日光植物園の春花たち💕 アヤメの花がたくさん咲き出して池の縁も賑やかになってきました😍 ① ↖️のアヤメから右回りに、キリガミネヒオウギアヤメ、ナスヒオウギアヤメ、ヒオウギアヤメと並んでいます。 ②〜⑤はその順番での個別pic 何が違うかというと、アヤメでは大きく真上にうさぎの耳状🐰に立ち上がってる内花被片の大きさが違うんですね。ヒオウギアヤメになるとほとんど見えなくて、わずかに針先みたいに覗いているだけになります🧐 （内花被片の大きさ） アヤメ＞キリガミネヒオウギアヤメ＞ナスヒオウギアヤメ＞ ヒオウギアヤメ😊 真ん中で大きく3裂して広がっているのは花被片ではなく、花柱が大きく平べったく裂けた姿です。そのリボンの先端が柱頭になります。 アヤメは花弁の付け根に鮮やかな網目模様(文目模様)が広がります。ノハナショウブ(園芸種はハナショウブ)やカキツバタにはこの網目は無く、代わりに白(カキツバタ)や黄色(ノハナショウブ/ハナショウブ)の筋があります。

アヤメはすでに終わったと思いきや、やや遅咲きの様子でした。ナスヒオウギアヤメの標識がありました。2023.05.03.撮影

ナスヒオウギアヤメ　アヤメ科 2021.6.21 撮影 花札の植物　5月 花言葉　良い便り　朗報

ナスヒオウギアヤメ‼️ 日光田母沢御用邸にて 本日栃木県民の日にちなんで駐車料金も入園料も無料でした。 ちょっと花は遅めだっかけど見られました。

筑波山は気持ちよかったけど、前のpic溜まってるんでそっちからアップ⤴️していきますね😆 これ、山でよく見る野生のアヤメですが、 ↖️アヤメ、内花被片と言われる大きな内側の花弁が真ん中に立ち上がる。乾燥気味の場所を好みます。 ↗️ヒオウギアヤメ、葉が檜扇に似ることからの名前ですが、乾燥地を好むアヤメと違って、高原などの湿地などに生えます。内花被片がほとんど見えないほどに小さく針先のように見えてるのがそうです。紀子妃のお印です。 ↙️キリガミネヒオウギアヤメ、変種で、霧ヶ峰高原のごく一部にみられ、ヒオウギアヤメの中では、内花被片が一番大きい。 ↘️ナスヒオウギアヤメ、変種で、那須や那須塩原の一部で見られ、内花被片の大きさが中間です。宮内庁の職員が見つけ、昭和天皇が研究、命名された花です。

パープル💜の素敵なお花ナスヒオウギアヤメ😍🎶栃木県那須町と那須塩原市の一部にだけに咲く絶滅危惧種で、昭和37年に宮内庁の職員が発見して昭和天皇が研究して名づけられたものだそうです❣️

内側の花弁みたいなもの(花柱が3裂して花弁状になったもの)をめくってみました😊 めくった花柱の下にある細長いのは雄しべの葯、手前と葯の奥に見えるヘラ形がいったんすぼまってから尖った芒状になったものが内花被片です。このいったん段になってから尖るのが、見分けのポイント😆 ま、面倒なことは覚える必要もないと思いますが、とっても複雑で精緻な花の構造に感心させられます🧐😍❤️

ナスヒオウギアヤメ ヒオウギアヤメの変種で那須高原限定の絶滅危惧種です😍 先々週の投稿に出さなかったのは、ヒオウギアヤメとキリガミネヒオウギアヤメに加えてこれを出すとややこしくなるから😅 唯一の区分ポイントが、ヒオウギアヤメとキリガミネヒオウギアヤメの中間なんですよ😅 真ん中から飛び出している尖った槍の穂先みたいなもの…退化した内花被片で、ヒオウギアヤメとキリガミネヒオウギアヤメの中間の大きさといったところ😊