忘れたくないお花　2種 ①〜③シデシャジン（キキョウ科） 全国の山地の林縁などに生える多年草 切れ込んだ花弁が神主が持つ四手（玉串につけた紙）に、根が生薬シャジンに似ていることから 雄しべ5個 葯は白い紐状　雄しべ先熟 花柱は雄しべの間から突き出し　 雌性期に柱頭は3裂する つぼみは棍棒状 ひもの様な花冠と長く突き出した柱頭が特徴的 強く印象に残るお花です💜 シデシャジンは何年ぶりかの再会 ④⑤ テンニンソウ（シソ科） 北海道から九州に分布する日本の固有種 山地の林下や林縁に群落をつくる多年草 ブラシのような花は４本の雄しべと1本の雌しべが長く付き出ている 花は最終版でしたがこれも特徴的な容姿のお花です またこのステキ過ぎる名前の由来は 虫に喰われた葉を天人の「羽衣」に例え「破衣」からきた名だとかいう説 花が下から上へ咲き進む様子を天人とか天の花に例えたという説などあるが定説はないようです テンニンソウは初めましての花です どちらの花も記録と記憶に 残しておきたいと思います　9/22

赤い実シリーズ🔴🔴🔴 ① トチバニンジン（ウコギ科） 　なかなかタイミングが合わないのですが 　なんとか目玉親父と対面出来ました ② ユキザサ（ユリ科） 　今年はここで見られました ③ ベニバナヤマシャクヤク（ボタン科） 　この子の存在感は半端ないです❣️ ④ マイヅルソウ（キジカクシ科） 　葉も少し紅葉しはじめています ⑤ カンボク（ガマズミ科） 　6月には丸く周りをまいた白い装飾花が 　とても綺麗でした 9月に撮った写真です 森や山道では赤い実が存在感を発揮しています ①〜③ 秋神温泉　9/22 ④ 城山山頂　　9/23 ⑤ 我が家のまわり　　9/24

ビッチュウフウロ（フウロソウ科） 岡山県（備中）で最初に発見された 事から 長野県、東海地方、近畿北部、中国地方に分布 山地の湿性草地、湿原などに生育する多年草 ただ生育が確認されているのは限られた場所で 他所では個体数も生育確認地点も少ない 花期は8月〜11月 草丈40〜80㎝ 花は直径2㎝ほど　花弁に紅紫色の網目状の脈があるのが特徴 雄蕊は10本で紫色の葯はすぐに落ちる その後雌蕊の柱頭が開き始める 茎と葉に下向きの伏毛がある 葉は対生幅5〜8㎝の掌状 根生葉は5深裂　花茎に付く葉は3裂 果実は5個の蒴果 長野、岐阜、愛知など複数の県でレッドリストに選定されている この日ここにあるのは知っていたのに　他の子（お花）の方に気持ちがいってしまい　サクッと写真を撮っただけでした〜 後から葉も蕾も果実も茎の様子も何より葉っぱの写真を撮ってなかったのです ダメ👎ですねー　失敗しました〜反省反省😂