①② オニドコロ/鬼野老 ヤマノイモ科 ヤマノイモ属 原産地:在来種 (北海道、本州、四国、九州) ・雌雄異株 ・山野草 ・つる性多年草 ・葉:互生し、長さ5-14cm、幅も同長からやや狭い程度の円心形～三角状心形で、先が尖る ・花期:7-8月 ・花:淡緑色で、垂れ下がった花序に淡緑色の花が多数つく ・雄花径:約3.5-5mm 花柄:約2mm ・花被片:6個で、雄しべも6個 ・雌花径:約5mm ・子房:長さ7mm ・花被片:6個あり、平開して淡黄緑色 ・雌花:咲き始めから大きな子房に翼のような室がある ・花柱:3裂し、退化した雄しべがあることもある ・果実:蒴果 長さ1.8-2.2cm、ごく薄い翼のような3室があり、1室に薄い種子が2個ずつ重なって入る ・熟すと果実が上下反転し、上部が3裂して種子が風に舞う ・種子:薄膜の翼を含めて長さ約10mm、幅4-5mm、楕円形、翼は片側だけにつく 別名: 鬼野老(おにのろう)、トコロ（野老）、ナガトコロ、菟薢（ひかい）← オニドコロの生薬名 花言葉:「子だくさん」や「秘めたる力」「隠れた才能」 ③ ヤマノイモ/山の芋 ヤマノイモ科 ヤマノイモ属 原産地:在来種(本州、四国、九州、沖縄) ・つる性多年草 ・花期:7-8月 ・雌雄異株 ・雄花序:2～5個集まって上向きにつく ・雄花:白色 ・花被片6個 ・外花被片:3個 ・内花被片3個 ・花被片は開きが少なく、花がほぼ球形 ・雄しべ6個 ・雌花序:垂れ下がり、緑色の子房がついた花被の小さな花がつく ・果実:蒴果 長さ約15mm、幅22-28mm、半円形に近い翼のような3室があり、ごく薄い種子が1室に1～2個入り、熟すと裂開する ・種子が1室に2個重なって入る場合は種子の位置が上下にずれて入る ・熟しても蒴果は上向きにならない ・種子は翼を含めて長さ10-15mm、全周に広い薄膜の翼がある ・葉の基部に珠芽（むかご）が多数つくのが特徴 ・葉が黄色くなる秋には珠芽も黒くなる ・別名:ジネンジョ、ヤマイモ、山のうなぎ 花言葉:「気長」、「芯の強さ」、「恋のため息」、「悲しい思い出」 ④ ムクゲ/木槿 Hibiscus syriacus L. 英rose of Sharon アオイ科 フヨウ属 原産地:中国、朝鮮 ・落葉低木 ・樹高:1.5-4m ・花期:6-10月 ・花冠径:5-6cm ・花弁:5個、ときに八重もある ・花弁:長さ3.5-4.5cm 倒卵形 ・雄しべ筒:長さ約3cm ・花柱:無毛 ・花色: 青紫色、バイオレット色、白色、ピンク色、帯赤色、ときに暗色の目があり（底紅種という）、鐘形 ・果実:蒴果 卵状球形、長さ15-20mm、幅約12mm、密に黄色の星状毛があり、熟すと裂開する ・種子:腎形、長さ4-5mm、背面に長い粗毛がある ・別名:ハチス (蜂巣) 花言葉:「デリケートな愛」「繊細な美」「説得」「信念」「尊敬」 ⑤ コケ/苔