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LeoN
★白鳳 どうも♪ 本日は国産品種の白鳳✨ 白鳳は、 ♀エケベリア パリダ(霜の鶴) ♂エケベリア ラウイ の交配種で、日本生まれの国産品種。 単なる"国内だけの名前の品種"ではなく、 世界的にもその名が認められている 誇るべき名品種です👍 平成の大横綱こと、 横綱「白鵬」の優勝(2008年??)にちなみ、 富沢氏によって作出されたという 逸話があります🙄 個人的には、 桃にも「白鳳」という品種があるし、 冬は「白桃」みたいになるので、 桃由来の名であって欲しかった なんて気持ちもなくはないですが(笑) 本やネットでは、 「無茎種」とか書かれていますが、 茎から枝分かれで子吹いたりするのですから、 立派な「有茎種」じゃないでしょうか⁉️ おそらく、無茎に見えていたのは、 ラウイの血が濃かった時だけだと思う🤔 白鳳の「鳳」は、 あえて横綱白鵬の「鵬」という字の 当て字にしていると言われています。 ウソかホントかは知りません💦(←おい) 鵬や鳳(いずれもオオトリ)は、 中国神話の伝説上の「霊鳥」のこと。 鳳とは、宇治の平等院鳳凰堂や、 オロスタキスの品種名でもお馴染みの、 鳳凰(ホウオウ)のことで、 鳳凰と書く場合はつがい(雌雄)の名称。 雄が「鳳(ホウ、オオトリ)」で、 雌が「凰(オウ、オオトリ)」合わせて鳳凰。 ちなみに、鳳凰と区別するために、 鵬は「大鵬(タイホウ)」と書かれることも。 うちの環境では葉数多めで維持するのが 難しい品種ではありますが、 誰でも買えて、気軽に手にできる、 こういう品種を「普及種」って言うんです✨ -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Echeveria 'Hakuhou' エケベリア 'ハクホウ' 和名 白鳳(ハクホウ) シノニム Echeveria cv. 'hakuhou' (cvを付けるのは時代遅れの古い書き方)
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LeoN
★パラドクサ どうも♪ 本日はパキベリア パラドクサ✨ 誰がどこで間違えちゃったのか、 ペロドクサの名で流通しちゃってますが、 正しくは「パラドクサ」です‼️ パラドクサは、 ♀エケベリア セトーサ(錦司晃) ♂パキフィツム オビフェルム(星美人) エケベリアとパキフィツムの交配種なので、 エケベリアではなく「パキベリア」です。 この品種の起源は古く、 1934年にフランスのPierre Gossot (ピエール・ゴッソ)氏が作出した品種。 ゴッソ氏は発表当時、新属として Echephytum(エケフィツム) という属名で呼んでいたようですが、 残念ながら、 正式な属名にはならなかったようです。 品種名の語源は、 ギリシャ語のparadoxaで、「逆説」とか 「定説に逆らうもの」という意味。 パラドックス(Paradox)の語源と同じです。 交配親(父側)のオビフェルムは、 園芸種の「月美人」ではなく、 原種のほうの「星美人」。 オーストラリアでは、全くの別種が 同じ名前で流通していたようで、 それじゃ紛らわしいってことで、 そちらは現在、 xPachyveria 'Puzzle'(パズル) と改名されてます。日本未入荷⁉️ シノニム(同種異名)に、 パラドクサレやパラドクシウムなどの 名称もありますが、いずれも無効名。 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- xPachyveria 'Paradoxa' パキベリア 'パラドクサ' 別名 ペロドクサ(❌) パラドックス(❌) パラドクサレ(無効) パラドクシウム(無効) シノニム Echeveria x paradoxa(誤り) Echeveria paradoxale(誤り) xPachyveria 'Perodoxa'(スペルミス) xEchephytum paradoxum(無効)
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LeoN
★キャロル どうも♪ 本日はファンタジアキャロル✨ キャロルの名称で流通していますが、 正しくは、 「ファンタジア キャロル」です‼️ ファンタジアキャロルは、 ♀エケベリア セトーサ(錦司晃) ♂エケベリア sp.(未公開につき不明) の交配種とされています。 1996年にイギリスにある、 Southfield Nursery (サウスフィールド ナーサリー)の Bryan Goodey (ブライアン・グー(グッ)ディ)氏 によって作出された、 セトーサ交配の園芸種です✨ 誰が最初に間違えたのか、 国内では何故か、 「ファンタジアキャロル」として 売られているもののほとんどは、 「Frida Kahlo(フリーダ カーロ)」🙄 葉っぱが長くて尖り気味のは、 ファンタジアキャロルの長葉 なんかじゃなくてフリーダカーロです😑 確かに片親は同じ品種ですが、 誰かがテキトーに名前はしょっちゃうから、 後々になってから訳わからなくなるんです😤 ちなみに、 Echeveria 'Frida Kahlo'は、 ヨーロッパなどでは、 E.'Derosa'(デローサ)として流通しています。 しかし、花芽がデローサのものと異なるので、 両者は同種ではないという学者さん判断です。 セトーサ系は花芽が上がりやすいので、 デローサとフリーダカーロの どちらもお持ちの方は比べてみてください😁 余談ですが、 Frida Kahlo(フリーダ・カーロ)とは、 メキシコを代表する、 画家のお名前でもあります。 由来はおそらく無関係ではないと思う😎 つぶつぶを焦がさずに、 真っ赤に紅葉させるのがなかなか難しい💦 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Echeveria 'Fantasia Carol' エケベリア 'ファンタジアキャロル' 別名 キャロル(誤り)
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LeoN
★銀天女 どうも♪ 本日はルスビィ✨ グラプトペタルム属の原種で、 間違ってもエケベリアではありません。 和名で銀天女と呼ばれるルスビィは、 1881年にアリゾナ州南東部で発見されました。 種小名は発見者である、 アメリカの植物学者 Henry Hurd Rusby (ヘンリー・ハード・ラスビー)博士の名に由来。 記載時の属名は何故かコチレドン(謎) 名前はラスビーという読みであっても、 学名はラテン読みになるので、 「ルスビィ(ビー)」となる。 原産地は、 グラプトペタルム属の中で最も広い分布で、 米アリゾナ州は、 Greenlee(グリーンリー),Graham(グラハム)、 Gila(ヒラ)、Maricopa(マリコパ)、 Pinal(ピナル)、Pima(ピマ)、 Santa Catalina Mountains (サンタ・カタリナ・マウンテンズ)など。 メキシコは Sonora(ソノラ)州、 Chihuahua(チワワ)州、 Sinaloa(シナロア)州など、 かなり広範囲に分布しているので、 その分軽微な変異や顔違いが多いようです🤔 実際、海外の画像などを見ていると、 産地によって色彩や, 大きさがかなり異なっていて、 特にアリゾナ産などは 見た目がかなり違って見えます。 夏にちょっと弱いとこはありますが、 小さくまとまって良く子吹いてくれて、 数々の交配にも使われている良種です👍✨ -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Graptopetalum rusbyi グラプトペタルム ルスビィ(ビー) 和名 銀天女(ギンテンニョ) 別名 Graptopetalum 'Dwarf'(ドワーフ) シノニム Echeveria rusbyi(誤り) Graptopetalum orpetii(無効)
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LeoN
★グリーンローズ どうも♪ 本日はグリーンローズ✨ 色はピンクだけどもw GSでは2回目の登場になります。 去年より紅葉進みました😊 グリーンローズは、 ♀エケベリア デレンベルギー(静夜) ♂セダム パルメリ コンプレッサム(薄化粧) の交配種とされています。 セダムで流通してたりしますが、 エケベリアとセダムの交配種なので、 正しくは「セデベリア」です‼️ 花粉側(♀)のパルメリ(薄化粧)は、 国内で見かけるタイプとは異なり、 現在はシノニム(同種異名)になっていますが、 元々葉変わり的で変種扱いだった コンプレッサムという別タイプ。 種子側(♂)のデレンベルギーも、 おそらく日本で流通している 普及種の静夜とは多少異なるでしょう。 グリーンローズという名称は、 同属の、 xSedeveria 'Spring Jade' (セデベリア 'スプリングジェイド') いわゆる和名が「群月花(グンゲツカ)」 の別名にもなっていますが、 本種と名称がかぶるせいで、 群月花では、 ほとんど使われていないようです🤔 夏は緑ででろーんとしちゃいますが、 秋冬でこんな可愛い姿を見れるのが この品種の醍醐味です👍✨ -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- xSedeveria 'Green Rose' セデベリア 'グリーンローズ' 別名 セダム グリーンローズ(誤り)
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LeoN
★サンシモンヴァイオレット どうも♪ 本日はアエオニウム✨ マリド錦とか、 マリドゥの名でも流通してますが、 厳密に言うとそれとは別物。違います。 マリド錦のほうは元々海外の品種で、 意外と知られていないのですが、 正しい名称はフランス語で 「Mardi Gras(マリディグラ)」です✨ 作出経緯は公表されていませんが、 米アルトマンプランツ社の レニー・オコンネル氏作出の品種で、 サンシモンヴァイオレットより 斑も色彩も薄いのが特徴です。 同様に、 黒法師錦の名でも流通していますが、 こちらも厳密に言ったら違うものです。 本当の黒法師錦とは、 A.arboreum 'Zwartkop(Schwarzkopf)' アルボレウム ツヴァルトコップ(シュバルツコフ) つまり、 黒法師そのものの斑入りでなければなりません😑 そもそもサンシモンとは、 黒法師から出現した「茶色い黒法師」のことで、 更にサンシモンから出た赤いものが サンシモンヴァイオレットと呼ばれています。 それの斑入りが本種なわけです。 これに対して、 黒法師錦は「黒い黒法師」から出た赤系のもので、 サンシモンより小型で出自が異なります。 当然、真の黒法師錦は、 赤い部分も黒い部分ももっと暗色です。 広い意味では同じ黒法師かもしれませんが、 中身は微妙に違う物と考えるのが妥当で、 単なるアルボレウムの覆輪斑とは異なるものです。 元々、アルボレウムという品種は、 緑葉の原種で黒葉の品種じゃないのです🤔 よって、サンシモンヴァイオレットは、 サンシモンヴァイオレットでしかない というわけです。 それからもう一種、 「ビッグバン」という品種がありますが、 カシミアブラックとカナリエンセ(※)の交配種で 緑の斑入りとかいい加減なこと言われていますが、 斑が緑色をしているというわけではありません。 葉緑素が欠けたものが「斑」なので、 緑の斑というもの自体が存在しません。 お店などでそう言われて購入し、 ついそれを信じてしまい ずっと勘違いされている方も多いので💦 ※ カナリエンセ(正名)は、 通称カナリエンシスの名で流通してますが、 そんな名称は過去のシノニムにも存在しません。 たいして変わらないぢゃんと思うなかれ、 学名の世界では、最後が「セ」なのか 「シス」なのかでは違いがでてきます。 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Aeonium 'Saint-Simon Violet' Variegatum アエオニウム 'サン・シモン ヴァイオレット' 斑入り 流通名 黒法師錦(❌) マリド錦(❌) マリドゥ(❌)
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★ビアポップ どうも♪ 本日は新玉つづりこと セダムのビアポップ✨ メキシコ ベラクルス州原産で、 1977年に発見された品種。 最近では、 登録商標になってるのか知りませんが、 「うさぎのかくれんぼ」 なんて名でも流通していますよね😊 見た目に似合わず、 ピンクの花を咲かせます。 葉がポロポロ取れる垂れ下がり系品種🙄 Burrito(通常はブリトーと読む)は、 Burro(バロー=小型のロバ)が語源で、 トルティーヤがロバの耳に似ているから という俗説によるものです。 そのトルティーヤに具を巻いたものが、 みんな大好き‼️あの「ブリトー」です😁 余談ですが、 多肉の宝庫であるメキシコは、 アメリカ同様に「合衆国」です。 普段使われている「Mexico」という表記は、 実はメキシコシティのことで、 国の名前として書く時は「Mexique」が正しい✨ メキシコ合衆国の正式名称は、 「Estados Unidos Mexicanos」 (エスタドス・ウニドス・メヒカーノス) 略称が「México(メヒコ)」なんです。 ってどうでもいいか😝笑 ✨追記✨ GSのライターコラム ビアポップの育て方で書かれている ビアポップは玉つづりの変種から出た というのはガセ情報です。 学者が違うという見解を発表済み。 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Sedum burrito セダム ブリトー 和名 新玉綴り、新玉つづり(シンタマツヅリ) 別名 ビアポップ ビアーホップ ビールポップ うさぎのかくれんぼ(商品名??) シノニム Sedum 'Beer Pop'(無効名) Sedum morganianum 'Burrito'(無効名) Baby Burro's Tail Baby Donkey Tail
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LeoN
★カマノイ どうも♪ 本日は旧sp.ノバ プエブラこと カマノイ プエブラ✨ sp.ノバ プエブラの名称で 長いこと流通していましたが、 近年学名がついた原種です。 この品種は優木園さんなどが 安定供給してくれてるので、 だいぶ入手しやすくなってきましたね❗️ 昨年まで、 Köhres(ケーレス)の種子リストで Echeveria camaanoi,Puebla と表記されていましたが、 ミススペルだったようで、 現在は「caamanoi」に訂正されています。 caamanoiは「Caamaño」のことでnはチルダ付。 地名ならばカマノイだけど、 最後がiなので人名由来でしょう。 人ならスペイン語なのでカーマニョさん由来かな🤔 学名の種小名というのは、 aaとかmmのように文字が連続してても 基本的に小さな「ッ」を入れて読んだり、 長音ぽく「ー」と伸ばしたりしませんので、 普通は「カーマノイ」や、 「カッマノイ」とは読まないし言いません。 大雑把に言うと、 学名は話すためのラテン語ではなく、 名称を読むためのラテン語なので、 翻訳サイトの発音とは異なる場合があります。 できればこういう情報はまず先に、 販売する方々が発信するのが筋だと思いたい😑 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Echeveria caamanoi,Puebla (ケーレス実生苗) エケベリア カマノイ プエブラ 別名 カマーノイ(誤り) カーマノイ(誤り) カッマノイ(誤り) シノニム(同種異名) Echeveria sp.nova 'Puebla' Echeveria sp.nova ,Puebla
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LeoN
★志村ラグナ どうも♪ 本日はシムランス✨ シムランスこと、 志村さんの地方型です。 実生「ラグナサントス」(←ぉぃぉぃ) なんて名前のラベルが付いてましたが、 スチャラカにもほどがあります(笑) 通称ラグナサンチェスの名で通ってますが、 ヌエボ・レオン州にある地名なので、 正しくは「ラグナ・デ・サンチェス」です。 サンチェスのaはアキュートアクセント付き。 ラパスの地名も、 ただ「ラパス」じゃないのと同じです。 ラパス直して志村直さずとか、贔屓です💦 Köhres(ケーレス)の種子名は販売名です。 全て正しいわけでもありませんし、 そのまま学名になるわけでもありません。 結構単語がはしょられてますのでご注意を‼️ ヒアリナ同様、 一時エレガンスの変種カテゴリーでしたが、 現在は細分化されて独立種となってますので、 もはやエレガンスは無関係。 エレガンスのシムランスではありません😑 ちなみにヒアリナは、エレガンスではなく、 細胞学的にこのシムランスに近いそうです。 見た目だけでは判断できませんね🤔 また、ありがちな表記として、 「Echeveria simulans Rose(1905)」 と書かれたりしますが、 最後のRoseは命名者の略記と記載年です。 Roseはアメリカの植物学者 ジョセフ・ネルソン・ローズ博士のこと。 これを学名と一緒に表記してしまうと、 意味のわからない人は、 「シムランスのローズ」という品種が あるものだと思ってしまい、 架空の品種が増えちゃったりします。 他の植物でもよくあることなんですが、 これは覚えておいて損はないと思います✨ -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Echeveria simulans,Laguna de Sánchez エケベリア シムランス ラグナ・デ・サンチェス 別名 志村(シムラ)←こら シムランス ラグナサンチェス シノニム Echeveria elegans var.simulans(無効) Echeveria simulans,Laguna Sanchez
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LeoN
★ムルチケプス どうも♪ 本日はセダム小松緑✨ 多肉男子の心をくすぐる小松の緑さん。 誰が育てても、 勝手に盆栽風に仕上がる原種セダム👍 multicepsは、 ラテン語で「多頭の~」という意味。 マルチセプスは英語読み。 ムルチ「セ」プスじゃなくて、 ムルチ「ケ」プスが正しいラテン語読み。 ムルチケプスは、 北アルジェリアのKabylia(カビリ)や Constantine(コンスタンティーヌ)周辺の 山岳地帯が原産地。 同属でアルジェリア西部原産の根茎セダム、 S.tuberosum(ツベロスム)とは、 自然交雑することが知られており、 その交雑種(ナチュラルハイブリッド)は、 S.×battandieri(バタンディエリ)と呼ばれる。 学術レポートなどによると、 元々原産地に自生しているものではなく、 コルシカ島などから渡ってきた種だそうです🤔 海外ではユッカの一種(Yucca baccata)で 別名Joshua Tree(ジョシュアツリー)に 見た目が似ていることから 「ミニチュア(ピグミー)ジョシュアツリー」 などと呼ばれています。 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Sedum multiceps セダム ムルチケプス 和名 小松緑(コマツミドリ) 別名 ミニチュアジョシュアツリー ベビージョシュアツリー ピグミージョシュアツリー
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LeoN
★大和錦 どうも♪ 本日はプルプソルム✨ これが正しい大和錦です。 パーパソルム、パープソラム プルプソラムなどなど、 呼び方がひっちゃかめっちゃかですが、 仮に意味が、 英語の「パープル」であったとしても、 原種の学名ですのでカナはラテン語読み あれこれ英語読みで書くから混乱する😑 パーパソラムでも、 パープソルムでもなく「プルプソルム」‼️ ソラムじゃなくて「ソルム」‼️ E.atropurpurea(茜牡丹)も アトロ"プルプレア" Sedum hispanicum purpureaも セダム ヒスパニクム "プルプレア" 北米のムラサキバレンギクも Echinacea purpureaで "プルプレア" 「プルプソルム」 これが最も正しいラテン読みのカナ表記✨ ちなみに交配種である、 紅大和の品種名 「E. purpusorum 'Beniyamato'」 青大和の品種名 「E. purpusorum 'Blue'or'Aoyamato'」 などは残念ながら国際的に有効な名称、 つまり正式な品種名ではありません💦 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Echeveria purpusorum (ケーレス実生苗) エケベリア プルプソルム 和名 大和錦(ヤマトニシキ)
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LeoN
★スパルマントイデス どうも♪ 本日はスパルマントイデス✨ 耐寒性松葉菊の一種で、 南アフリカ原産の細葉メセン。 2015年に属名変更されているため、 すでにデロスペルマ属ではありません😑 正しい属名は「ダゴドラ属」 学名の「pha」はhを発音しないので、 スファルマンではなくスパルマン‼️ こういうことに敏感な販売・供給者を、 自分は知りませんが、販売用のラベルとか、 きっと大量に作ってたりするでしょう。 すぐには無理だとしても、 卸す際に「これ学名変わってるよ」 と口頭で一言付け足してあげるだけでも、 流通の流れは良いほうに変わると思います🤔 (誰もやらんかw) 浸透するまでに時間はかかると思いますが、 気づいて直さなければ、 いつまで経っても古い情報のまま。 ずっとデロスペルマのまま💦 碧魚連(Braunsia maximiliani)がいい例です。 いまだにEchinus(エキヌス)と書かれてます。 名前が複数あって困るのは末端消費者なのに😤 学術的にデロスペルマ属には 当てはまらないので属名が変更されたわけで、 植物にはよくある日常茶飯事です。 別の候補名として、 Daggodorum(ダゴドルム)属 という名もあったようですが、 Daggodora(ダゴドラ)で落ち着いたようです。 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Daggodora sphalmanthoides ダゴドラ スパルマントイデス 別名 D. sphalmantoides(スペルミス) スファルマントイデス(英語読み) シュパルマントイデス(誤り) 星の涙(韓国名??) バシオニム(⚠️) Delosperma sphalmanthoides ⚠️ basionym=学名が変更された際の基となった学名
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LeoN
★菊日和 どうも♪ 本日はフィリフェルム✨ 和名の菊日和(キクビヨリ) の愛称で親しまれている原種です。 エケベリアではなく、 銀天女などと同じグラプトペタルム属。 グラプトペ『ダ』ルムじゃなくて、 グラプトペ『タ』ルム‼️ 韓国苗の交配種とかだと、 フィリフェルムが ピリペルムとか書かれちゃってます💦 あちらではよくよく、 「f」が「p」に置き換わっちゃうようで😑 フィリフェルムは、 1940年代に発見された品種で、 メキシコChihuahua(チワワ)州の 平均標高2000㍍以上の地域が原産地です。 メキシコ自体標高が高いわけですが、 原産地はさらに標高が高い場所なので、 日本の蒸し暑い夏に弱いのも頷けます🤔 filiferumとは、 ラテン語で「糸を持つ」という意味。 長い爪と言えば爪なんですが、 ヒゲのような、 糸のようなのがまさにそれですね✨ 糸というか、爪毛?🙄 多肉はじめたての頃は、正直キモイ! って思ってたのが今じゃお気に入りでして、 地味に交配種なんぞ集めてます😝 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Graptopetalum filiferum グラプトペタルム フィリフェルム 和名 菊日和(キクビヨリ) 別名 黒奴(クロヤッコ) シノニム Echeveria filiferum(誤り) Graptopetalum piliperum(誤り)
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LeoN
★澤部再び どうも♪ 本日はスアベオレンス✨ 再登場です👍 ラテン語の「v」は「w」の置き換えなので、 種小名はガチ読みで 「スアウェオレンス」になりますが、 個人的には「澤部」と呼んでいます(笑) サワの字はあえて難しいほうで😝 エケベリアでも、 グラプトペタルムでもなくセダム属。 私的には最も美しいセダムだと思ってます。 suaveolensとは、 ラテン語で「甘い香りの~」という意味。 お上品さしか感じないでしょう??😆 親株はラウイのような薄青白い感じですが、 子株はわりとピンクになりやすい気がする。 あ、その点はラウイも一緒か🤔 picは昨年親株のストロンから 掻き仔で分離したもの。 早い話がカキ仔は葉挿しと同じなんですが、 澤部は葉挿しがまともに出来ないので、 (どうも不可能ではないらしい…) 殖やすならこの方法か、 花茎(カケイ)ができやすいセダムなので、 花茎挿しで殖やすのが手っ取り早いです😊 ちなみにですが、ストロンなどが伸びず、 株元で子株がわさわさ増えちゃってるのは、 残念ながら澤部ではなく、 澤部とエレガンスの交配種である xSedeveria 'Blue Lotus' (セデベリア 'ブルーロータス') の可能性が非常に濃厚です💦 見た目ソックリなんで区別は難しいです。 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Sedum suaveolens セダム スアウェ(ベ)オレンス 別名 サベオレンス(誤り) スワベオレンス(誤り) シノニム Echeveria suaveolens(誤り) Graptopetalum suaveolens(誤り)
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LeoN
★ セル エストレラト どうも♪ 本日は通称マリア✨ アガヴォイデス・マリア のラベルで入手しましたが、 明らかなタグミスでアガボは無関係。 いわゆる「マリア」と呼ばれるもの。 Echeveria 'Maria'という名称は、 韓国から逆輸入された桃太郎の別称で、 アメリカン(AK)マリアが元のようです🤔 マリアという名称自体、 元々はチワワリンゼ、 もとい、本名ベアトリーチェ(ベアトリス) つまり桃太郎で使われているため、 現在は「セル エストレラ(ラー)ト」に 改名されています。 見た目桃太郎似ですが、 交配式などは公表されていない品種です✨ 品種名は、 Estrella(エストレジャ、エストレリャ)、 星や星屑という意味のスペイン語が 語源になっていると思われるので、 スペイン語読みが正しいのなら 「エストレヤト」になるかな?? 間違っても英語ではないので、 エストラットとは読まないでしょう😑 どちらにせよ、マリアという名称を使うと 今以上に混乱を促進させる危険あり! 同じ品種の範疇なのに、 単なる紅葉差だったり、 ちょっと色味が違うだけで ピンクだの○○○だの色の名前を付けて、 さもレアな品種を装い、 価格吊り上げて販売するのやめて欲しい… 市場が混乱するだけです😤 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Echeveria 'Cel Estrellat' エケベリア 'セル エストレラト' 別名 セル エストレラート セル エストレヤト マリア AKマリア エーケーマリア エッケマリア AK瑪麗亞 シノニム Echeveria 'Maria'(本来は別種)
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LeoN
★ベンバディス どうも♪ 本日はベンバディス✨ ベンバディスは、 ♀Echeveria purpusorum(プルプソルム) ♂Echeveria derenbergii(デレンベルギー) の交配種とされています。 パープソラム、パープソルムは間違った読み方。 正しくは「プルプソルム」。 ★ご注意★ ここで書いている交配式は便宜上、 「母(種子)×父(花粉)」としていますが、 実際エケベリアは、 本来雌雄の区別ができない両性植物☿です。 本やネットなどでは、 オーストラリアで交配・作出された と書かれていたりしますがガセネタです(笑) 作出は多くの学名の父でもある、 アメリカ植物細胞学者の チャールズ・ハリソン・ユール博士で、 品種名をオーストラリアの愛好家 デイビッド・カミング氏が命名。 これが正しい事実です。 別にEcheveria 'Kernii'(ケルニー) という名称もあったようですが、 品種名にラテン語は使えないため無効に。 同交配に「ファビオラ(※)」がありますが、 見た目はだいぶ違いますよね。 プルプソルム寄りの表現がファビオラ、 デレンベルギー寄りの表現をしているのが ベンバディスって感じでしょうか🤔 ※ファビオラは昨年4/4に投稿済 この見た目の表現の違いは、 単なる個体差や環境差の範囲を超えてます。 同交配なのになんでこんなに違うのか⁉️ 交配式を和名で書き直すと 「大和錦×静夜」となりますが、 日本で流通している上記の2品種とは、 単純に使われた親種が異なるからでしょう。 交配で得られた雑種第一代(F1)では、 片親の表現に偏ることもありますが、 この品種を見ていると、必ずしも デレンベルギー=静夜 プルプソルム=大和錦 ではないということが言えると思います。 また、 Echeveria cv. 'Ben Badis'という 表記をよく見かけますが、 cv.(=栽培品種)は、命名法などで 正式に認められているわけではない為、 近年ではあまり使用しない古い書き方です。 ご参考までに。 ネットにインスタ垢晒されてからというもの、 インスタは変なフォローや不自然なコメントが多い… なんなんだろう。ホント不愉快です🤬 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Echeveria 'Ben Badis' エケベリア 'ベンバディス' 別名 ペンパディス(誤り) ベンヴァディス(ヴじゃなくてバ) ベンヴァティス(スチャラカ過ぎ) シノニム Echeveria 'Kernii'
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LeoN
★デスメツィアナ どうも♪ 本日は旧ピーコッキーこと デスメツィ(チ)アナ✨ メキシコのオアハカ、 プエブラなどに自生している原種。 学名はベルギーの園芸家のお名前由来。 subsessilis(サブセシリス)の名も、 peacockii(ピーコッキー)の名も、 現在はデスメツィアナに統合されており、 いずれもシノニム(同種異名)で無効名になってます。 ですが、 サブセシリスはピーコッキーの選抜種で、 ピーコッキーより葉の幅が広いなどの特徴は 今も引き継がれていますので、 デスメチアナ(旧ピーコッキータイプ) などの書き方のほうが分かりやすいかも。 picも旧ピーコッキータイプ よって、 Echeveria peacockii 'Subsessilis'とか、 Echeveria peacockii 'Desmetiana'とか、 Echeveria desmetiana 'Subsessilis'などは 本来だったらダメな書き方なんです😑 特にピーコッキーは、 ダドレヤで使用されている名称のため、 エケベリアでは使えない決まりになっています😅 ちなみに、 ピーコッキーの名称は、種小名の場合 「ペアコ(コッ)キー」が正しい読み方。 ピーコッキーの和名が「養老」なので、 デスメツィアナ=養老となるのですが、 これについてはどうも納得がいかない🤔 養老や風車とは見た目からして違いすぎる‼️ セクンダ=七福神などもそうなんですが、 日本独自の進化路線を進んでいる品種は、 養老なら「Echeveria 'Yourou' or 'Yoro'」 七福神は「Echeveria 'Shichi(Siti)fukujin'」 とかでもいいんじゃないかと個人的に思ってます🙄 カナ表記がデスメ「チ」アナではなく なぜ、デスメ「ツィ」アナなのかは、 ちゃんと意味があります。 ラテン語の特例読みなんですが、 興味ある方はご自身で調べてみてください。 チでもツィでも一緒やん! と思うなかれ。全然違います❗️ 特にプロがもしそんなぬるいこと言ってたら、 勉強してないって言ってるようなもんです(笑) -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Echeveria desmetiana エケベリア デスメツィアナ 和名 養老(ヨウロウ) ※疑問あり 別名 サブセシリス ピーコッキー シノニム Echeveria peacockii 'Subsessilis' Echeveria peacockii 'Desmetiana' Echeveria desmetiana 'Subsessilis'
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LeoN
★バニラビス どうも♪ 本日はバニラビス✨ ちょっとうっ血気味💦 お察しの通り、 バニラビスが一番通ってる名前ですが、 正式な品種名は「パジィ(パジー)」です。 バニラビスは単なる流通名に過ぎません。 交配種の品種名なので、この場合は英語読み。 発声は「パァヂィ」って感じでしょうか🤔 パジィ(パジー)は、 ♀Sedum clavatum(クラウァ(バ)ツム) ♂Echeveria derenbergii(デレンベルギー) の交配種とされています。 ⚠️ご注意⚠️ ここで書いている交配式は便宜上、 「母(種子)×父(花粉)」としていますが、 実際エケベリアなどは、 本来雌雄の区別ができない両性植物☿です。 セダムとエケベリアの交配種なので エケベリアではなくセデベリアです。 お隣韓国から、 たとえ「エケベリア」で入ってききても、 これをエケベリアとして、 そのまま売るような業者からは、 買わないほうが無難です(笑) 何を売っているのか分かってないってことは、 関心がないのと同じということですから😑 結果間違った属名で流通してしまい、 買う方を混乱させるだけです。 品種名の「Pudgy」は、 「ぽっちゃり、太っちょ」の意味。 Fat(ファット)を使うほどではない場合に 使われる言葉のようです。 確かに親よりぽっちゃり系🙄 元の交配に使われたデレンベルギーですが、 いわゆる日本で流通している静夜と ちょっと違うかもしれません。 デレンベルギーは上に成長しようとするので、 本種も日照が足らないと伸びやすいですが、 静夜の半分以下の水やりでも、 下葉は落ちますが余裕で生きてますので、 かなり丈夫な品種と言えますよね✨ -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- xSedeveria 'Pudgy' セデベリア 'パジィ(パジー)' 別名 バニラビス(流通名) プギィ(プギー)(誤り) プジィ(プジー)(誤り) シノニム xSedeveria 'Vanilla Vis'
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LeoN
★わんだーわんだー どうも♪ 本日はワンダーワンダー✨ ワンダワンダー、 ワンダーワンダ、 ワンダワンダ わんさわんさー(嘘) ってどれか一つにして〜❗️ 片方伸ばして片方伸ばさずとか 意味わからんし💦 ワンダーワンダーは、 ♀Sedum versadense(ベルサデンセ) ♂Sedum treleasei(トレレアセイ=天使の雫) の交配種と言われています。 スプリングワンダーの学名は、 多いのが「ベルサデンセ」のカナ表記。 ガチのラテン読みだと「ウェルサデンセ」 学名の「v」の読みは濁らず、 「w」に置き換えて「ウ」と読みます。 本当はね😅 天使のしずくの学名は、 トレレア「シー」じゃなくトレレア「セイ」。 しっかりルール通りにカナを決めないから、 名前がいくつもできて混乱するんですよね🤔 まだまだ高くて高級セダムの分類です。 自分もやっと殖やされた方から ご好意で1鉢分けていただきました🤡 誰かがセダムだけどすぐ死ぬ。 とかなんとか書いてるのを見かけましたが、 んじゃなんでこんなに流通してんの⁉️ 少なくともどこぞの交配種より よっぽど普及してると思う😑 だってネットで買えるくらいだし😊 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Sedum 'Wonder Wonder'?? セダム 'ワンダーワンダー'?? いとうぐりーんオリジナル交配種 別名 ワンダ・ワンダー ワンダー・ワンダ ワンダ・ワンダ わんさわんさー(やめんかいw)
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LeoN
★ラウイ どうも♪ 本日はラウイ。 特に「ピンクラウイ」で 入手したものではありませんが、 いい感じになってるピンクなラウイ✨ ラウイは、 ドイツのサボテン研究家 Alfred Bernhard Lau氏が、 メキシコ オアハカ渓谷で発見した原種。 自分の生まれた年と ラウイ発見が同じ年というたまたまの偶然😝 ラウ氏は元々ドイツ生まれで、 アメリカに移住していましたが、 サボテン類の研究のため、 1967年にメキシコの ベラクルスの町に定住したほどの 変態ボタニストです。←褒めてます。 よく種小名が、 「lauii」と書かれている場合があります。 確かに人名由来ではありますが、 「i」が一つ余分です。 正しくは「i」が一つの「laui(ラウイ)」。 iが多いから「ラウィー」とか 変な読み方になっちゃうんです💦 残念ながらラウ氏は、 2007年にお亡くなりになっていますが、 種小名はラウ氏への献名でもあります。 間違えたら失礼ですので、 商売する人はちゃんと勉強してください😑 原種としては比較的新しい分類ですが、 今では多くの交配種の元親になっています。 女王カンテと並ぶ美肌品種の王道👍✨ -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Echeveria laui エケベリア ラウイ 和名 雪花(ユキバナ、セッカ) 別名 ラウィ 雪連(中国名??) シノニム Echeveria lauii(誤り)
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LeoN
★ツルギダ どうも♪ 本日はツルギダ。 これが本物のツルギダです。 巷では根岸交配で使われている "ザラゴーサspノバ"の正体 とも言われているもの(諸説あり) 違うと思うけど😅 1904年に発見され、 翌1905年に記載された、 メキシコ北部の コアウイラ州に自生する クスピダータ(いわゆるザラゴーサ) にも似た感じの原種✨ 種小名の語源は、ラテン語の 「turgidus(ツルギドゥス)」で、 膨起した、腫れた~という意味。 過去にクスピダータと間違えて 採集されたという記録が残っている。 一般的に流通しているツルギダは、 大和錦もどきのニセモノです。 アレの本名は交配種の「グローリー」 プルプソルム(大和錦)より斑紋が薄く、 今の時期は白っぽく紅葉します。 グローリーは、 エッジやキールだけが赤くなるので、 別名レッドエッジでも流通しています。 もう一種、先日投稿している 赤大和などと呼ばれている 真っ赤に紅葉するタイプの大和錦もどき アレもニセ大和錦で、 本名「デュオニソス」という交配種。 大和錦は遺伝子が強いのか、 交配種の見た目が それほど変わらないものが多く そのまま大和錦やパーパソラムなどで 売られてしまっていることが多いです🙄 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Echeveria turgida(ケーレス実生苗) エケベリア ツルギダ
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LeoN
★青い渚 どうも♪ 本日はセトーサ青い渚。 基本となるセトーサ(錦司晃)の変種です。 葉裏が赤紫に色づくのが一番の特徴✨ minorはラテン語で、 「小さい」とか「少ない」という意味。 英語だと「マイナー」と読みますが、 ラテン語では、 「ミノル」または「ミノール」になります。 全く関係ないですが、 うちの父の名もミノルです(笑)←マジ関係ねー よく、 スペイン語読みはラテン語に近いからと、 そのまま書かれたり言われたりしますが、 学名のカナ表記はあくまで基本のラテン語読み。 ただ、言葉で発声する場合とは異なります。 実際に海外の人と多肉の話をする場合、 スペイン語よりも英語じゃないと、 ほとんどの場合話が通じません💦 んじゃ英語で書けばいいぢゃん‼️ と思われる方が大半かもしれませんが、 それだと何故学名がラテン語で決められるのか、 意味のないものになってしまいます。 学名はどこかの母国語で決めては混乱の元になる。 だから母国語になってないラテン語で 名前をつけましょうというのが世界のルールです👍 植物のプロ、特に専門分野のプロが、 それを無視したら、そりゃあきまへん(笑) ラテン語の「vi」はウィ、「ja」はヤですが スペイン語の「vi」はヴィ、「ja」はハです。 読みが変われば意味も違ってくるので、 スペイン語読みまで増やすのは混乱の元😑 現在セトーサは、 基本型を含め5つの変種に分類されています。 ★Echeveria setosa var.setosa =基本型の錦司晃(キンシコウ) ★Echeveria setosa var.minor =変種ミノール → 青い渚(アオイナギサ) ★Echeveria setosa var ciliata =変種キリアタ → 王妃錦司晃(オウヒキンシコウ) ★Echeveria setosa var.deminuta =変種デミヌタ → ルンデリー(正しくはロンデリー) ★Echeveria setosa var.oteroi =変種オテロイ / 葉身(ヨウシン)の変異で微毛種 普通にセトーサで売られているものでも、 錦司晃ではなく青い渚だったりしますので、 葉裏が色づくかどうか確認する必要があります🤔 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Echeveria setosa var.minor エケベリア セトーサ 変種ミノル 和名 青い渚(アオイナギサ) 別名 セトーサミノール セトーサマイヨル(誤り) Echeveria 'Aoinagisa'(無効)
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LeoN
★エメラルドアイス どうも♪ 本日はアエオニウム。 韓国から色々な名称で輸入されてますが、 国際的な有効名は「エメラルドアイス]です。 その他の名称、 アイスだのアイスエイジなどは全て流通名。 すでに老眼で見えづらくなってますが、 写真だと肉眼では見えにくいゴミやホコリ、 鋸歯(ギザギザ)までもがよく見えます(笑) エメラルドアイスは、 有名ハイブリダイザーの レニー・オコンネル氏作出の品種✨ ICN等では交配種の扱いになっていますが、、 「パーティープラッター」という品種に 覆輪斑が入ったものじゃないかと思います🤔 ちなみに、 Aeonium 'Party Platter'は、 ♀プセウドタブリフォルメ Aeonium 'Pseudotabuliforme' ♂アルボレウム(黒法師の原型) Aeonium arboreum の交配種と言われています。 ↑この品種、 日本未入荷ってことはないと思いますが、 国内じゃまず見かけないんですよね🙄 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Aeonium 'Emerald Ice' アエオニウム 'エメラルドアイス' - 別名 Ice(アイス) Ice Age(アイスエイジ) Emerald(エメラルド)
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LeoN
★フリギダ どうも♪ 本日はフリギダ(旧フロスティ)。 一般的に、 赤毛葉が「錦晃星またはルビー」 白毛葉は「フロスティ」と呼ばれていますが、 正しくは、 「プルヴィナタの変種フリギダ」です。 と言うのも、似たような品種に、 「レウコトリカ(エケの白兎耳)」があり、 フロスティという名称は、 そちらのシノニム(同種異名)のため、 他の品種では「使えない名称」なのです。 よってプルヴィナタでの使用は無効😑 Frigida(フリギダ)は、 ラテン語で冷たいとか涼しいという意味。 語源はFrigidus(フリーギドゥス)かな??🤔 この二品種はとても良く似ているため、 同種として扱われたこともあったようですが、 2017年にクラッスラでお馴染みの キムナック博士によって再分類されました。 近縁種ではあるが別種という扱いです✨ ちなみに、 Echeveria leucotricha 'Frosty' (エケベリア レウコトリカ 'フロスティ')は ディックライト氏によって命名された栽培種。 一時、Suave(スアーヴ)という名称も 使われていたようですが、 現在は、世界的に見ても フリギダに変わりつつあるようです👍 スアーヴはスアベオレンスのスアベと同じ意味で、 上品な〜とかって意味です。 多肉(この場合棘なし)の名称は、 シノニムの使用に関して少々甘い気がします。 サボテンやハオルチアなどはもう少し厳密です💦 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Echeveria pulvinata var.frigida エケベリア プルウィ(ビ)ナタ 変種フリギダ - 和名 錦晃星(キンコウセイ) シノニム プルビナータ プルヴィナータ Echeveria frigida Echeveria pulvinata 'Frosty'(フロスティ) Echeveria pulvinata 'Suave'(スアーヴ)
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