ケチヂミザサ 毛縮笹 1/2 イネ科チヂミザサ属の多年草 在来種 北海道、本州、四国、九州に分布し 山野の林中、道端、林縁の日陰などに生育。 チヂミザサは茎や花序軸に開出する ・毛の多いものをケチヂミザサと呼び、 ・毛の少ないものをコチヂミザサと呼ぶ。 チヂミザサの投稿を 拝見した時、日陰で群生していると 教わりました。 もしかすると ヒミツの楽園にも 居るかもなと 思い 探しに行ったら 居ました。 北に向いた 斜面の鬱蒼としたヤブの 淵、道路との境目 近くです。 ココは 何度も 通っているのに ぜんぜん 気づいていませんでした。 長い茎は 地表を匍匐していて、お花の時期になると まばらに節から 枝 上に向けて立てて伸ばし 穂状花序がある。 地面から立てた草丈は 15～30cm 写真の子は 20cmくらいだったかな。 お花の時期は ８～10月です。 文献によっては 花期8～9月と書かれています。 もう ダメかなぁと 思ってたけど ギリギリ セーフ ！ ぜひ 拡大して見て下さいね。 花びらは ありません。 ひとつの 花穂に 雌シベ柱頭が２つと、雄シベの葯が２つ。この写真は、白くワシャワシャした 雌シベだけが残ってます。 手芸や工作で 使う モールみたいね。 雄しべの葯は 落っこちた後のようです。 撮影 2020 10/24

ミズキ 水木 2/2 北海道～九州 全土に 広く分布 調べていると そっくりさんの クマノミズキがあると知りました。 クマノミズキは、主に西日本に多く分布するが 関東にも 広く分布すると ありました。 えーー そ～なぉー 困ったなぁ…… どっちだろう？と、言うわけで もう１度 観察してきました。 くらべっこ しておきますね。 ミズキ ・花期 ５～６月 これは 見逃しちゃったー ・樹形 枝は横に水平に 伸び 階段状( 棚状) の枝を展開する。 木から 離れて 観ました。うん！棚だ。 ・葉 広楕円 クマノミズキより ちょっと 丸っこく広く感じるかなぁ ・葉のつき方 葉は互生で この点がクマノミズキとの最も重要な区別点であるが、枝先に集まって輪生状に付くことが多く、よく観察しないと 互生で あることが わかりにくい。 首が痛くなるほど 見上げて やっとわかりました。互生だ！ ・果実 先端に 花柱の跡が残り 果実の表面に凹みがある。 おへそ あった！ ( １枚目の写真の 実を 見ると おへそ 見えます ) クマノミズキ ・花期 ６～７月 ・枝ぶり 棚状の枝とならない ・葉 卵状長楕円 ・葉のつき方 対生 ・果実 果実の先端には 萼筒の跡凸部が残る。 凹まない 撮影 2020 9/13

ミズキ 水木 1/2 ミズキ科ミズキ属の落葉高木 ん？ これ なぁに？ ヒミツの楽園へ クズの様子を見に行ったら こんなのが いくつも 落っこちてました。 お花は ５月～６月、白い小花が集り 大きな白いお皿を広げたように咲き( 散房花序 ) 遠目でも木全体が 白っぽく見える程 だそうですが… えー？！ ぜんぜん 見てなかったなぁ 下ばっかり見てたのかなぁ？ アチャー 実がついている この枝先の部分は サンゴのように 赤くなり、 6～7mmの 果実は 熟すると 紫黒色に なるそうです。 1週間後に もう１度 見に行ったら 実は、もうすっかり 無くなってました。 鳥たちに 大人気らしいですね！ 撮影 2020 9/13

ヒガンバナ 彼岸花 別名 曼珠沙華 ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草 『 花さき山 』 作 斎藤隆介 絵 滝平二郎 (きり絵) 彼岸花を 見ると 必ず思い出す大好きな 絵本です。 お話の中で これが彼岸花だとは 言っていませんが、私は 勝手に 彼岸花だと 思ってます。 小学生低学年の時に 買ってもらい、何度も何十回も 繰り返し読み、主人公の女の子に 自身を重ねていました。 去年見つけたヒミツの楽園の 薮の奥の方で ひっそりと… 今年も また咲いていました。 撮影 2020 9/22

ミズヒキ 水引 タデ科イヌタデ属の多年草 日本全土に分布するが、南西諸島では絶滅危惧種。 お花の上半分が紅く、下半分が白い。 紅白に見える 花序が水引に似ているので このお名前が付いたそうです。 ん？ 去年も 今年も 私が撮ったミズヒキは、いつも 紅白じゃないなぁ？どうして？ やっと分かりました。 1日のうち お花が 開いてるのは午前中だけなんだそう！ あぁ～ そう言えば 私が撮影したのって たしか 午後だったなぁ よぉし！ 今度こそ 午前中に！ グッと 拡大してみてください。 米粒のような 若い実の 先っちょに 飛び出しているのは 花柱。 この先っちょが かぎ針みたいに 曲がっていて 完熟して茶色に乾燥すると ひっつき虫になります。 撮影 2020 7/12

オランダガラシ 和蘭辛子 別名 ミズガラシ 水芥子 フランス名 Cresson クレソン アブラナ科オランダガラシ属の 多年草 丘陵の地形を そのまま活かした上のエリアが 遊具が揃ってる開けた公園。 裏手の斜面側の 人気のないエリアは 私が ヒミツの楽園と 名付けて 喜んで 通っている場所。 斜面から流れ出た 水が ビシャビシャに溜まっている 溝で このお花を 見っけました。 ステーキの付け合せで 食べてるはずなのに … 葉っぱを見ても ？？？ お花に 及んでは はじめましてです。 お名前が わかって、花言葉も知りました ねっ クレソンさん あなたの素敵な花言葉、 ちょっと 貸してくれないかなぁ？ 花言葉 不屈の力 古代ギリシャでは、クレソンは特別な力を持っており、 「 絶えることのない 希望の 象徴 」と されていたことから この花言葉が 付けられたそうです 豪雨で 甚大な被害が 出た地域を 想うと 胸が痛みます。 どうか 希望を絶やすことなく 不屈の力で この苦境を 乗り越えらますように 神さま お守りください。 小さな 祈り 撮影 2020 5/21 スマホ

毎月15日はいちごの日 に参加させて下さい。 2/3 クサイチゴ 草苺 バラ科キイチゴ属の落葉小低木 ムラサキハナナ (オオアラセイトウ) が わんさか 咲いていた 斜面 や ヒミツの楽園で 出会いました。 実がなるのを 楽しみにしてたのに … どちらも 見事に バッサリーノ もー どーして。ぷんぷん。 でもぉ～ イヒヒ 国道の街路樹に 覆いかぶさるように 生えてる 草イチゴ 見～っけ！ まさか こんな 所で 会えるなんて！ びっくり！ 予習済みなので、美味しいらしいと 知ってました。 モチロン 迷わず いただきまーす。 パク ん！！！ 甘くて おいしい～ 撮影 お花 2020 3/21 実 2020 5/5

タチイヌノフグリ 立犬の陰嚢 オオバコ科クワガタソウ属の越年草 オオイヌノフグリ畑を 撮影した そのスグ後、ヒミツの楽園に 移動したら タチイヌノフグリが 咲いてました。 もぉ～ ニヤニヤが とまりませーん。 こちらも ヨーロッパ・アフリカ原産の 外来種、帰化植物です。 オオイヌノフグリと そっくりさん！ 同じ属の お仲間ですね。 は～い！くらべっこですよ。 オオイヌノフグリ ・茎は 匍匐し、よく分岐して横に伸びる ・お花の大きさは１cm弱くらい ・お花は 茎上部に花柄を伸ばし１つ付くので ハッキリ わかる。 タチイヌノフグリ ・茎は ヒョロヒョロと直立し10～30cmに伸びる ・お花は 3～4mm ちっちゃっ ・お花は 茎上部の 葉腋に１つ付き、花柄はほとんどなく、苞や萼に埋もれるように 咲くので 目立たなーい。 ローガンだから 見えないんじゃ おーい 虫眼鏡～ カバンをガサゴソ… あっ忘れた。 撮影 2020 3/28

ムラサキケマン 紫華鬘 ヒミツの楽園の 隅っこに この１株だけ 咲いていました。 ん？！もしかして～ 投稿で 見覚えのある ムラサキケマン？！ やったー ん？でも ちょっと 色の感じが違うかなぁ？？？ ムラサキケマンは、お花の色は 紫色だったような・・・ 白ベースで 先っちょだけ 紫色の シロヤブケマンかなぁ？ 見っけて撮影したのは 3/21のこと。 調べて悩んみ つい最近 また 見に行ってみると まぁ～ いっぱい！！！ ムラサキケマンだらけでした。 シロヤブケマンらしき姿は 見当たりませんでした。 ん～？ 光の加減で 写真 写りのせいかなぁ？薄紫色が 白っぽく見えてるだけかなぁ？ ご存知の方、教えてください。 よろしく お願いします。 ・・・・・・・・・・ 追記 ムラサキケマンと 教えて頂きました。 ありがとうございます。 撮影 2020 3/21

ニリンソウ 二輪草 キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草 春山を代表する花のひとつと 言われているそうです。 ヒミツの楽園で 見っけました。 あっ！ ニリンソウ！あなたの事 知ってるよぉ～ １本の茎から ２本の花茎が 伸びて ２つ 仲良く咲くのよね～ だから 二輪草。 花言葉は 友情 協力 ずっと離れない だって 仲良しだものね この後、赤塚植物園に行ったら やっぱり！ ニリンソウ いっぱい咲いてました。 ヒミツの楽園の子にしようか、植物園の子にしようか 迷いに迷いました。 特徴が よーく わかる植物園の方を。 撮影 2020 3/21

クズ や クサギ、ハキダメギクに出会った ヒミツの楽園。 年明けに 行ってみると クサギもクズも しっかりバッサリーノされちゃってました。 お役所さん 偉いわねぇ。ちゃんと暮れの仕事してくれちゃって… ガッカリーノ。。。 さぁて 春は どんな様子かなぁって 昨日 行ってきました。 色々 見っけましたよ！ まずは この子。 はじめまして。あなたはだぁれ？ 黄色の花びら ５枚で ピッカピカ ２cm弱 真ん中に ポツっと黄緑色の 若い実ができ始めてるような感じ。 拡大してみると ウマノアシガタの実に 似てるみたい 葉っぱも 似てる気がするし… キンポウゲ 属 ウマノアシガタで 合ってますか？ 教えてください。ヨロシクお願いします。 ・・・・・・・・・ ケキツネノボタンと、教えて頂きました。 みーさん ありがとうございます。 撮影 2020 3/21

カントウヨメナ 関東嫁菜 かも ？ 間違っていたら 教えてください クサギやクズ、ハキダメギクが居た ヒミツの楽園 に いっぱい咲いていました うきゃ～って叫びそうに なっちゃっいました 撮影 11月末 夕方近く 日陰で撮ったので 暗い写真ですが 明度調整すると 花びらの色が 白っぽくなってしまうので このままで。

ギンナン 銀杏の実 私の故郷には 銀杏は自生していないので 上京し ここで暮らすようになって初めて 見ました 青い 秋空に映える 黄色の葉っぱに 感動したのを覚えています。 そして この果実の臭いにも とても驚きました 撮影 ９月末 ヒミツの楽園 シリーズは これにて おしまい。 ……ちょっとついでに 調べてみると、じつは沖縄にも銀杏が あるそうです。しかしこれは かなりのレア物。９０数年前に本土から３本移植したうちの 残りの １本との事。

ワルナスビ GS を始めて 間もない頃に 出会って お名前を 教えて頂いたこのお花。ヒミツの楽園にもいました。 お星様 のような かわいいお花ですが ワル なんですって！ 北アメリカから やって来た ナス科ナス属の 帰化植物。 ワルと呼ばれる理由は ・茎にも 葉っぱの裏にも 鋭いトゲが いっぱい 並んでいます ・ミニトマトに 似た 実がなるのですが、ソラニンという毒を含んでいるので 食べてはいけません ・根茎と種で繁殖し その勢いがものすごいのだそうです 公園側の 隅っこの一角が ワルナスビのお花畑のようになっていました 実がなる様子も 見てみたいのですが、きっとバッサリーノの運命なんだろうなぁ～

ツバキ 椿の種 同じ木に 実が熟し３つに 割れて種が見えているものもありました。 種は ５～６コ 入っています。 私が言うまでもなく 皆様 良くご存知かと思いますが、この種を砕いて絞って 椿油を 採取します。 割れた実は リース作りに 利用出来ますね。

ツバキ 椿の実 さて ヒミツの楽園の鬱蒼とした方から 表の開けた公園側へ回ります。藤棚があった方。 椿の木があり 実がなっていました。冬に花を咲かせた後、実がなり ゆっくり ゆっくり時間をかけて熟していきます。完熟しても 実は柔らかくならず硬いままです。

ハキダメギク ヒミツの楽園で、葛の花を撮ろうと アングルを探っていると おっと！ 踏んずけてしまうところでした セーフ ５mmくらいの ちっちゃな お花 なんです。 葉っぱの様子や ちっちゃな雰囲気をお伝えしたいので、このままのサイズで。 ぜひ拡大して見て下さい 投稿を 拝見して お名前が 分かりました。 日本で初めに発見された場所が 「掃き溜め」 だからって そのままの お名前付けられちゃったら 気の毒ですよね。 逆に 花言葉は カッコイイんです。 「 不屈の精神 」

クズ 葛の実 (豆さや) ９月末 花は ふたつ みっつでした。そして 実の姿を たくさん発見！ 花穂に集まって咲く 小さな花 １つ ひとつが 実になるので、どっさり 実った穂は 重そうに垂れ下がっています。 この 写真は どっさり実ったものではなく 中のお豆が 光で透けて見えるものをチョイスしてみました。ぜひ 拡大して見て下さい。 鞘は毛で覆われています 触ってみたかったのですが、どれも高い所で さすがにオテンバな私でも手が届きませんでした。

クズ 葛の花 クサギに出会った ヒミツの楽園に いたんです！ クズが！ 東京の街中では なかなか出会えません。 真夏に 東大キャンパスで 初めて出会えて 以来です。 撮影は９月末。 先週仕事の道中 走りながらその辺一帯を見渡してみましたが もうお花は 終わっていました。 これがラスト葛ですね。 クズは 花穂の下の方から順に咲き上がっていき、上の方が咲き始める頃には 下の咲き終えたところから 実ができて行くそうです。 この写真の様子では まだ実はできていませんね。

フジの実 (豆さや) 藤棚を見上げると 実が わんさかなっています。15～20cmの長い 実(豆さや) ベンチに登って手を伸ばし 触ってみると ベルベットのように 滑らかな 頬ずりしたくなるような 肌触り。 次第に この鞘が乾燥しこげ茶色～黒色になって行きます。 そして 真冬 空気の乾いたある日 時が来ると パチッ パチッとびっくりするくらい大きな音を 立てて弾けるそうです！ お豆は ２cm位の大きさで 勢い良く弾け飛んでくるので そばに居て当たると 痛いのだとか！ 知らなかったなぁ～ ひっつき虫に ひっついて貰うのはいいけど、フジのお豆に当たられるのは勘弁。 でも 見てみたい。どうしよう。 見に行っちゃおうか。

★ どうぶつシリーズ カラスウリ 左上 萎み始めた雄花 右上 咲いている雌花 左下 熟した実 オレンジ色 右下 若い実 縞模様 カラスウリのお花は 以前投稿しました。( ９月８日 ) その直後、カラスウリが絡んでいた ツツジが剪定され ガッカリしていました。 るんるん～ 願い叶って 別の場所で 実を見つけました クサギに出会った ヒミツの楽園です。 名前の由来は その実を「カラスぐらいしか食べるものがいない」という意味から付けられたそうです。

彼岸花 赤 仕事の道中 初めて通った所で、 クサギを見つけました。 嬉しくなって 昨日 カメラを持って 行ってきました。 一応 丘陵の１部を利用した公園ですが、遊具などのスペースは少なく 鬱蒼とした薮？！ 目的のクサギを撮り終え 散策していると うれしい出会いが いっぱい！ そして、薮の奥まった ちょっと入るのをためらう場所に なんと彼岸花！ きっとこの彼岸花にカメラを向けているのは私だけなんだろうなぁ な～んて思いながら … ココの公園、勝手に ヒミツの楽園と 名付けます。

クサギ 落葉性の低木。 夏に白く甘い香りのお花を 咲かせるそうです。 まだ 会ったことがありません。来年こそはぜひ会いたいです。 葉をもむと独特の臭気がする事から 臭木というお名前だとか。 そんなの どうだってよくて、この パッカーンと開いた 様子が なんと愛らしことか！