立春盆栽大市でのお買い物その二、エゴノキです。これも同じく伊豆長岡の成子園芸さんでゲットしたものです。 まえまえからほしい樹種だったのと、それなりの立ち上がりの曲、赤い独特の幹肌に惹かれて即決でした。お値段も手頃でした。 他のエゴノキを持っていないので比較ができないんですが、西丹沢のエゴノキは赤っぽい幹肌だそうなので、これもそうなのかもしれません。 そんな樹ですが、入手してから冷静に見てみると、どう見ても使えない枝が多く、忌み枝と呼ぶべき車枝や真っ直ぐすぎる枝など、ひと思いにエイヤと剪定しました。枝が車枝になりやすいのか、枝先にコブができているような箇所がいくつかありました。 手入れ後が右の写真ですが、幹筋の先の方の枝はもう全く曲がりそうにない状態なので、これはこのまま活かすとすると、植え付け角度を変えて上に伸びるようにしないといけないかなとか考えています。

秋雅展で買ってきていた木瓜です。ビフォーの写真が無いですが、少し前までは一本の木でした。 芽が動いてきたので、植え替えてみようと鉢から抜いてみたところ、ものすごい瘤がっ。いやただの瘤ではなぬ、根頭癌腫病でした。しかも、かなり増えていて瘤だらけな状態になっていました。 そっとそのまま鉢に戻すという案も頭によぎりましたが、できるだけやってみようということで、瘤を取り除きました。細根はありましたが、もろとも取れてしまった箇所も多く、根はかなり減ってしまいました。 もともと取り木をするつもりだったのですが、この状態で取り木をしても発根しないかも…ということでエイヤで一刀両断。挿し木に切り替えました。どちらもうまく根付いてくれるといいんですが。 後で知ったんですが、バラ科の樹種は秋の植え替えの方が癌腫病予防にはいいらしいですね。買ってすぐ植え替えが良かったということですね。それにしても安い樹だったんですが、それなりの理由があったということで、勉強になりました。 このあと薬剤に漬けておきます。右の鉢は松山。 さて、これから立春盆栽大市へ！