今日の昼ごろです。 いつも彼岸花が見られるポイントですが、今年は赤はほとんど終わりで白が見頃でした。 今日のNHKの夕方の番組で巾着田を取り上げていましたが、猛暑と長引いた梅雨の影響でいつもより二週間ほど遅いとのことでした。 白い彼岸花はショウキズイセンと彼岸花の交配種と認識していたのですが、最近調べてみ詳しいことがわかりました。   彼岸花には早めに咲くコヒガンバナという種類があるそうで、名前の通り少し小さいのだそうです。 彼岸花にはタネができないのですが、これは遺伝子が三倍体になっているからだそうで、これが偶数（二倍体か四倍体）でないと正常に分裂できないのだそうです。 種なしスイカはこの原理で作られるそうです。   更に調べてみるとコヒガンバナもショウキズイセンも二倍体だという記述がありました。この二種が交雑したものであると唱えたのは牧野富太郎だそうです。   なのでシロバナヒガンバナは彼岸花とショウキズイセンの交配（交雑）種ではなくてコヒガンバナとショウキズイセンの交配（交雑）種ということになります。 かなり納得なのですが、ある記述によれば三倍体の品種は二倍体と四倍体との交配からできるとありました。 これは説得力がありますが、今のところコヒガンバナもショウキズイセンも二倍体という記述しか見つかりません。 ※追記です。ヒガンバナが三倍体であるのは突然変異かコヒガンバナと交雑した他の四倍体のものがあったものと思われますので、コヒガンバナもショウキズイセンも二倍体であって良いわけですね。