【フジバカマ・藤袴】 おはようございます🍃🍃良き一日を🍃🍃 全体に桜餅のような香りがします。実際のところは花には香りがなく葉や茎から香る。「香蘭」「王者香」の異称もある程。そもそも我が国には香料として持ち込まれたとも言われているそう。我が家の藤袴はまだまだ蕾🐈🤍♪

葉隠れに　散りとどまれる　花のみぞ　忍びし人に 逢ふ心地する 　　　　　　　　　　　　　　　　　　西行 葉隠れにわずかに散り残っている花を見る時は、 それこそ心ひそかに思っている人に逢えたような気持ちがするよ。

「世の中に　たえて桜のなかりせば　春の心は　のどけからまし」 【詠み人　在原業平（右馬頭）】 【伊勢物語の第82段「渚の院」】 🌸現代語訳🌸 「もしこの世の中で桜と云うものが無かったのなら、咲くのを待ちわびたり、散るのを惜しんだりする事なく、春を過ごす人の心はのどかであるだろうに」 ⏩次のpicにお付き合い下さいませ🐩

梅雨の晴れ間の昨日、やはりいつものように散歩。中山道の一部だけ保存再現されている宿場町の一風景に目がとまる。昔ながらの酒造店に連なる隣家の黒壁沿いにある水路にハナショウブらしい花々。このような昔のままに近い通りや神社などの場所にある花菖蒲は風景とうまくマッチしている。この花が万葉集など和歌に多く詠まれているのは日本人の感性に合うのかしらん。