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蓮(ハス)の一覧

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醜男
蓮(ハス) ハス科ハス属の多年草。インド、エジプト原産。先史時代にインドから中国を経て日本に渡来したとされるが、京都府の洪積層から果実の化石が出土しているため日本自生説もある。池や沼、水田などで栽培される。池の底の泥の中にある太い地下茎が蓮根(レンコン)で、そこから花茎と葉柄を伸ばし、水面に花と葉が出る。花期は7~8月。早朝に開き、午後3時近くに閉じる。これを繰り返して4日目に散る。花托に雌しべが多数埋まり、柱頭が外に突き出て、花托の上は粘液でぬるぬるしている。果実は痩果で、蜂の巣状の果床の穴で熟す。種子の寿命は3000年ともいわれる。 ハスには観賞用と食用があり、観賞用のハスのレンコンは食用には向かない。 園芸品種は江戸時代からつくられ、現在日本では約70品種が知られている。古代ハスとして有名な大賀ハスは、1951(昭和26)年に千葉県検見川の遺跡の泥炭層から出土した約2000年前の種子を、植物学者の大賀一郎博士が発芽させたもので、気品ある大型の美しい花が咲く。 ハスの地下茎は夏から秋にかけて先の方が肥大する。これがレンコンで、各地の池や畑で栽培されている。本格的に栽培されるようになったのは明治時代以降である。古くに渡来した在来種は収量が少ない。現在の主流は明治時代初期に導入された中国種と備中種で浅根性、地下茎の肥大性も強い。杵島は早生、多収、耐病性を目標に中国種と備中種の交雑後代から育成された。揚げ物、蒸し物、酢の物に利用される。食物繊維が豊富でビタミンC、鉄分が多い。種子も食用、薬用に利用される。 花後、花弁のない花托はジョウロの形に肥大し、花托に穴があく。その形が蜂の巣に似るので『ハチス』と呼ばれた。平安時代後期頃から短縮され『ハス』になった。 出典『都会の草花図鑑』『野に咲く花』『食材図典』『野草の名前 夏』
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