11月3投稿目 変則投稿…ちょっとわざとらしいアングル…実は本を読んで感じた事を記録しておきたい…。 「日本の伝統とは何か」梅原猛著…ずっと積読になっていた本をパラパラっとめくって目にとまった箇所…。 日本人の精神性を形作るモノ(ストーリー、原型)への考察を本質をついた凝縮した形で見せてくれる一冊。 その中で私の気付きというか、新たな知見となった箇所は… 私の鉱物への感性って…いわゆる“エネルギー”を感知出来る感性を持っていた頃(古代…縄文とか)の名残がDNA🧬として私の中にあるのだと常々思っていましたが…この梅原さんの本の中で、日本の天台仏教では成仏出来る衆生を動物だけでなく草木(植物)や鉱物(国土)まで範囲を広げて考えていて、インド仏教では動物までが衆生なのだ、と。仏教は途中から入ってきた外来の宗教ですから…それを取り入れる時点でも日本人は自らの感性をそこに反映させていたんだな…と。 この感性はやはり世界共通なのではなく地球上のある特定の人達(ネイティブアメリカンや島々の人達等も)のものなんだなと思いました。それが仏教にも反映されているんだな…と。 様々な生き物が持つ感性がどういう環境を得てどの様に形作られて来たのかという事に時折ググっと惹きつけられてしまうので、自らの感性のルーツ等も気になったりするんですね〜。 しかしこの梅原さんの本は凄くエッセンスが凝縮されていて中身濃ゆくてびっくりです。梅原さんの本は20代の頃から目にとまっていましたが、その難しさ故集中して読み切る事が出来ず、更に私の脳ミソが最近はそういった時間を拒否しているので中々読み進められませんでしたが…頑張って読んでみたいな…。 ちなみに手前の植物は水につけたサツマイモとその芽です。栄養分があるので芽が生き生きと成長していってそれを見ているだけでちょっと喜びがあるのです。植物可愛ゆし、ですね〜😊🍀