ニフェトス

ニフェトス

ニフェトス 1835年フランス 初期のティーローズ 0.6m×1.0mという高くはならないがやたらと横に伸びたがる横張り 前景向き。 ティーローズらしい非常になよやかな枝葉が大変儚げで美しいが、横張り性が強いので、形はある程度矯正した方が整う。細い枝に普通程度の棘。花は早咲きで絶え間なくよく咲く。花弁は薄く、雨傷みあり。微香。これは割りと咲き進んだ姿で最終的にロゼットのようになる。花もちはそこそこ。 耐病性 かかるが枯れない。定期的な消毒で十分きれい。強いので黒点で弱る印象はない。 白い花なので、夏はアザミウマとの戦いになる。 歴史のある花だがなかなか育てている人が少ない。ニフェトスとは雪嵐という意味。明治に日本にはいったので、白黄という和名持ち。

庭の一角。

ニフェトスを正面から。古い品種なので、おおらかに乱れる中心も好きな人は好きなのでは。

古いバラなので今育ててる人はとても少ないと思うのだけど、とても素敵なバラなのでたくさん紹介したい。花びらは薄く繊細。名前のニフェトスは、ギリシャ語の雪嵐、という意味だったはず。

バラ、ニフェトス。1835年と古い品種だが大変強くて美しい白バラ。明治期には日本に入ってきたと言われる。和名は白黄（はくおう）横張りで暴れるが、特筆すべきはその枝の細さ、繊細さと、うつむき加減に咲く少し乱れた花型。葉まで少し枝垂れる、とてもなよやかな姿ながら性質は強健。花蕾を真夏だろうが休まず付け、黒点で全部葉が落ちてもまたすぐ復活する。