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アズマカモメヅルの一覧

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もちっこ
7月28日撮影 みちのく杜の湖畔公園北地区 去年、南地区の林の中で見つけて調べに調べまくった花。 そして 花師匠のnaoさんからヒントをいただき、一気に解決したカモメヅルではないかと思います。 アズマカモメヅル キョウチクトウ科カモメヅル属 旧ガガイモ科。 コバノカモメヅルの白色品種で性質は同じ。…ということですが、わたしはまだコバノカモメヅルを見たことがありません。 茎は蔓状、よく分枝して伸び、他の木や草に巻きつく。葉は対生し、長さ4~5㎝(実測 長さ3~5㎝ 幅1.5~2.5㎝)の披針形~広披針形で、先が尖り、基部は浅い心形~切形。葉縁は全縁、葉柄は長さ1~2㎝(実測約1.5㎝)。花は直径7~15(7~9)㎜(実測 12~16㎜、稀に10㎜)、黄白色。花冠は星形に5裂し、裂片は細長く、先が明瞭に捻じれる。旧ガガイモ科の特徴である副花冠は環状、5裂し、裂片は雄しべの真下にあり三角状卵形、基部が丸みを帯びて張り出し、表面は平滑。雄しべは雌しべを囲んで短筒状に合着し、肉柱体(ずい柱)を形成する。葯には膜質の付属体がある。花粉は花粉粒が集合し、黄色の塊状の花粉塊(惰円形)を作る。花粉塊は長さ約0.23㎜、葯室の中にあり、外からは見えない。隣の葯との付属体の間にある長さ約0.2㎜の紫褐色の小球(捕捉体)に2個ずつぶら下がってつく。袋果は長さ5~7㎝(実測したもの4㎝)。種子は扁平、長い毛(種髪)があり、風で散布される。 (三河の植物観察 より) たしかに!星型で先が捻れています。 副花冠は花の中央で雄しべを支えているように見えるところですね。雄しべが雌しべを囲んで合着する…というのは他の科の花にもありましたね。 この花の受粉の仕組みは調べてもよくわからなかったのですが、同じカモメヅル属のスズサイコと同じだとすると… この副花冠に支えられた雌しべと雄しべは一体化して蕊柱となっていて、昆虫はここに口吻を挿して蜜を吸うようです。そのとき、口吻に花粉が付いて一緒に吸い上げられ、その口吻で、他の花の蜜を吸うために蕊柱に挿したときに受粉が完了するようです。 他の花は花粉が身体に付いて他の花へ運びますが、これらの花は口吻が媒介となっているのですね。 (参考資料:ブログ 散歩道の手作りしてみました&狭山丘陵散歩)←狭山丘陵調査、たいへん興味深いです!
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