寒蘭　武陵💞 置き場所を変えて見ました 昔の文人は、すっきりと立ち上がる姿が、その香りと相まって麗人の上品な立居振舞いを連想させる魅力に尽きると言っていました✨🍀✨

冬を楽しむ⛄️ 寒蘭　武陵　の花が全開しました。上品な香りが 漂い至福のひとときを過ごしています🍀 今年は5種類の寒蘭の中で、この鉢の花しか 咲かなかったので、反省しています💞

寒蘭　武陵💞　　桃花系です 寒い時期に咲くため　寒蘭　と呼ばれています。洋蘭のような派手さや華やかさはありませんが、空間やバランスに優れた美しさがあります🍀 昨日から咲き始めました。上品な香りが漂っています🎶💓

今日は天気が良いので出掛けようかと思ったのですが、風が強いのでやっぱりやめました。 多少天気が悪くても大丈夫ですが、風はダメですね。 頭皮の関係上風ＮＧなんで、今日のお出掛けは中止となりました。 土佐寒蘭・楊貴妃。 薄黄色の大輪花を咲かせる個体。 金鵄系の中でも白みが強くクリーム色っぽい感じになるものを白金鵄と呼び、そんな白金鵄系の中でも代表的なのがこの楊貴妃さんらしいです。 約６０年前に登録された古い品種で、白金鵄系の先駆け的存在と言っても良い個体だと思いますね。 繊細な赤軸に大振りな薄黄色の花というコントラストが非常に美しく、優雅で上品な花姿はまさに楊貴妃さんって感じがします。 いやまぁ、もちろん本物の楊貴妃がどんなんなのか分かりませんけども。 昔の人だし、ってかむしろ太ってたらしいし… たぶんスタイルよりも色白で美しい花色からイメージして名付けたんでしょうけどね、きっと。 ちなみに楊貴妃の少し後に登録されている「神曲」という個体と同一のものとされており、一つの個体に二つの銘というちょっとワケありっぽい感じの寒蘭ですね。 室戸錦＆飛燕とかもそうですが、どうしてこういうことがちょいちょい起きてるのか？イマイチ謎です。 何となく大人の事情が絡んでそうな気がするので、探っても面白いことはないと思いますね。 そのへんのリアルな裏事情とかはあまり気にしないようにしようと思います

初めての寒蘭。 花も香りも 姿も美し✨

土佐寒蘭・金鵄。 黄花系の始祖たる記念すべき個体。 80年以上前に登録された古い品種で、土佐寒蘭史上初めての黄花個体です。 黄花系の寒蘭そのものを「金鵄花」と呼ぶのですが金鵄というワード自体はそもそもこの個体のことを指しており、金鵄に似た黄花の個体を一纏めにして何時しか金鵄花というジャンルが生まれたんだろうなって思いますね。 まぁあまりに古い品種なので類似個体や誤品も数多く、そのへんの区別が面倒くさくなって一纏めにしちゃったという可能性もあるとは思いますが。。 ちなみに本来の金鵄は花形もそんなに良くないし特に大輪というわけでもないし花付きが良いということもないですし、正直なところ花色が黄色いということ以外には特にこれといった長所が見当たらないと言っても過言ではないと思います。 しかし原種らしいワイルドな雰囲気が逆にカッコイイと言いますか、如何にもプロトタイプって感じがして個人的には好きですね。

ハオルチアの合間に寒蘭を差し込んで行くスタイルです。 土佐寒蘭「花鳥」。 弁の広いふくよかな咲き方をする赤花の寒蘭。 平成４年に登録された個体で、土佐愛蘭会の解説によると「花は紅茶色の三角咲さ大輪の更紗花、内弁はやや淡く燕尾咲さ、芯体は紫褐色、葯は白黄色、腮は紫褐色に染む、舌は黄白地の前面無点」とのこと。 もっと寒い時期であれば舌に点が入らずに咲かせられるらしいのですが、なにせこの個体は元々早咲きの性質があるためなかなかそうはいかないんですよね。 早くに出た花芽を切り落とし二番芽以降を咲かせるという手もあるようですが、そんなもったいないこと出来るかいなって話ですよ。 まぁ展示会に出すわけでもないので正直なんだって良いんですけどね。 好きなときに、好きなように咲いてくれれば良いと思います。

野生ランの寒蘭。 静岡県以南の暖地に自生する国産シンビジウム。 言わずと知れた有名種で、野生ランの中でも一大勢力を築き上げる超人気種です。 スッキリとした草姿、真っ直ぐに伸びる花茎、筆で描いた様な上品で繊細な花。 和の要素を全部ぶち込んで上手いことまとめました的な、全てに於いてパーフェクトな外見をした素晴らしい野生ランですね。 大所だと紀州寒蘭、土佐寒蘭、日向寒蘭などが有名で、他にも薩摩寒蘭や対馬寒蘭、阿波寒蘭、屋久島寒蘭ってのもあります。 （沖縄にもあるようですが、あまり有名じゃないような） まぁコレらの呼び名は流通面に於ける単なる通称で、国産の寒蘭自体に亜種や変種はないみたいなんですけどね。 しかし花形や花色の個体差がメチャクチャ激しく、とても一つの種とは思えないほどのバリエーションを持ち合わせているのがこのランの凄いところだと思います。 花の少ない晩秋から冬にかけて咲くということも大きな魅力の一つで、「冬蘭」ではなく「寒蘭」にしたことにも何処かセンスを感じますね。 そんな素晴らしいこと尽くめの寒蘭ですが栽培に関しては正直容易だとは言い難く、特に根のトラブルには注意が必要だと思います。 着生ランのような太い根が長く伸びるためそれに対応した鉢、用土、水遣りのペースなどを掴むのが難しいところですね。 とにかく根腐れし易いことが最大のネックなわけですが、かと言って基本的に林床性のランなので乾かし過ぎも良くないっていう。 僕自身まだまだ手探りなところがたくさんあるので、現段階ではとりあえず花が咲いただけでも良しとしていますね。 管理の良し悪しにより花姿が大きく変わるらしいですがその辺をコントロールできる程のステージにはまだ到達しておりません故… ちなみにコレは高知県産の土佐寒蘭です。 無銘の個体ですが清潔感のある青花が非常にお気に入りな株ですね。 一応こういうのが標準花ってことになるのかな？ 寒蘭はあまりに個体差が激しすぎるので、何がデフォルトなのかよく分からないですね。