咲き始め。今年はアザミウマの被害もなく花上がりがいい。緑茶唐辛子が効いてるんかな。 バンダ チェリーブロッサム Vanda Cherry Blossom, E.Iwanaga 1961年登録 か、 バンダ プチブーケ Vanda Petit Bouquet, W.W.G.Moir 1965年登録 以前はプチブーケと呼んでたんだけど、ホントにどっちか分からなくなった。 チェリーブロッサムはフウラン(Vanda falcata)とバンダ アンプラセア(Vanda ampullacea)の一時交配種。 プチブーケはチェリーブロッサムにアンプラセアを掛け戻した戻し交配種。

昨年は、たぶんアザミウマのせいで、フウラン系の花芽が全滅してしまったので花が見れなかったけど、今年は順調に花芽が育ってる。 こちらは１週間前くらいから咲き始めた バンダ プチブーケ Vanda Petit Bouquet W.W.G.Moir 1965年登録 (以前はAscocentrum属とNeofinetia属の属間交配種としてAscofinetia Petit Bouquetという名が使われていたけど、両属ともVanda属に統合されたので現在はVanda Petit Bouquet ) ……と、これまでは呼んでたんだけど、プチブーケなのかどうか、ホントに自信がなくなった。 プチブーケは、フウランとバンダ アンプラセアの一次交配種であるバンダ チェリーブロッサム(Vanda Cherry Blossom, E.Iwanaga 1961登録)に、アンプラセアを掛け戻した戻し交配種で、本来ならプチブーケはチェリーブロッサムよりアンプラセア寄りの姿をしている……はずなんだけど、ここ数年、画像検索してみると、うちのプチブーケそっくりのチェリーブロッサムや、それよりももっとアンプラセア似のチェリーブロッサムが沢山検索結果に上がってくるようになった。 しかもプチブーケの方も、よりアンプラセア寄りの個体が出てて、もはやアンプラセアじゃないの？ってのもある。 つまり、チェリーブロッサムもプチブーケも、今は色や形のバリエーションがすごく増えていて、単にラベルのつけ間違いじゃなくて、新しい個体(品種)がどんどん作られて、両者の区別が付き辛くなってるようにも見える。でも、ホントにそんなに頻繁に新交配が行われてるの？って気もする。 そんなわけで、うちのプチブーケはプチブーケなのかチェリーブロッサムなのか全く分からなくなりました。 昔はチェリーブロッサムと言えばピンクのフウランみたいなのしか見なかったような気がするんだけどね…。

バンダ プチ ブーケ(たぶん) Vanda Petit Bouquet ラン科バンダ属(交配種) セッコクとバンダ アンプラセアの一次交配種(バンダ チェリーブロッサム)にバンダ アンプラセアを戻し交配して作られたアンプラセア寄りの交配種です。 今年もほぼ例年通り、一番花は6月23日に開花、この📷は7月末から咲き始めた2番花、3番花です。 それにしても、チェリーブロッサムとプチ ブーケって、年々区別をつけにくくなってる気がします。 新しい交配株が出回ったり、相互誤認が増えてたりというのもあるのかもしれませんが、どっちが一次交配でどっちが戻し交配なのか、よくわからない感じのものが増えてきた印象があります。 今年、割りと多く出回っている印象の“オメガ”という個体名の付けられたチェリーブロッサムなどは花だけ見ると、ほぼアンプラセアそのものじゃないの？と思える姿で、とても一次交配とは思えません。

2018年6月26日に『たぶんバンダ プチブーケ(Vanda Petit Bouquet)』として投稿したのと同じものです。 昨年は6月25日が初花でした。一房咲き終わると次々と花軸が上がってきて、8月の中旬まで咲いていました。 よく似た花に バンダ チェリーブロッサム(Vanda Cherry Blossom)というのがあって、ネットで見比べるととても分かりにくいのですが、 チェリーブロッサムはセッコク(Vanda falcata)とバンダ アンプラセア(Vanda ampullacea)を交配したもの、 プチブーケはチェリーブロッサムにアンプラセアをかけ戻したもので、プチブーケの方が葉も花も少し厳つい感じになります。 一昨年も書きましたが、うちのは『セッコクの交配種で、セッコクほどじゃないけど寒さにも強いよ』とだけ言われて買ってきたので、ラベルもなにもなかったのですが、チェリーブロッサムと見比べる度に(うちのはゴツいな)と感じます。

多分バンダ プチブーケ。今はフウランもアスコセントラムもバンダ属になったんですね。 大昔に母がどこかの蘭展に行った際、フウランの交配種で、フウランほどじゃないけど寒さに強いくらいの緩い情報だけ携えて買ってきたのでラベルも何もありません。とりあえず、緩い情報に間違いはなく、丈夫です。