最近の田んぼは除草剤も使われ、しかも綺麗に整備されていることが多いので、昔からの水田雑草になかなかお目にかかれないのですが、ここは結構たくさん生えていて嬉しくなります😍 ⬆️は、イボクサの葉にかこまれて咲いているオモダカ ⬇️は、密生したコナギの中で立ち上がっているオモダカです。 葉の幅がとても細く、花茎が葉より高く立ち上がっていることから、変化もかなり大きいんですけど、これもアギナシでいいと思います。 ただ、アギナシの葉は、頂裂片の方が側裂片より長いのが普通なんですが、この葉は側裂片の方が長いように見えますので、オモダカの変化形かもしれません…

民家の垣ねに可愛くルコウソウの花が咲いていました💕

おなじく小川の畔に咲いていた小さな花、ミゾカクシですね😍 花は花弁が半分だけついたような姿で、これでもキキョウ科でミゾカクシ属になります。丈が高く湿地に生えるサワギキョウなどの仲間で、よくよく見ると花の構造はよく似ています🤔

昼近くになってくるとかなり暑くなってきましたが🥵 せっかく出てきたので、栃木の特産、シモツケコウホネの保護地にもやって来ました。 このコウホネの特徴は、浮葉や抽水葉（水面から立ち上がる葉）がなく、葉全て沈水葉ということです。花は小型で、柱頭盤が赤みを帯びています。 暑い平日ということもあるけど、誰もいない水田地帯の中に清冽な水が流れる小川の中から、可愛い花が沢山突き出している長閑な雰囲気がとっても素敵です💕 同じく栃木だけなんですが、このシモツケコウホネとコウホネの自然交雑種で、同じく沈水葉だけのナガレコウホネというのがあるらしいのですが、まだお目にかかってません。そのうちに生育地をさがして行ってみたいとは思っています😄