七月下旬、立山で1番目にしたのは、なんといってもチングルマでした ②花弁が落ちた姿も良い 花柱には既に白い毛がびっしり ③花柱が開き始めてます ④風車ができました ⑤よく観察してると、立山では白花の中にタテヤマチングルマと呼ばれるピンク色の花に出会うことがあります。初めましてです🔰ピンク色の濃淡は薄いのから濃いものまで様々でした。写真は中ぐらいかな？専門的には白花と区別はしないのだとか 7/25立山 メモ📝 ◾️分布は中部以北の高山

セリ科は難しいし普段はあまり気にとめないのですが、この花弁が面白いので注目。オオハナウド初めましてです。 花序の中央の花弁がちいさく、周辺の花弁が大きいのが特徴！ 茎の高さは1.5-2m、花に比べて葉が大きいです 7/23立山 メモ📝 ■ オオハナウドは、北海道と本州の近畿地方以北に分布。高山から山間地、北海道では平地や海岸で見られる ■アイヌ文化における神の野草

ヨツバシオガマは、ガヤツリグサ科の植物に寄生する半寄生植物 通常は、４枚の葉っぱと４個の花が数段にわたって輪生します ②今回、花の作りを調べて見ました 写真上の🦆鴨の頭みたいなのが蕾。花は筒状花で、開花すると上唇と下唇に2裂します 上唇は鳥のクチバシみたいな形で、内側に直角に曲ります 下唇は深く三裂し垂れ下がります ③花をアップで見るとイルカ🐬みたい 7/24立山 メモ📝 ▪️分布は中部以北から東北南部の亜高山から高山

①イワベンケイ初めましてです。高山では珍しい多肉植物で、キリンソウやミセバヤと同じベンケイソウ科の植物です ②6mm程の4弁花が集まって5百円玉ぐらいの花序を作ります。コレはちょっと旬が過ぎてるかな？ 葉っぱは肉厚で細くはありません 種子植物では僅か4%という珍しい雌雄異株。これは雄株です 7/23立山

夏の高山を彩る黄色い花3種🌼名前が似ていて混同するので整理してみました サイズが大きい順に①②③ ①シナノキンバイは花径5cm程、草丈も50cm程で見応えがあります。 掌状に切れ込んだ葉は更に切れ込みます ②花弁に見えるのは萼片 花弁は、雌しべと雄しべの間にあるオレンジ色の小片 ③ミヤマキンポウゲは、平地に咲くウマノアシガタに似て花弁が艶々です 花径は1.5cm程ですが、草丈は30cm程。葉は細かく裂けてます ④ミヤマキンバイはキジムシロの仲間で花径が1.5cm程で、草丈も15cm程の小さな植物です 葉っぱは3小葉で、鋸歯が粗いです ⑤群生の様子 7/23.24立山 メモ📝 ■分布はいずれも中部以北の山岳

長野の高山でよく見かけた白い小さな花（花径1cm）イワツメクサ。今回、この花がハコベの仲間で、花弁は10枚でなく、ハコベと同じく花弁が2つに裂けた（かなり深く裂けてる）5弁花だと分かりました ②群生してる様子 ③イワツメクサとは何か違うなと思って撮影した花。やはり別物。タカネツメクサ初めましてです。花は5弁花。中部の高山では、イワツメクサ同様にお馴染みの花らしいです。イワツメクサはなよなよとした感じですが、タカネツメクサは茎が太めでしっかり立ってる印象でした 7/24立山 メモ📝 ■イワツメクサの分布は中部山岳 ■タカネツメクサの分布は中部山岳、飯豊山

①高山の岩場に咲く2種類のキキョウです。上と下では種類が違いますよ。よく名前を間違えるので整理してみました^^; ②チシマギキョウは、横向きに咲いてる事が多いです。また、萼片が細い三角形で鋸歯がありません ③チシマギキョウは、花冠の縁に白い毛があります ④イワギキョウは上向きに咲いてる事が多いです ⑤萼片は線形で縁に鋸歯があります。花冠の縁に毛はありません 7/24立山 メモ📝 ◾️①の上はイワギキョウで下がチシマギキョウ ◾️分布は中部以北の高山の岩場

キバナノコマノツメです。スミレに会えると思っていなかったのでびっくり🫢　 ②こんな岩陰にひっそりと ③唇弁が長いこと、柱頭がYの字の形をしてるのが大きな特徴。側弁基部は無毛です ④距が短く、葉っぱは円形で質が薄くて艶がありません 7/24立山 メモ📝 ◾️分布は中部以北、四国、屋久島の高山