アスヒカズラ(明日檜葛) ヒカゲノカズラ科アスヒカズラ属の 常緑シダ植物(常緑多年草) 分布　北海道、本州(中部地方以北・滋賀県・兵庫県・鳥取県)、四国地方(徳島県) 山地帯から高山帯の樹林下、日当たりのよい明るい林縁に生育 風穴から涼しい空気が吹いてくる場所に生えていました。 ちょっと見、ヒカゲノカズラに似ていますが、茎や葉が扁平なところが違っていました。

コバノフユイチゴ(小葉の冬苺) バラ科キイチゴ属の常緑低木 別名　マルバフユイチゴ(丸葉冬苺) 名前に「冬苺」がついていますが、 夏に実がつくキイチゴ。　 雪が積もる冬が来る前に、赤い実をつけて、地面を這うようにして広がっていました。 １株に１個の実がついて、ポツポツと離れて生えていました。 誰にも食べられなかったのか、果肉が落ちて、種子が現れている実もありました。 不味くはないと思うのですが…🙄

サラシナショウマ(晒菜升麻) キンポウゲ科サラシナショウマ属の 多年草 別名　ヤサイショウマ(野菜升麻) サラシナ(晒し菜) 林の中、白いブラシのような花穂が、所々で、目立っていました。 花穂は、長いものは30㎝くらいの長さがあって、小花が、びっしりついて、弓状にしなっていました。 花は、両性花と雄花がついて、 開くと間もなく、花弁と萼片は落ちて、白い雄しべが残るそうで、長く楽しめそうです。 升麻は、根茎を乾燥させた生薬名で、 若菜を茹でて、水に晒して食べたことから、サラシナショウマと名前がついたそうです。

シロバナウツボグサ(白花靫草) シソ科ウツボグサ属の多年草 別名　ヒメウツボグサ 山野の草地や道端に生える。 紫色の花をつけるウツボグサの品種で、白い花をつける種だそうです。 ①②③　地面を這って、あちこちに白い蕾と花をつけていましたが、 本来の花穂の姿ではないのか🤔?、　 ウツボグサには見えませんでした😅 ④⑤　ウツボグサも見られました。 夏枯草(カコソウ)と呼ばれる通り、 咲いて枯れた花が残っていました。

ミソガワソウ(味噌川草) シソ科イヌハッカ属の多年草 分布　北海道、本州、四国 低山から亜高山帯の谷川や湿った草地 谷川が流れている傍に生えていました。 草丈、１mくらいあり、 ラショウモンカズラに似た雰囲気のふっくらした花が咲いていました。 ミソガワソウは、萼片が尖っていて、よく目立つ点が、ラショウモンカズラとの見分けポイントだそうです。 花は、盛りを過ぎたのか?、少ししか、ついていませんでしたが、 下から上に咲き上がっているようでした。

キバナノヤマオダマキ (黄花の山苧環) キンポウゲ科オダマキ属の多年草 ヤマオダマキの黄花種とのことです。 ヤマオダマキの萼片は、紫褐色で、萼片まで黄色のものを別品種として分類しているそうです。 山地の草地、林縁で、 思いがけず、オダマキの花を見ることができました😲 細い茎の先に、花は下を向いて、 シュッと立っていました😆