【季節の風景シリーズ:十六夜の月】《番外編》 🌕十六夜:いざよいの月:Sixteenth night moon 《一歌献上》 「南西の十六夜の月天高く」 @訳意;The sixteenth night moon shone brightly high in the southwestern sky. ✍️Works;Poetaster Kazyan Doe.,/筍歌人;藪中和堂 📝この風景は左側下方に⛩️神社の境内の明かりが写り、右側下方には南宮崎駅付近の街灯りが写っています。 📖 豆知識//素性法師（21番）　『古今集』恋４・691 「今来むと 言ひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな」 《訳意》 「今すぐに参ります」とあなたが言ったばかりに、９月の夜長をひたすら眠らずに待っているうちに、夜明けに出る有明の月が出てきてしまいました。 
📝この歌は９月の歌ですが、長い秋の夜の明け方、空が白々と明けるまで待っていてついに待ち人が来てくれなかった女性の寂しさを表現しています。 
ちなみに、あなたの待ち人は現れましたかな？ 🗒️ 十六夜（いざよい）とは、旧暦の16日の夜、またはその月のことを指します。 十五夜の月の出よりも30～40分ほど遅く、まるで月が昇るのをためらっているかのように見えることから、古語の「いざよう（ためらう、躊躇する）」に由来して名付けられました。 十五夜の翌日であり、満月を過ぎて少しずつ欠け始める最初の月で、「既望（きぼう）」や「哉生魄（さいせいはく）」とも呼ばれます。 《特徴》 * 月の出が遅い：
十六夜の月は、前日の十五夜の月より月の出がおよそ30～40分ほど遅くなります。 
 * 満月を過ぎた月：
十五夜で満月になった後、少しずつ欠け始めます。 
 * 言葉の由来：
古語の「いざよう（いさよふ）」から来ており、これは「ためらう」「ぐずぐずする」といった意味です。 
 * 別名：
満月を過ぎた月という意味で「既望（きぼう）」、また満月に向かう前の月である「哉生魄（さいせいはく）」とも呼ばれます。 
 * 月の満ち欠けにおける位置づけ 十六夜は、十五夜の月の次の夜にあたるため、満月が過ぎていく「月が欠け始める」過程の最初の月として位置づけられています。 🗒️文化的意味合い; 月の出を待つ人々の様子や、満月を過ぎていく月のどこか切ない情趣が感じられることから、日本人の季節感や生活文化に深く根付いた存在デス🐶 🖼️Artistic;Sixteenth night moon view September 10,2025:past am 04:00';📱shooting September 10,2025: past am 05:30’;upload by Kazyan’s Green Studio