ウリカエデとウリハダカエデ。　和名は共に、樹皮がマクワウリの果皮に似ていることから。 ウリカエデ(瓜楓) ムクロジ科　カエデ属　落葉小高木 雌雄異株。 本州(福島県以南)、四国、九州に分布。 山地林下に生育。 幹は暗緑色、黒色の縦筋がはいる。 葉は対生、1、3又は5裂に分裂する。 花は淡黄色の5弁花で総状花序につく。 果実は翼果。 花期4〜５月　５月9日撮影　須賀川市 ウリハダカエデ(瓜膚楓) ムクロジ科　カエデ属　落葉高木 雌雄異株まれに同株。 樹皮はウリカエデに似るが、大きく育つと、灰色になり縦筋が入る。 葉は対生で、扇状五角形、浅く3〜5裂する。縁には重鋸歯がある。葉裏の葉腋と脈上に赤褐色の毛がある。 花は長さ5〜10cmの総状花序に10〜15個つける。淡緑色〜淡黄色の5弁花。果実は翼果。 花期4〜5月　６月１日撮影　羽鳥湖高原 ウリハダカエデは高すぎて、果実がよく撮れませんでした。 どちらも、花、果実、紅葉、幹と季節ごとに変化があり楽しめる。