イブキボウフウ(伊吹防風) セリ科　イブキボウフウ属 別名　タンナボウフウ 花期　7〜9月 北海道、本州の近畿地方以東に分布し、日当たりの良い山地に生育する 名前の由来は、伊吹山に多く自生し、かつては防風の代用にされていた事による 茎は直立し、多く枝分かれする 葉は2〜3回羽状複葉で細かく枝分かれする 人参の葉に似ています 茎頂から複散形花序を伸ばし、小さな花を沢山咲かせる セリ科のお花らしさがあります 花弁が赤紫の花もあり、果実の柱頭が赤紫になっていました 根は生薬で「和防風」といい、風邪薬の材料 山で咲くのが伊吹防風、海岸で咲くのが、別属(カワラボウフウ属)のボタンボウフウ(牡丹防風)と言われている ボタンボウフウの葉は全く違い、根はかつては生薬にも利用されていましたが、今は若葉が健康食品で、風邪を防ぐの意味の防風である 2025.8/24