【上毛かるた】 上毛かるたの「む」 "昔を語る多胡の古碑" ユネスコ「世界の記憶」 国の特別史跡の上野三碑(こうずけさんぴ)の 一つ。 和銅四(711)年、中央政府からの命令で新たに多胡郡を設置したことを記念した建郡碑。多胡郡はかねてより中央と関わりの深い経済上の要地で、奈良・平安時代には上野国有数の手工業地域(窯業・布生産)に成長。 日本の古代石碑が、主に近畿・九州地方にある処、群馬県に三碑あるのは興味深いところです。 個人的には、太平洋戦争終結後、ＧＨＱに接収、略奪されるのを恐れて、隠すために多胡碑が地中に埋められたという話が当時の世相が想像出来て面白いなと思います。 写真左上が多胡碑。 右上が上野三碑かるた。 写真左下、右下は敷地内で色付く銀杏と満開の山茶花。下中央は多胡碑記念館です。 ※多胡碑記念館はユネスコ登録記念で冷和4年3月31日まで入場無料です。