引き起こし(ヒキオコシ) シソ科ヤマハッカ属の多年草。日当たりのよい山地や林縁に生える。草丈が高く、目の高さほどになる。白っぽい小さな唇形花を多数つける。萼には細かい毛がある。 奈良時代の末期に唐で真言宗を学んだ僧『空海』は、帰国後、高野山に金剛峯寺を建て真言宗を広めた。書道に秀で『いろは』の作者とも伝えられる。平安時代初期の承和2年(西暦835年)に入寂。天皇より弘法大師の名前を贈られる。その後、『弘法大師絵伝』『行状図会』『行状要集』『広伝』など、多数の弘法大師物語が弟子や関係者によって作成された。その中で、倒れていた修験者に大師がヒキオコシ(シソ科の多年草)の汁を飲ませたら元気になった話がヒキオコシの名前の由来になった。戦時中、引き起こしの全草を粉末にしたものが『延命草』という名前で広く販売されていた。 出典『秋の野草』『四季の野の花図鑑』『薬草の呟き』『野草の名前 秋』

こんにちは🍀 秋のシソ科祭りです🏮🎶 アップが遅れていた秋のシソ科を 一挙にアップするというだけなのですが😁 ①ヤマハッカ (撮影 花10/17 花後11/13) 花後の萼も可愛いです➡️ ハッカの名がついていますが、 香りはほとんどないそうです。 ②アキチョウジ (撮影 花•花後10/26) 初めましてです！ これもアケボノソウのおかげです😄🙏 花後の萼が動物の足跡みたいで可愛いです➡️ ③ヒキオコシ (風でピンボケです😂) (撮影 10/3) 初めましてです！ これもアケボノソウのおかげです😄🙏 ユニークな和名の由来は、 弘法大師が腹痛に苦しむ旅人にこの葉を噛ませたら、起き上がって元気になったと言う故事からで、 強い苦味があり、その苦味成分は40万倍に水で薄めても残るそうです🙀 治ったというより、苦みのショックで飛び起きたのでは?と思う程ですね😅😂 もちろん、私は葉を噛む勇気はありません😹 ④イヌコウジュ (撮影 花9/24 花後11/13) 花も、花後の紅葉した様子も可愛いです🩷 全体に特有の匂いがあるそうですが、 嗅ぐのを忘れました😅 ⑤アキノタムラソウ (撮影 9/24) こちらはたくさん見かけますが、 これは色合いが可愛かったです🤍💜🩷 ✿ヤマハッカ (山薄荷) シソ科 ヤマハッカ属 多年草 在来種 北海道〜九州の草地、林縁に生える 花期は9~10月 ✿アキチョウジ (秋丁字) シソ科 ヤマハッカ属 多年草 在来種 岐阜県以西〜九州の山地の日陰に生える 花期は8~10月 ✿ヒキオコシ (引き起こし) シソ科 ヤマハッカ属 多年草 在来種 別名：エンメイソウ (延命草) 北海道〜九州の山地の林縁、林内に生える 花期は8~10月 ✿イヌコウジュ (犬香需) シソ科 イヌコウジュ属 1年草 在来種 北海道〜沖縄の山野の道端、林縁に生える 花期は9~10月 ✿アキノタムラソウ (秋の田村草) シソ科 アキギリ属 多年草 在来種 本州〜沖縄の道端、林内に生える 花期は7月~11月

引き起こし(ヒキオコシ) シソ科ヤマハッカ属の多年草。日当たりのよい山地や林縁に生える。草丈が高く、目の高さほどになる。白っぽい小さな唇形花を多数つける。萼には細かい毛がある。 奈良時代の末期に唐で真言宗を学んだ僧『空海』は、帰国後、高野山に金剛峯寺を建て真言宗を広めた。書道に秀で『いろは』の作者とも伝えられる。平安時代初期の承和2年(西暦835年)に入寂。天皇より弘法大師の名前を贈られる。その後、『弘法大師絵伝』『行状図会』『行状要集』『広伝』など、多数の弘法大師物語が弟子や関係者によって作成された。その中で、倒れていた修験者に大師がヒキオコシ(シソ科の多年草)の汁を飲ませたら元気になった話がヒキオコシの名前の由来になった。戦時中、引き起こしの全草を粉末にしたものが『延命草』という名前で広く販売されていた。 出典『秋の野草』『四季の野の花図鑑』『薬草の呟き』『野草の名前 秋』

引き起こし(ヒキオコシ) 日当たりのよい山地や林縁に生えるシソ科の多年草。草丈が高く、目の高さほどになる。白っぽい小さな唇形花を多数つける。萼には細かい毛がある。 名前は、弘法大師が、倒れていた修験者に引き起こしの絞り汁を飲ませたら元気になったという伝説に由来する。戦時中、引き起こしの全草を粉末にしたものが『延命草』という名前で広く販売されていた。 出典『野草の名前』