鰭薊。（長文）キク科ヒレアザミ属。アザミ属ではない。このところ、草っぱらでよく見かけるようになったヒレアザミ。茎に魚のようなヒレ状の翼が付いているのが特長。頭花の総苞片の先端もトゲになっている。 茎や葉の色がいわゆる萌黄、若草色で、紅紫色の花色も控えめな美しさがある。ヨーロッパからの古い帰化種で、世界中に分布しているようだ。 アザミは世界で250種以上あり、日本では150種を越えると、国立科学博物館植物研究部が発表している。八ヶ岳山麓ではヤツガタケアザミという種もあるほどで、おそらくそれぞれの地名をつければそういうアザミの種がありそうである。 葉、茎、花、生育地などの細かい差異で分かれているので、同定はむずかしい。名の知れた野アザミ、野原アザミ、鬼アザミなどはキク科アザミ科で別属。 同属のウナダレアザミやシロバナヒレアザミもある。もう花期は終わったが、キツネアザミはアザミに似ているが、トゲがなくアザミではない。（キツネアザミ属） ヒレアザミの印象がいいのは、キジを見かけた後にヒレアザミが生えていることが多いように思うから。個人的な感想であるが、ヒレアザミとキジの共通点は、ひらけた草地。

鰭薊　ヒレアザミ キク科　ヒレアザミ属 茎の全面にヒレ(翼)があり多くのトゲがあります 痛々しい姿です 古い時代に帰化した史前帰化植物ともいわれています

今日は快晴、夏日となりました。暑かった～💦 仕事で移動中、道端に咲いていたヒレアザミ。 何度見てもノアザミに比べると、本当に重武装なアザミです😓 トゲトゲが葉っぱだけのノアザミに比べ、茎の部分までトゲトゲ。見るからに触ると、とっても痛そうです😅

花はアザミのごとく綺麗なのですが、全体に鋭い棘が多く、あまり触りたくない花です。日本的ではない姿のこの植物は古い時代の帰化植物と言われています。このごろはさらにこのトゲトゲがパワーアップしたヒレアザミの親方のようなアメリカオニアザミが繁殖していて繁殖力の強さから要注意外来生物に指定されています。そちらから比べればまだ、ヒレアザミのほうがやさしい❓感じです。

ヒレアザミ 鰭アザミ

全身チクチクしてます。 ワルっぽい装いで、近付き難いです。

車で移動中変わったアザミを見つけました。 高さは１m位、葉っぱは細め！ 広い所でも２㎝。 こんなに伸びたアザミを初めて見ました。アザミですよね？ ヒレアザミと教えていただきました。 たごさくさんありがとうございました_(..)_ ヒレアザミ キク科 ヒレアザミ属 越年草 ヨーロッパ原産の帰化植物 茎にヒレがあるのでヒレアザミと呼ばれます。 葉や茎のヒレにもトゲがあります。草丈は７０㎝から１m位になります。 花図鑑より