼果の長さは4〜4.5cm位で、真ん中に平たく円い5mm程の種子が入ってる。 先の方に 不思議な ねじれ がありますね。このねじれが効いて 風を受けると高速回転して飛んでいくそうです。 観察してて 風が吹くと  サラサラ〜っと飛ばされていきました。 なるほどね~ この翼の工夫おもしろい! ★  翼で 飛ぼう シリーズに追加! (種子散布方法別にシリーズ化してるんです。翼で飛ぼうは、翼果のこと。タグを開くと  翼果、結構集まってますよ) 4つ目 樹高は  10~20m 葉っぱは大型の羽状複葉が互生する。 調べて行くと  夏に緑白色の小花を多数円錐状につける。と、書かれてますが   私が見た夏には もう果実の姿でした。真夏ではなく初夏ってことかなぁ? 気になっていたので  5月の初め  観察しに行ってみたら オーマイガー! なんてこった バッサリーノ 剪定っていうより 何か恨みでもあるのか?ってくらい切り落とされていました。 がっかり 成長を待つか 他所で出会えるのを願うか…ですね お名前に「ウルシ」ってついていますがウルシ(ウルシ科)とは全く別モノなので  ウルシのようにかぶれる事はないそうです。 枝分かれが少なく壮大な樹形になるが、時には30mほどの高さに至るため、「ニワ~」とはいえども庭植えには向かない。と、ありました。確かに〜無理だよね。 別名の「シンジュ(神樹)」は英語名「tree of heaven」の訳でドイツ名「Gtterbaum」も同じ意味。天に届くほど大きく育つことに由来するそうです。 撮影 2023  7月〜2024  2月.3月 石神井川沿い歩道 湿化味橋袂
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のんちゃん
ひきつづき  1月半ばの 練馬区立牧野記念庭園です。 1つ目 ムサシアブミ 武蔵鐙 お花を包む仏炎苞の形が、むかし武蔵の国で造られた鐙に似ている事から名付けられました。 現代の鐙とはゼンゼン違うので 想像しにくいですよね。 熟した赤い実をたくさんつけて倒れてました。ムサシアブミは全草毒なので食べちゃダメですが、鳥たちは食べるようです。 ★ 食べて遠くへ運んでシリーズ 撮影 2024  1/14 練馬区立牧野記念庭園 お花投稿 2020  4/30 2つ目 エノキ 榎木 ・熟した実を野鳥が好んで食べることから「餌の木」 ・鍬などの農機具の柄に使われていたから「柄の木」 枝がよく伸びることから「枝の木」 縁起の良い木を意味する「嘉木(よのき)」が訛ったもの など、数々のいわれがあります。 それだけ昔から親しまれているってことなんでしょうね。 小さな  果実は 毒は無いので口に入れて大丈夫。ほんのり甘みがあるとフォロワーさんから教わって 味見したことがあります。 ん〜?可食部分は少なくポソポソした感じで甘さは?? 鳥たちには人気のようです。 ★ 食べて遠くへ運んでシリーズ 撮影 2024  1/14 練馬区立牧野記念庭園 いい頃合いの果実投稿  2020  9/18 中山道志村一里塚の榎木投稿   〃 3つ目 ウバユリ 姥百合 うつむき加減のお花の姿が  赤ん坊を抱き俯いている姥の姿のようだと  このお名前が付けられました。 花後の実は  しっかり上を向いてます。これは完熟し薄い膜のような翼を持った種子を  こぼした後の実ガラですね。 因みに、背後のフェンス越しに  自動車教習所の 練習風景が見えて なんとも不思議な感覚を味わいました。 ★  翼で 飛ぼう シリーズ 撮影 2024  1/14 練馬区立牧野記念庭園 お花投稿 2022  7/19 種子投稿 2022  2/26 4つ目 マルバフジバカマ 丸葉藤袴 同じキク科だけど  在来のフジバカマとは 属が違うようです。 コチラは北アメリカ原産のアゲラティナ属。 他のお客さん達が「何か枯れてるのばっかりだね」と通り過ぎて行くのを横目に こんなに美しいのに…  もったいないって、カメラを向けながら  この種子たちが  風に乗ってふわふわ〜っと  旅立ち  命を繋ぐ未来を想像してみるのです。ぐぐーんと拡大してみて下さい。小さな種子が見えます。 ★ ふわふわシリーズ 撮影 2024  1/14 練馬区立牧野記念庭園 お花の投稿  2021  10/19 5つ目 アカシデ 赤四手 枝を見上げて撮っていると「何か鳥が居るの?」と質問されます。 鳥ではなく、コレ、赤シデを撮っていると答えると「なぁんだ⤵」って反応されちゃいました。 子孫を残す戦術  なかなか面白いんだけどなー ぐぐーんと拡大してみて下さい。 枯れ葉のように見えるのは果苞です。果苞の基部に堅果が1つずつくっついてて 冬の風に吹かれ 果苞を翼にして種子(翼果)が  旅立ちます。 ★  翼で 飛ぼう シリーズ 撮影 2024  1/14 練馬区立牧野記念庭園
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のんちゃん
アオギリ → イイギリ からのぉ〜 キリ 桐 キリ科キリ属の落葉広葉樹 中国中部原産の帰化種 10月の終わりに アオギリとイイギリを投稿したとき 本当は キリも一緒に投稿したかったんです。 残念。 撮影が間に合わなかった。 そして 今日ようやく撮って来ましたよ。 この時期 まだ葉っぱは 青々としてるんですけど (一応他の木もチェックしました)、この工事現場の若い木は すっかり丸裸。 見やすいからいいかなぁと思い こちらを撮ってきました。 大きな葉っぱは 長さ15~30㎝、幅10~25㎝。 下左 ↙ 蒴果は長さ 3~4㎝ の先っちょが尖った卵形。 下右 ↘ 本来は この時期まだ 熟してないはずなんですけど… ちょっとだけありました。(ラッキー) 褐色に熟し乾燥してくると 2つに裂けます。小鳥が嘴を開けてるみた〜い。  大きく開かないんです。これくらいまでかな。いっぺんに全部こぼれない工夫のようです。 薄い翼を持った 平たく小さな 種子(3~4㎜) が 冬の強い風に乗って 舞い飛びます。 上 ↑ 丸っこく 温かい毛布にくるまったようなツブツブは、来年5月に咲くお花の蕾です。 お花投稿 2020 5/23 花序全体引きの写真とアップの2枚 撮影 2022 11/3 工事現場の柵の中
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アオギリ 青桐 アオイ科アオギリ属の落葉高木 沖縄、台湾、中国南部、ベトナム等の亜熱帯原産 古い時代に日本に渡来し庭木、街路樹、公園樹として広く使われる暖地では野生化。 8月の写真です。 都立赤塚公園 ニリンソウなどが咲いていた多様性保護エリア(大門地区)から 赤塚城址へ向かう途中。 ん?!ナンジャコレ?! はじめまして。 「この大きな葉っぱ 〇〇桐だったりして」 あははって 思いつつ 撮影して帰って調べてみると ビンゴ! アオ桐でした。 葉っぱの大きさは 15〜25cm、掌状に3〜5裂 お名前の由来は 葉大きくが 桐に似て、樹皮が青い(=緑色) からなのだそう。 右下の ➘ の 幹の写真をぐぐーんと拡大してみると 青さがわかると思います。 上 ↑ 大きな 青い葉っぱは、葉っぱってわかるけど この渋ピンク色の 葉っぱみたいな形の …  何だろう? ん?!… お豆みたいなのがくっついてる?! ぐぐーんと拡大してみて下さいね 左下 ↙ 一枚 取って ひっくり返して見ました。 お花の後 お豆さやのような 紡錘状の袋果ができ、 種子が成熟する前に 果皮が裂け5つに分かれ、長さ8cmほどの舟型になる。 舟型の 果皮基部の縁には1~5個 1cm 弱くらいの 種子ができる。 種子が熟すのは 秋 10月頃 更に乾燥してカサカサになる冬、強い風に吹かれ 大きな翼で飛んでくそう。 さて、ソロソロ見に行こうかな。 撮影 2022 8/22 都立赤塚公園 
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★  翼で 飛ぼう シリーズ ⬅ モミジバフウ   フウ ➡ ⬅ モミジバフウ 紅葉葉楓 別名 アメリカフウ  フウ科フウ属の落葉高木 北アメリカ中南部〜東部、中央アメリカの原産 日本へは大正時代に渡来 さく果がたくさん集まった 3~4cm の 集合果。 拡大してみてくださいね。 イガイガの間に ボツボツと穴が開いてます。見えるかな。 完熟すると このように穴が開き 風に揺すぶられ 翼を持った種子が ( 長さ6〜8mmの細楕円形 ) が 飛び立ちます。 地面に落っこちていたのは 種を飛ばしたあとの実殻でした。 果実のイガイガの突起は花柱が残ったものだそうです。 ➡ フウ 楓 別名 サンカクバフウ 三角葉楓    タイワンフウ 台湾楓 フウ科フウ属の落葉高木 台湾、中国南部原産 日本には江戸時代中期に渡来 モミジバフウと同じように さく果がたくさん集まった 集合果で、完熟し 穴が開くと 翼を持った種子が飛び立ちます。 種子の様子もモミジバフウと よく似てるようです。 モミジバフウの イガイガは硬くゴッツい感じに対して  フウの イガイガは 細く華奢な印象ですね。 撮影 2022 2/12 赤塚植物園 さて、さて 今回の ★  翼で 飛ぼう シリーズ は、 そろそろおしまいにしておきましょうか。 まだ気になりつつ調べ中のモノもありますが … 次々に 春のお花が咲き始めてますからね! お付き合い下さり ありがとうございました。 ……………………………………… 覚え書き モミジバフウの葉っぱ 紅葉に似た掌状5〜7裂 フウの葉っぱ 掌状 3裂  トウカエデに似てるな。
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のんちゃん
★  翼で 飛ぼう シリーズ ウバユリ 姥百合 ユリ科ウバユリ属の多年草 在来種  本州 関東地方以西の太平洋岸〜四国、九州に分布 去年の夏、植物園じゃないところで 自生しているウバユリのお花を見て 感激したのを思い出します。嬉しくてついつい三連投しました。あははっ その後 モチロン 追っかけましたよ。 ↖ 9月 まだまだ若い実。 → 11月末。さぁて そろそろかなぁ 多様性保護エリアの柵の中にいるので 下手に手出しできません。 パカッと3つに割れた蒴果は だいたい長さ4~5㎝位。 うまく撮れませんでしたが、柵によじ登って 上から覗いてみると、種子は 3つに別れた部屋にキッチリ平積み収納されてました。 ダメ元で試しに軽〜く揺すってみると !!! ↙ コピー用紙よりも ずっと薄く 繊細な翼に包まれた種が ひらひらヒラリ〜と 溢れてきました。 おっとと! 慌てて受け止め そっと置いて撮影しました。 ゆるい三角の翼は11~13㎜くらい。 ちょっと風が吹いただけで あっという間に 全部 ひらひら~っと、飛んでいってしまいました。 お花の投稿 2021 7/19 撮影7/10 撮影 若い実 2021 9/24 スマホ    完熟  2021 11/27 都立赤塚公園 生物多様性保護エリア
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のんちゃん
★  翼で 飛ぼう シリーズ トウカエデ 唐楓 ムクロジ科カエデ属の落葉高木 中国南東部・台湾原産 江戸時代に中国から徳川幕府に寄贈されたのが始まりで 広がり 沖縄以外の 北海道〜九州に多く植えられている ↙ 4月~5月ごろに、黄緑色〜黄色っぽい小っさな花が( 2〜3mm )枝先の花序にまとまって咲きます。 ぼんやりボヤケてますが できたばかりの若い翼果も写ってます。 イロハモミジのお花も小っさいですよね。でも赤いので お花は見つけやすいです。このトウカエデは まぁ〜目立たないこと! ↑ 枝の様子も見てもらいたいので 引きで。 一つの柄に 10個以上の 翼果が わさわさとなり ぶら下がってました。 ↘ 秋 完熟し乾燥すると いよいよ風にのって 旅立ちます。 昨日投稿した イロハ紅葉のプロペラとの違い 感じますか? 幅広の翼 2枚が 閉じ気味で ハの字のよう。 全体的にイロハ紅葉より大きいです。(サイズ測定忘れちゃったーごめんなさい) イロハ紅葉と、一緒で プクッと丸く膨らんだ部分に種が包まってます。 通常 2枚の翼は バラバラになり 1枚の翼で風にのってクルクル回りながら飛んてくそうです。 飛んでる姿ゆっくり眺めてみたいなぁ 撮影 お花 2021 4/24 撮影 翼果 2021 11/3 B病院のお庭
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