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ウスベニアオイの一覧

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醜男
薄紅葵(ウスベニアオイ)/コモンマロウ アオイ科ゼニアオイ属の多年草。ヨーロッパ原産で、江戸時代中期までには渡来していたと考えられる。観賞用に栽培されたが、市街地などに発生する帰化植物。茎は直立して高さ1mに達し、全体に粗い毛がある。葉は円形で掌状に5~7 裂し、縁に鋸歯があり、長い柄で互生する。花期は6~8月。直径3.5㎝ほどの淡紅色から白色の5弁花を葉腋に数個ずつつける。果実は約10個の分果に分かれ、熟すと分果の表面は蜂の巣状に凹む。 コモンマロウやハイマロウと呼ばれ、新芽や葉を食べるハーブとしても栽培される。多くの種類がある中で、マロウと呼ぶときは一般的に本種のコモンマロウを指す。花にほのかな麝香(ムスク)が香るムスクマロウ(ジャコウアオイ)や、属は違うものの根からマシュマロを作るマーシュマロウ(ウスベニタチアオイ/ビロードアオイ)などがある。 古代ギリシアやローマ時代から食用、薬草として使用されていた。中世になって重要な薬草としてさかんに栽培され、世界には1000種もの変種があるといわれる。16世紀のヨーロッパの医師たちはこの薬草をとても信頼し、「毎日このティーを飲むとどんな病気もなだめることができる」と主張したといわれる。花に熱湯を注ぐと鮮やかな青紫色のティーとなり、レモン汁をくわえると赤紫色から薄い赤色に変化。この様子が朝焼けの空に似ることから『夜明けのティザーヌ(ハーブティー)』と呼ばれている。 よく似たゼニアオイに比べて本種は葉の切れ込みが深いのが特徴。茎の開出毛の有無でも判断できる。ウスベニアオイとゼニアオイは別種として扱われてきたが、近年の分類学では区別しない方向にある。 ゼニアオイの名前は花の形を銭に見立てたことに由来する。ドーナツのような果実の形を銭に見立てたという説もある。 出典『日本帰化植物写真図鑑』『散歩の草花図鑑』『ハーブのすべてがわかる事典』
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