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楓(カエデ)の一覧

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ジョー
紅葉🍁の綺麗な季節になりましたね🍂 今日は、もみじの恋話ならぬ、花話(はなばな)です✨ 《もみじ》と《カエデ》 実はもみじと楓に品種の違いはありません。 楓に分類される植物のうちいくつかの品種がもみじと呼ばれていますが、植物学における分類と一般的な名称は異なります。 もみじと楓は「ムクロジ科カエデ属」に属する同じ種類の植物です。「もみじ」という品種は存在せず、楓の中の数種類がもみじと呼ばれます。そのため違う種類の植物のように認識されることもしばしば。 英語では楓を全て「Maple(メープル)」と呼ぶことからも、楓に別名があるのは日本独特の文化だということが分かります。 植物学上では同じ植物とされている一方で、一般的にもみじと楓はざっくりと区別されています。 明確な定義はありませんが、楓の中でも形が手のひらのように整っていて色鮮やかな種類を特にもみじと呼ぶのだそうです。 形に着目すると、葉に5つ以上の深い切れ込みがあるものをもみじ(写真㊨)主にイロハカエデやヤマモミジ等。 切れ込みが浅いものを楓(写真写真㊧)主にトウカエデやサトウカエデ等 とするのが主流です。特に園芸や盆栽の世界では、これらの基準を基に比較的はっきりともみじと楓が区別されます。 もみじという言葉は、古語の「もみづ」(もみず)という動詞からきたもの。「もみず」とは植物が赤や黄色に色づくことを意味しており、本来は楓以外の植物にも使われていました。 中でも楓の紅葉が見事だったことから、特に鮮やかに色づいた数種類の楓が「もみじ」と呼ばれるようになったのだそうです。 楓という名称はその見た目に由来します。葉の先がギザギザした形が、古くから蛙の手に見立てられてきたのだとか。 「かえるで」(蛙手)が変化し、現在ではお馴染みの「かえで」と発音されています。 「もみじ」と「楓」を区別するのは私たち日本人特有で、あくまで「カエデ科カエデ属」という分類の中に「もみじ」と呼ばれる括りがあるとされています。 少しの表現の違いでも風情を感じさせるところが日本らしいですね。 今年は、もみじとカエデの違いに注目して、紅葉🍁を楽しんでみてはいかがでしょうか?
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