神話の中のガガイモ(蘿藦芋) 湖岸の南側の草原に保護された山野草を発見しました 木の枠に無くならない様に大事に結びつけられた果実でした 花は見た事があり果実は初めて見ました 花は咲いても結実は低い様です 小さな花とは違い、大きな果実で驚きました(8〜10cm) 実の時期は晩秋から初冬です 説明書にはとても興味深い事が書いてあったので調べてみました 袋果は大型の紡錘形で表面に突起物がある 1️⃣写真は裂開したものです 左は種のついた長い毛(種髪)が飛び出したもの 右は綿毛のついた種が固まっているもの 3️⃣4️⃣は翌日右の果実から種髪が出ていました 雨が降った後で、多分野草会の先生だと思いますが、前日の種が飛び出した実は飛ばない様に紐でくくって閉じてありました 5️⃣花(7〜8月) 古事記ではこの実を２つに割ったアマノカガミノフネ(天の羅摩船)に、スクナヒコナノカミ(少彦名神)が乗ったとされる とすると相当小さな神様で、御伽話の一寸法師のモデル(ルーツ)となった神と言われる ガガイモの古語はカガミ(蘿藦)です