ハオルチオプシス・コエルマニオルム。 ザラザラしたイボイボがブツブツでツヤツヤした感じの、超カッコイイ大型のハオルチオプシス。 大きなものだとロゼット径20cmを超える巨躯の持ち主で、大型タイプのレツーサにも引けを取らない迫力と存在感を放つインパクト重視のハオプです。 濡れたトカゲのような何とも言えない質感がユニークかつ非常に美しく、その上カッコよさまで兼ね備えたハイスペックなハオプですね。 あ、ちなみにハオプっていうのはハオルチオプシスの略で、僕が勝手に言い出しました。 極太の多肉質な直根が長く伸びるため用土の過湿に弱く、根のトラブルには細心の注意が必要な気がします。 って言ってるそばから根腐れさせちゃったんですけどね。 後ろに写ってる株は一時期根がほとんど腐り果ててしまい、脱水症状で葉が変な色になってしまいました。 最初はサビたのかな？と思ったのですが鉢から出してみたら根っこがハゲてまして、現在日陰にて養生しております。 手前の株は調子良さそうだけど、油断は出来ませんね。 とにかく水捌け良く、水やりも過湿にならないように心掛けております。

最近、髪が抜ける夢を頻繁に見ます。 超コワイです。 まぁ髪は抜けるもんだから仕方ないんでしょうけど、とは言ってもやっぱハゲたくないもんはハゲたくないわけで。 いや最終的にはハゲるんですよ？ でもまだ早いかなって。 例えば自己紹介するときに「花を育てるのが趣味です」なんて言おうものなら「いやいやその前に自分の髪の毛育てろよ」って言われちゃうじゃないですか。 「温暖化のせいで砂漠化が！」なんて言おうものなら「その前に頭の砂漠化を何とかしろよ」って言われちゃうでしょ？ ラーメン屋さんで注文の時に「煮卵トッピングで」って言った後、店員さんに「は？頭に煮卵付いてんだろ？それ食えよ」って言われたら嫌じゃないですか。 だからやっぱ、ハゲるのはコワイです。 ハオルチオプシス・テッセラータ。 ハオルチアの中でも「硬葉種」と言われていたグループが近年独立し、いつの間にかハオルチオプシス属という新たなグループになったみたいですよ。 ハオルチオプシスって言われてもちょっと馴染みがないですけど、ハオルチオプシスなものはハオルチオプシスなので仕方ないと思います。 このテッセラータは日本では「竜鱗」の名で知られる、小型のハオルチアじゃなくてハオルチオプシスです。 コンプトニアナのような派手な網目模様が目を惹く網タイツ系のハオルチオプシスで、まさに竜の鱗を思わせるようなカッコ良いデザインだと思いますね。 分布域が広いため様々なタイプがあり、一口にテッセラータと言っても実に多彩なバリエーションが存在していますね。 個人的には小さくて網目のハッキリしたようなのが好きなのでそのようなタイプしか持っていませんが、他にもデカイのとか赤っぽいのとか網目がないのとか本当に色んなのが出回っています。 この種はハオルチア類としては珍しく地下に横走する地下茎を備えており、タケノコのように地下茎を走らせながら随所から子株を出して増殖するという特徴があります。 一度増え始めると割とあっという間に群生状態になり、数年もすれば鉢いっぱいに蔓延ってくれますね。 性質も強く育てやすいのですがカタツムリの食害が激しいので注意が必要だと思います。