オリカナ花壇の中央にきらめく星くず　こと、千日紅の星座草ちゃんです。 初夏に手のひらサイズのポット苗で出会ったときに、あまりのプリティーさにほぼ衝動買いで連れ帰ったものの、当時はここぞと言える寄せ植え先も見つからず、まあ花壇の中央にでもいててもらうか……。くらいのもんでした。 んが、そこからがまずかった。 ポット苗時代のお花が終わってからは、地獄の長梅雨が続き、枯れこそしないものの日照不足でぐでんぐでんに暴れるわりに花はひとつもつかず、まるで花壇のど真ん中に雑草を放置しているかのような様相を呈していました。見かねて強剪定をかけたことも何度もありますが、出会ったころの可愛さをせめてもう一度拝んでからでなければ抜くに抜けないわ……と忍従の日々。本気で抜いてやろうと決意したことも、実はありますごめんね。 でも何だかんだで半年居座り、気温も落ち着き日も短くなったころから、念願の、その名に恥じぬ星くずじみたお花をポツポツとつけてくれるようになりました。これだよ！ きみのこの姿を見たかったんだ！！ 当家の花壇は南北に細長い小さなものでして、北寄りのほう（北といいつつ実際は東南の半日陰といったところだと思います）は、ヒューケラ中心なため、どうしても地際にのっぺりした印象になりがちなのですが、こういう上に伸びて地味可愛い小花をちりばめてくれる花材は、ガーデンに高低差を生んでくれてたいへんありがたいものです。いろいろ工夫して、なんとか通年観賞性高いガーデンを維持したいものですねぇ。 ところで、こちらの千日紅・星座草さん。 秋の寄せ植えによく使われるみんな大好き千日小坊によく似ていらっしゃいますけれど、そちらとはどういう関係なのでしょうか。ご親戚？ （ヒユ科同士だから親戚っちゃ親戚でしょうけど、属は違うんですよね？） どなたかお詳しい方ご教示ください。