出先で打合せの合間に缶コーヒーを買いに農道を歩いて自販機に行く時に半鐘蔓をみつけました。

夜な夜な蘭に水を遣ってるときに風に乗って甘い香りが… 明るくなってから『今、そんなに香る蘭とか咲いてないよな～』と思いつつ周囲を見渡すと遮光ネットの外になにやら蔓植物の姿が。 センニンソウでした。 センニンソウ Clematis terniflora DC. (1817) 夜の方がよく香る白い花ということは、これも蛾など夜行性の虫が花粉媒介してるのかな？ 甘い香りがすると言っても、クレマチスだから、というかキンポウゲ科だから、というか、当たり前のように有毒。 ternifloraの名前の由来は１つの花序に３つずつ花を付けることから。 日本のサイトだと名前の由来を３出葉(小葉が３枚)だからと書いてあることが多いけど、それだとfloraじゃなくてfoliaだから。 まあ、最初に誰かが間違えたのを確認もせず、みんながコピペしてるんだろうね。ネット上の園芸関連の日本語の記述なんて大体そんなもんだ。

ナンバンギセルを見に行った場所にセンニンソウも咲いていました。 センニンソウとボタンヅルの違いがよく分からないと言っている人が多かったので、センニンソウの花と蕾と葉の形がよく分かる画像をアップしてみます。て、ボタンヅルとセットじゃないとあまり意味無いのかな。