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女郎花の一覧

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醜男
女郎花(オミナエシ) オミナエシ科オミナエシ属の多年草。秋の七草。日当たりの良い草地や土手に生える。根茎は横に這い、株のそばに新苗をつくって殖える。葉は対生し羽状に裂ける。花期は8~10月。茎の上部はよく分枝し、黄色の花を散房状に多数つける。果実は痩果で長さ3~4㎜の長楕円形、男郎花(オトコエシ)のような大きな翼はなく、縁はごく狭い翼状になる。全体から醤油の腐ったような悪臭がある。 男尊女卑の時代では、男は白い飯、女は粟の入った黄色い飯を食べた。女の飯は『オミナ(女のこと)メシ』で、転じてオミナエシになったのが名前の由来。あるいは、オミナエシのオミナは女、エシは古語の圧し(ヘシ)のことで、圧倒するという意味。要するに、女を圧倒する美しさという意味。漢字で書くと『女郎花』。かわいらしい黄色い花だが、匂いが女郎の化粧の匂いのように強いという含みもあるという。オミナエシ(ないしはオトコエシ)の全草を乾燥させ、煎じたものを『敗醤(はいしょう)』といい、解毒、利尿のための生薬として利用されてきた。敗醤は、醤油の腐敗した臭いのため。『ハイショウ』→『ヘシ』→オミナエシの『エシ』に訛ったという説もある。カノコソウやオミナエシに共通する臭さは、オミナエシ科の植物に広く存在するイソ吉草酸(いそきっそうさん)とボルネオールによる。足の裏の臭いニオイは、このイソ吉草酸が原因。しかし、ネコやネズミはこれに引きつけられるため、西洋ではセイヨウカノコソウと毒を混ぜて殺鼠剤にした。ドイツ民話の『ハーメルンの笛吹き男』は、カノコソウをポケットに入れていたのでネズミ達が後を追ったとする説もある。 出典『野に咲く花』『野草の名前』『生薬単』
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