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マキシラリア バリアビリスの一覧

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阿南田零
春は開花が多くて追っつかない。ので、GS 初出しもあるけど、黄色い蘭まとめて4題。 上段:マキシラリア ポルフィロステレ    Maxillaria porphyrostele    ラン科マキシラリア属 ブラジル原産のマキシラリア、うちの強耐寒性種四天王の一角、昨年の花はこの春にポストしてますね。今年は5月半ばに咲き始め、そろそろ終わりかけてます。 下段左:姫竹葉セッコク     Dendrobium odiosum     ラン科セッコク属(デンドロビウム属) 今年は5輪付きました。株が安定して来たんでしょうか。このまま毎年花数が増してくれると嬉しい。 前回、姫竹葉の学名をDendrobium odiosumとしておきます、現在、Den. odiosumはDendrobium hanckokkii(竹葉セッコクの学名)のシノニム(同物異名)とされています、でも姫竹葉と竹葉は明らかに別種です、的なことを書きました。今回も姫竹葉の学名をDen. odiosumとしておきます。が、もしかしたら、姫竹葉って、まだ命名されていないかもしれません。もう少し調べてみます。 下段中:マキシラリア バリアビリス ‘Nana’     Maxillaria variabilis ‘Nana’     ラン科マキシラリア属 バリアビリスは中米~南米北部に分布する比較的小型のマキシラリアです。小型と言いつつも葉の長さや花の大きさにかなり変異のある種で、‘Nana’という個体は、どちらかというと矮性なので、なかでも小型、と言う意味で付けられたのかと思っていましたが、どうも日本でしか流通してないみたいなので、もしかしたら人名由来かもしれません。 GS初出しですが、うちの蘭のなかでは古参の部類に入ります。とても丈夫な蘭で耐寒性もうちの四天王にほぼ匹敵します。ただ、すぐ寝癖ヘアーのようになって仕立てが面倒くさいです。ポルフィロステレより開花期間が長いので、咲き始めはほぼ一緒ですが、まだ咲き誇ってます。 下段右:キエビネ     Calanthe striata     ラン科エビネ属(カランセ属) これは自分で育てていると言うよりも、実家の庭に昔から“自生”しているものです。もちろん最初は植え付けてたのですが、長年特に世話もされず、勝手に生きているので、もはや“自生”です。ていうか、すでに消えたと思っていたのに、数年ぶりにキブシの根本で再発見しました。エビネ(ジエビネ)より少し遅く、GW頃に咲いて、今はもう終わってます。日本在来種ですが、固有種ではなく中国や朝鮮半島にも分布します。
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