８月は葉月(はづき/はつき)、木々の葉落ちの月(はおちづき)とされる。 これは旧暦、現在でも使用されることもあるが、現行歴とはその1〜2月後位の季節感のずれがあるという。 　最近、年毎に熱さ日の中に暑さも募るようであるが、私の散歩道の道際等の草花達は、その熱い陽の中にあっても、己が自身を一生懸命に、最大限に自己表現に向けようとしているようだ。 7月からの、熱い夏へ、夏の草花達の姿 ---その11。 　　／その花の群生観る熱暑の中、 　　　　　　黄み帯びたその赤鮮やかな／ 　すでに８月は中旬。この厳夏、熱暑の中、思い切って久しぶりの何時もの散歩道の道際。 毎年、この場所に観る、この時期よりもっと早い前からかも出逢っている草花であるが、今ここに見る、この辺り一体に群生しているその草花は、今年は特に、その花色を一段と映させて、すでに当たり一面 ’黄み帯びた鮮やかな赤‘ で染めていた。 そして、その草花たちは、道行く人達、散歩者を、横目で見ながらこの暑い真夏の中に、ジッとしていた。　 　　　 キバナコスモス(黄花秋桜) 　　 ＜‘この草花、キバナコスモスの作出の伝来’ について、下記の「キバナコスモス」より抜粋、次に: 　日本への渡来は大正時代で、1966年に赤花の「サンセット」が作出されてから広く普及している。 (その)「サンセット」は名前の通り茜色のコスモスで、岩手県の橋本昌幸氏によって育成された品種である。 黄色のコスモスに赤い条斑を見つけた氏は、十数年の歳月をかけて花弁のすべてが赤い品種を作り出した。 このサンセットは、世界で最も権威のある品種コンクール「オールアメリカセレクションズ(AAS)」で金賞を受賞し、当時の園芸会で話題となった。 現在では次々と新しい品種が作出され、キバナコスモスは、夏の花壇を彩る定番の植物となっている。 日本、および韓国では特に人気が高く、広く栽培されている。＞ ・キバナコスモス＜黄花秋桜、別名 キバナアキザクラ<黄花秋桜>＞(キク科 コスモス属) 　 　(備忘: キバナコスモスの属性等について 8/6or8/7 ‘20) 上記の”キバナコスモス“の属性等は、今後は下記の「キバナコスモス」の属性等が取り替わる) 　 　　　　　↓ ・キバナコスモス＜黄花秋桜＞(キク科 コスモス属) メキシコ原産の一年草。 美しい花を咲かせることから、観賞用として世界中の温帯で広く栽培されており、逸出したものが各地で野生化している。 日本への渡来は大正時代で、1966年に赤花の「サンセット」が作出されてから広く普及している。 「サンセット」は名前の通り茜色のコスモスで、岩手県の橋本昌幸氏によって育成された品種である。 黄色のコスモスに赤い条斑を見つけた氏は、十数年の歳月をかけて花弁のすべてが赤い品種を作り出した。 このサンセットは、世界で最も権威のある品種コンクール「オールアメリカセレクションズ(AAS)」で金賞を受賞し、当時の園芸会で話題となった。 現在では次々と新しい品種が作出され、キバナコスモスは、夏の花壇を彩る定番の植物となっている。 日本、および韓国では特に人気が高く、広く栽培されている。 キバナコスモスの花期は6月～10月。 花期になると茎の頂部に、花径4～8㎝程度の、コスモスによく似た頭花(とうか)を咲かせる。 頭花(トウカ)…主にキク科の植物に見られる花序の形で、頭状花(トウジョウカ)とも呼ばれる。 一つの花のように見える花序は、2種類の花で構成されている。 中心部分の管状花(カンジョウカ)と、周りの舌状花(ゼツジョウカ)。 舌状花は通常8個で、長さ1.8～3㎝の倒卵形、先が浅く3裂する。 流通する多くの品種は八重咲きである。 管状花は多数あり、長さ6～8㎜の筒状で、先が5裂している。 舌状花は無性、管状花は両性花である。 管状花は外側から内側へと咲き進む。 雄性先熟で、先に雄しべが成熟した後、雌しべが伸びてくる。 雌しべの柱頭は2裂している。 花色は淡い黄色からオレンジ色、朱色。 花期が長く、真夏の酷暑にも負けず、鮮やかな花を次々と咲かせ続ける。 果実は長さ1.5～3㎝の痩果(そうか)で、長いくちばしがある。 痩果(そうか)…果実の種類で、果皮が乾いて1個の種子を包み、裂開しないもの。キク科、キンポウゲ科などに見られる。 痩果のくちばしの先には2本の冠毛が付いている。 葉は対生し、長さ5～12㎝の2～3回羽状複葉(うじょうふくよう)である。 裂片は幅2～5㎜で、コスモスのように糸状にはならない。 葉柄は1～7㎝。 羽状複葉(うじょうふくよう)とは、葉軸の左右に小葉が並んだものである。 羽状複葉が集まってさらに大きな羽状複葉を構成している場合、その回数に合わせて2回羽状複葉、3回羽状複葉と呼ぶ。 茎はまばらに毛があるか無毛で、草丈60～200㎝に成長する。 コスモスに比べると標高の低い地域に自生するため、暑さに強いのが特徴。 性質は非常に丈夫で、放任でもよく育つ。 開花は発芽後50～60日で始まり、春に種をまけば夏に咲き、夏にまけば秋に開花する。 こぼれ種でもよく増えるので、一度植えれば毎年花を楽しむことが出来る。 ＜関連図鑑＞ キバナコスモスが属するコスモス属の植物は、熱帯～亜熱帯アメリカに約42種が知られている。 本種の他ではコスモス、チョコレートコスモスなどが栽培されている。 →コスモス →チョコレートコスモス (出典・参考: ガーデニングの図鑑)

８月は葉月(はづき/はつき)、木々の葉落ちの月(はおちづき)とされる。 これは旧暦、現在でも使用されることもあるが、現行歴とはその1〜2月後位の季節感のずれがあるという。 　最近、年毎に熱さ日の中に暑さも募るようであるが、私の散歩道の道際等の草花達は、その熱い陽の中にあっても、己が自身を一生懸命に、最大限に自己表現に向けようとしているようだ。 7月からの、熱い夏へ、夏の草花達の姿 ---その11。 　／その花の群生観る熱暑の中、 　　　　　黄み帯びたその赤鮮やかな／ 　すでに８月は中旬。この厳夏、熱暑の中、思い切って久しぶりの何時もの散歩道の道際。 毎年、この場所に観る、この時期よりもっと早い前からかも出逢っている草花であるが、今ここに見る、この辺り一体に群生しているその草花は、今年は特に、その花色を一段と映させて、すでに当たり一面 ’黄み帯びた鮮やかな赤‘ で染めていた。 そして、その草花たちは、道行く人達、散歩者を、横目で見ながらこの暑い真夏の中に、ジッとしていた。　 　　　 キバナコスモス(黄花秋桜) 　　 ＜‘この草花、キバナコスモスの作出の伝来’ について、下記の「キバナコスモス」より抜粋、次に: 　日本への渡来は大正時代で、1966年に赤花の「サンセット」が作出されてから広く普及している。 (その)「サンセット」は名前の通り茜色のコスモスで、岩手県の橋本昌幸氏によって育成された品種である。 黄色のコスモスに赤い条斑を見つけた氏は、十数年の歳月をかけて花弁のすべてが赤い品種を作り出した。 このサンセットは、世界で最も権威のある品種コンクール「オールアメリカセレクションズ(AAS)」で金賞を受賞し、当時の園芸会で話題となった。 現在では次々と新しい品種が作出され、キバナコスモスは、夏の花壇を彩る定番の植物となっている。 日本、および韓国では特に人気が高く、広く栽培されている。＞ ・キバナコスモス＜黄花秋桜、別名 キバナアキザクラ<黄花秋桜>＞(キク科 コスモス属) 　 　(備忘: キバナコスモスの属性等について 8/6or8/7 ‘20) 上記の”キバナコスモス“の属性等は、今後は下記の「キバナコスモス」の属性等が取り替わる) 　 　　　　　　　　↓ ・キバナコスモス＜黄花秋桜＞(キク科 コスモス属） メキシコ原産の一年草。 美しい花を咲かせることから、観賞用として世界中の温帯で広く栽培されており、逸出したものが各地で野生化している。 日本への渡来は大正時代で、1966年に赤花の「サンセット」が作出されてから広く普及している。 「サンセット」は名前の通り茜色のコスモスで、岩手県の橋本昌幸氏によって育成された品種である。 黄色のコスモスに赤い条斑を見つけた氏は、十数年の歳月をかけて花弁のすべてが赤い品種を作り出した。 このサンセットは、世界で最も権威のある品種コンクール「オールアメリカセレクションズ(AAS)」で金賞を受賞し、当時の園芸会で話題となった。 現在では次々と新しい品種が作出され、キバナコスモスは、夏の花壇を彩る定番の植物となっている。 日本、および韓国では特に人気が高く、広く栽培されている。 キバナコスモスの花期は6月～10月。 花期になると茎の頂部に、花径4～8㎝程度の、コスモスによく似た頭花(とうか)を咲かせる。 頭花(トウカ)…主にキク科の植物に見られる花序の形で、頭状花(トウジョウカ)とも呼ばれる。 一つの花のように見える花序は、2種類の花で構成されている。 中心部分の管状花(カンジョウカ)と、周りの舌状花(ゼツジョウカ)。 舌状花は通常8個で、長さ1.8～3㎝の倒卵形、先が浅く3裂する。 流通する多くの品種は八重咲きである。 管状花は多数あり、長さ6～8㎜の筒状で、先が5裂している。 舌状花は無性、管状花は両性花である。 管状花は外側から内側へと咲き進む。 雄性先熟で、先に雄しべが成熟した後、雌しべが伸びてくる。 雌しべの柱頭は2裂している。 花色は淡い黄色からオレンジ色、朱色。 花期が長く、真夏の酷暑にも負けず、鮮やかな花を次々と咲かせ続ける。 果実は長さ1.5～3㎝の痩果(そうか)で、長いくちばしがある。 痩果(そうか)…果実の種類で、果皮が乾いて1個の種子を包み、裂開しないもの。キク科、キンポウゲ科などに見られる。 痩果のくちばしの先には2本の冠毛が付いている。 葉は対生し、長さ5～12㎝の2～3回羽状複葉(うじょうふくよう)である。 裂片は幅2～5㎜で、コスモスのように糸状にはならない。 葉柄は1～7㎝。 羽状複葉(うじょうふくよう)とは、葉軸の左右に小葉が並んだものである。 羽状複葉が集まってさらに大きな羽状複葉を構成している場合、その回数に合わせて2回羽状複葉、3回羽状複葉と呼ぶ。 茎はまばらに毛があるか無毛で、草丈60～200㎝に成長する。 コスモスに比べると標高の低い地域に自生するため、暑さに強いのが特徴。 性質は非常に丈夫で、放任でもよく育つ。 開花は発芽後50～60日で始まり、春に種をまけば夏に咲き、夏にまけば秋に開花する。 こぼれ種でもよく増えるので、一度植えれば毎年花を楽しむことが出来る。 ＜関連図鑑＞ キバナコスモスが属するコスモス属の植物は、熱帯～亜熱帯アメリカに約42種が知られている。 本種の他ではコスモス、チョコレートコスモスなどが栽培されている。 →コスモス →チョコレートコスモス (出典・参考: ガーデニングの図鑑)