なんという　清らかさかと　立ち止まり 　　　　立ち止まり見る　梅の花かな 散歩コースの川のほとりの大きな梅の木、台風の時には大水を被るので、枝には、所々枯れ草やゴミなどが引っかかっています。けれど、その花の清らかなこと・・今年も咲き始めました。

　先輩のシクラメンから後輩へ 　「無事に咲いたね　これからなのね」 左のシクラメンが後輩です。やっと咲き出しました。先輩シクラメンは、もうピークを過ぎてしまいました、頑張ってね〜。

綺麗やねぇ　お隣さんに　褒められて 　　　　　一枝手折る　薮椿咲く お隣の庭にも、椿の木が何本もあり、花が咲くと、差し上げたり頂いたりして楽しんでいます。

　繰り返す　この庭の四季　いち早く　　　　　蝋梅咲いて　スタートを切る 　 次はスイセンかな、それともクリスマスローズ？ささやかな庭だけど、日々の暮らしに潤いを与えてくれる大事な庭、今年も一年が始まりました。

　洗濯を　干す指凍る　雪の朝 　　野鳥も足が　冷たかろうなぁ〜 庭の柿の木にヒヨドリがやってきました。雪の枝でひと休み、でも足は大丈夫？ちょっと心配です。

　通学路　西洋ヒイラギ　赤い実は 　　　今もありやと　初散歩かな 　懐かしい通学路の西洋ヒイラギ(クリスマスホーリー)、散歩がてら見に行くと、今も真っ赤な実を付けていました。

　　いつの日か温泉宿で正月を 　　　などと言いつつ今年も自宅 　　正月に生ける万年青は立体の 　　　パズルにピース埋め込む如し 　　手作りのお節を喜ぶ年老いた 　　　義父母の笑顔目に焼き付ける 　あけましておめでとうございます。 　今年もよろしくお願いします🙇‍♀️

　松の下　南天・千両・万両は 　　　羽を休める　小鳥の仕業 庭の木にやって来るのは、メジロ、ヒヨドリ、ジョウビタキなど、せわしなくさえずり、敏捷に動き、フンをして飛び去ります。お陰で、植えもしないのに、これら赤い実の植物が増えました😍 今年は脳トレのために短歌を始めたものの、自己流なので格別上達もせず・・皆様には、拙い投稿を見ていただき、申し訳ありませんでしたが、私にはとても励みになりました。本当にありがとうごさいました🙏 どうぞ良いお年をお迎えください。 来年もよろしくお願いします🙇‍♀️😊

先日は今年最後のGS句会、御参加・御閲覧ありがとうございました😊今回も徒然なるままに感想など述べさせて下さい(敬称略)。 冬薔薇小さなことは気にしない　いざよい 📝冬の寒さにも平然と花を咲かせている薔薇。些事にとらわれず大らかに逞しく行こうと励まされるのです。 粛々と漕ぐ掻くはねる年の暮れ　佐助 📝雪国の真冬の日常。「漕ぐ掻くはねる」、雪掻きと簡単に言いますが、どういう作業なのか、その大変さと共に教えて頂いた気がします。 ねこじゃらし光芒遥か島宇宙　種 📝空気の澄んだ日に一群のエノコログサが揺れ煌めく情景でしょう。「島宇宙」とは星雲を島に見立てた言葉です。広い土地のあちらに一群、こちらに一群、そんなふうに想像が広がります。 冬の夜や人声めいて腹の虫　種 💁🏻‍♀️妻の推奨句。夕飯前かな？無機質な言い方をすれば胃腸の蠕動音、それが空腹を訴えかけている喋り声のように聞こえる。ユーモラスで温かい句。 冬晴れやメタセコイアに千切れ雲　そらもよう 📝光、紅葉、純白と青、清々しさに満ちた冬の点描で、一幅の絵のようです。 核廃の署名求める人ありて 札交わし合う木枯らしの門　小菊 💁🏻‍♀️妻の推奨歌。木枯らし吹く中、世界平和を希求して来訪した人。応じる心の中に、何も出来ない自分や変わらない世界への忸怩たるものが滲むのも「木枯らしの門」が効いているからでしょう。 積み本がまたここに居る十二月　メイ 📝本好き、調べ物好きはいつも身近に本を置いておきたいもの。どうしても何冊か積み上げてしまい、家が片付かない。「居る」という擬人化により、そんな厄介者の本への愛情が滲みました。 逝きし人数えて暮るる冬銀河　ゆん 😻 私の選ぶ「この一句」。年末には今年亡くなった方々を振り返る特集が組まれます。身近な人、好きだった著名人、別れは毎年訪れます。二度と会えなくてもいつまでも覚えていたい、そんな想いが「冬銀河」という美しい言葉で表されています。遠く離れても思い出は永遠に輝いているのです。 「囲む」から「差し向かい」へと鍋の卓　risho 📝核家族化から夫婦だけ、さらには独居老人へと時代は移り変わりました。rishoさんの仰る通り、鍋はもはや囲むものではないのでしょう。差し向かえる相手がいることを有り難く思うべきなのかも。 拙句から妻が選んだのはコレ☺️ 風よ止め秋蝶しばし憩ふやう　猫凡 自句自解：秋深まり冷たい風の吹く中、藤袴の蜜を吸っている蝶を見ての素直な気持ちです。遠からず死んで土に還るからこそ、「しばし」の憩いを願わずにいられません。 今回のまとめからの自選句はコレ。 工業化された大地の穴惑　猫凡 自句自解：私の住む彦島には田んぼがありません。高度経済成長期に全て潰され、工場や社宅にされました。潜り込める穴などなさそうな、そんな土地でウロウロしているシマヘビの姿。穴に入り込むべき時に地上にいるという本来の意味の「惑」と、自然の大地が失われていることへの「惑」を重ねてみました。 来年もGS句会をどうぞよろしくお願いいたします<(_ _)>

　冬ざれた　庭の一点　火が灯る 　　ドウダンツツジ　真っ赤になりて

　いい香り　きれいな色ね　ツヤツヤだ 　　ちょっとトゲがね　レモン収穫🍋

　プレゼントあげるばかりのXmas 　　　自分用にと買うシクラメン

　ベビーカー押して見上げる母子の上 　　ハラハラと舞う　優しきイチョウ 近くの神社のイチョウの木が今年も黄金色に染まりました。美しいです😍　「今年もありがとう」・・自然の力にお礼を言いたくなります。

　「紅葉がきれいですね」と　お隣の 　　　ハナミズキの下　井戸端会議 お隣さんは一人暮らしの上品なおばあさん、シンボルツリーは白のハナミズキ。「紅葉がきれいですね」と声をかけたのを発端に・・ニュースの押し込み強盗の話しとなり、ついつい長話し、いつの間にやら物騒な世の中になってしまいましたね😱気をつけましょう‼️

　　色付いたフウの並木を歩くとき 　　　　しばし赤毛のアンとなる我 中学生の頃の愛読書は「赤毛のアン」、プリンスエドワード島はこの歳になっても永遠の憧れ・・一度も行ったことないけど、こんな風景に出合うと、あの島みたいだ、と思ってしまいます。(先日、同窓会に行くと旧友はプリンスエドワードに2回行ったというので、ビックリ‼️、私も諦めずに頑張ります)

　舞鶴のレンガ倉庫に生う蔦は 　　　平和の陽射し浴びて色づく 　福井県方面への旅の帰り道で立ち寄った舞鶴市の赤レンガ倉庫、ノスタルジックな雰囲気が素敵な場所でした。倉庫内のカフェで海軍カレーを食べつつも、耳の奥では、二葉百合子さんが熱唱する「岩壁の母」がリフレインしていました。今は平和で、本当にありがたいことです🙏 　

　　訳もなく寂しさ覚ゆ秋の庭 　　　目立たぬようにホトトギス咲く

　　秋祭り　屋台や神輿　集まりて 　　　　賑わう境内　貴船菊咲く 今日は地域の秋祭り、この日は、ボーゼやアジの姿寿司・お煮〆・甘酒をいただく風習があります。一昔前までは、全て手作りでしたが、今はスーパーで揃う時代となりました。 写真は、我が家の秋明菊(貴船菊)、松の木の下で咲いています。夕闇に白く浮かび上がる姿は、とても美しいです。

　秋風が揺らすツリガネニンジンは 　　　こびとの国の幸せのベル🔔

おはようございます♪ 窓開くと甘い香りの漂いて視野に飛び込む金木犀よ 🏷️GS句会に参加します

　秋の野の　花は優しい　どの花も 　　　夏の暑さを　超えて咲くから ススキ、ミズヒキ、セイタカアワダチソウ、ヨメナ、ツリガネニンジン、ヤマハギ・・野の花は、素朴で優しいですね〜。

　水やりの　ホースに絡む　朝顔や 　　　加賀の千代女の　もらい水かな ピンクの朝顔はホシアサガオですが、今朝は、「朝顔に　つるべとられて もらい水」の心境で、水やりさせてもらいました。

　食べきれず　土に埋めたる　キクイモの 　屋根まで伸びて　ビタミンカラー 2月、友達からコンテナいっぱい貰ったキクイモ、食べきれなかった分を畑の隅に埋めました。スクスク伸びて車庫の屋根を超え、今、花盛り、目からも元気をもらっています。

　我が胸の　乙女心も　共に揺れ 　ミューレンベルギア　風に揺らげば 花友さんから、憧れのミューレンベルギアの大きな株を頂きました。 無事に根付きますように・・🙏