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/身近にも群れて咲くや花紫が、その唇弁震えて波紋のように/の一覧
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カタバミ
6月は水無月、水の月(「無」は「の」を意味する)で、田に水を引く月の意ともいわれるという。私の散歩道の道際等の草花達は、一層緑を濃く して、その彩りを添えるものにしていくようである--- 5月からの、草花達の生き生きとした姿、姿---その4。 /身近にも群れて咲くや花紫が、 その唇弁震えて波紋のように/ 5月上旬の、何時もの散歩道の道際のオープンガーデン。 そこに、この時期、必ず出逢うを心待ちにしている草花が。 それは、そこに群れるようにしている幾株が、長く伸びた花茎の先に、美しい紫の花を数輪咲かせていた。 その花の下に向く中央には、唇に似た唇弁がハッキリと目にすることができ、そこには縮れた5列のヒダが、震える波紋のように見せていた。 この草花、身近に出会うラン(蘭)としては珍しいとされるが、言うなれば庶民的で古典的な植物と言えようか。 この草花に出逢う時は、何故かしら何時も新たに気持ちにほぐれるのである。 シラン(紫蘭) <‘シランの花の特徴’ について、下記の「シラン」より抜粋、次に: 花は、外側の3個の外花被片(がいかひへん)と、内側3個の内花被片(ないかひへん)で構成されている。 各花被片は配置により呼び名が付けられている。 外花被片は1個の背萼片(ドーサルセパル)と側萼片(ラテラルセパル)2個、内花被片は2個の側花弁(ペタル)と唇弁(リップ)1個に分かれる。 唇弁の中央には縮れた5列のヒダがあり、唇弁の上には雄しべと雌しべが合着したずい柱(ずいちゅう)がある。 花色は紅紫色~ピンク色。白い花を咲かせる品種もある。> <‘唇弁(しんべん)‘ とは、「農材ドットコム」より抜粋、次に: 唇弁(しんべん)とは、左右対称の花の花冠の中で、くちびるのような形をした花弁や裂片のことを指す。 この特徴的な形状は、特にスミレ、シソ、ランなどの植物で見られる。 唇弁は、花の美しさを引き立てるだけでなく、花粉媒介者である昆虫を誘引する役割も果たす。 唇弁はその独特の形状と色彩で、多くの園芸愛好者や花卉栽培者に人気がある。同意語としては「リップ」とも呼ばれる。> ・シラン<紫蘭>(ラン科 シラン属) (備忘: シランの属性等について 5/11or5/12 ‘21) 上記の“アセビの属性等について”は、今後は下記の「アセビ」の属性等がとって替わる。 ↓ ・シラン<紫蘭>(ラン科 シラン属) シランは、日本、韓国、中国、台湾、ミャンマーに自生するラン科シラン属の多年草。 日本では本州の福島県以西、四国、九州、沖縄に分布しており、日当たりの草原や湿り気のある斜面などで自生が見られる。 ランとしては珍しく栽培が容易で、宿根草のように扱うことが出来るため、古くから親しまれている古典園芸植物の一つである。 身近な植物であるシランだが、野生種は個体数が激減しており、群馬県で絶滅、福島県など10府県で絶滅危惧Ⅰ類、環境省では準絶滅危惧種の指定を受けている。 シランはこぼれ種でも繁殖するため、純粋な野生種か栽培逸出かの判断が難しく、正確な分布状況は把握できないのが現状。 シランの花期は4月~5月。 花期になると、長く伸びた花茎の上部に、ラン科の植物特有の美しい花を数個咲かせます。 花は、外側の3個の外花被片(がいかひへん)と、内側3個の内花被片(ないかひへん)で構成されている。 各花被片は配置により呼び名が付けられている。 外花被片は1個の背萼片(ドーサルセパル)と側萼片(ラテラルセパル)2個、内花被片は2個の側花弁(ペタル)と唇弁(リップ)1個に分かれる。 唇弁の中央には縮れた5列のヒダがあり、唇弁の上には雄しべと雌しべが合着したずい柱(ずいちゅう)がある。 花色は紅紫色~ピンク色。白い花を咲かせる品種もある。 果実は蒴果で、長さ3.4㎝以下の紡錘形。 果実は熟すと裂け、中の種子が飛散する。 種子は1~1.5㎜の小さなもので、両側に翼が付いており、風に乗って遠くへと運ばれる。 葉は長さ8~29㎝、幅1.5~4㎝程度の披針形で、茎の下部に4~6枚程度が互生。 葉には縦方向に皺が入り、陰影が美しく浮かび上がる。 花を咲かせながら草丈20~60㎝程度に成長する。 耐寒性、耐暑性ともに高く、育てやすい植物である。 冬には地上部を枯らして休眠期に入り、春に再び芽吹く。 <シランの主な品種> →シロバナシラン(白花紫蘭) 白い花を咲かせる品種。 →フクリンシラン(覆輪紫蘭) 葉の縁に白い覆輪が入る品種。 花色は写真の紫の他、白い花を咲かせる品種もある。 →クチベニシラン(口紅紫蘭) 唇弁の先だけが紅紫色になる品種。 →キバナショウハッキュウ(黄花小白笈) 中国に分布するシランの近縁種。 分布域は中国中西部にあり、標高300~2400mの林や茂みの中、草原などに自生している。 草丈25~55㎝程度に成長し、淡い黄色から杏子色の花を咲かせる。 やや小型で繊細な草姿をしており、花期はシランよりも少し遅めである。 シランに比べると耐寒性、耐暑性に劣るため、栽培難易度は高くなる。 他にも青みを帯びた花弁の「青花シラン」、唇弁が3枚付く「三蝶咲きシラン」など、珍しい品種も流通するようになっている。 (出典・参考: ガーデニングの図鑑)
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カタバミ
6月は水無月、水の月(「無」は「の」を意味する)で、田に水を引く月の意ともいわれるという。私の散歩道の道際等の草花達は、一層緑を濃くして、その彩りを添えるものにしていくようである--- 5月からの、草花達の生き生きとした姿、姿---その4。 /身近にも群れて咲くや花紫が、 その唇弁震えて波紋のように/ 5月上旬の、何時もの散歩道の道際のオープンガーデン。 そこに、この時期、必ず出逢うを心待ちにしている草花が。 それは、そこに群れるようにしている幾株が、長く伸びた花茎の先に、美しい紫の花を数輪咲かせていた。 その花の下に向く中央には、唇に似た唇弁がハッキリと目にすることができ、そこには縮れた5列のヒダが、震える波紋のように見せていた。 この草花、身近に出会うラン(蘭)としては珍しいとされるが、言うなれば庶民的で古典的な植物と言えようか。 この草花に出逢う時は、何故かしら何時も新たに気持ちにほぐれるのである。 シラン(紫蘭) <‘シランの花の特徴’ について、下記の「シラン」より抜粋、次に: 花は、外側の3個の外花被片(がいかひへん)と、内側3個の内花被片(ないかひへん)で構成されている。 各花被片は配置により呼び名が付けられている。 外花被片は1個の背萼片(ドーサルセパル)と側萼片(ラテラルセパル)2個、内花被片は2個の側花弁(ペタル)と唇弁(リップ)1個に分かれる。 唇弁の中央には縮れた5列のヒダがあり、唇弁の上には雄しべと雌しべが合着したずい柱(ずいちゅう)がある。 花色は紅紫色~ピンク色。白い花を咲かせる品種もある。> <‘唇弁(しんべん)‘ とは、「農材ドットコム」より抜粋、次に: 唇弁(しんべん)とは、左右対称の花の花冠の中で、くちびるのような形をした花弁や裂片のことを指す。 この特徴的な形状は、特にスミレ、シソ、ランなどの植物で見られる。 唇弁は、花の美しさを引き立てるだけでなく、花粉媒介者である昆虫を誘引する役割も果たす。 唇弁はその独特の形状と色彩で、多くの園芸愛好者や花卉栽培者に人気がある。同意語としては「リップ」とも呼ばれる。> ・シラン<紫蘭>(ラン科 シラン属) (備忘: シランの属性等について 5/11or5/12 ‘21) 上記の“アセビの属性等について”は、今後は下記の「アセビ」の属性等がとって替わる。 ↓ ・シラン<紫蘭>(ラン科 シラン属) シランは、日本、韓国、中国、台湾、ミャンマーに自生するラン科シラン属の多年草。 日本では本州の福島県以西、四国、九州、沖縄に分布しており、日当たりの草原や湿り気のある斜面などで自生が見られる。 ランとしては珍しく栽培が容易で、宿根草のように扱うことが出来るため、古くから親しまれている古典園芸植物の一つである。 身近な植物であるシランだが、野生種は個体数が激減しており、群馬県で絶滅、福島県など10府県で絶滅危惧Ⅰ類、環境省では準絶滅危惧種の指定を受けている。 シランはこぼれ種でも繁殖するため、純粋な野生種か栽培逸出かの判断が難しく、正確な分布状況は把握できないのが現状。 シランの花期は4月~5月。 花期になると、長く伸びた花茎の上部に、ラン科の植物特有の美しい花を数個咲かせます。 花は、外側の3個の外花被片(がいかひへん)と、内側3個の内花被片(ないかひへん)で構成されている。 各花被片は配置により呼び名が付けられている。 外花被片は1個の背萼片(ドーサルセパル)と側萼片(ラテラルセパル)2個、内花被片は2個の側花弁(ペタル)と唇弁(リップ)1個に分かれる。 唇弁の中央には縮れた5列のヒダがあり、唇弁の上には雄しべと雌しべが合着したずい柱(ずいちゅう)がある。 花色は紅紫色~ピンク色。白い花を咲かせる品種もある。 果実は蒴果で、長さ3.4㎝以下の紡錘形。 果実は熟すと裂け、中の種子が飛散する。 種子は1~1.5㎜の小さなもので、両側に翼が付いており、風に乗って遠くへと運ばれる。 葉は長さ8~29㎝、幅1.5~4㎝程度の披針形で、茎の下部に4~6枚程度が互生。 葉には縦方向に皺が入り、陰影が美しく浮かび上がる。 花を咲かせながら草丈20~60㎝程度に成長する。 耐寒性、耐暑性ともに高く、育てやすい植物である。 冬には地上部を枯らして休眠期に入り、春に再び芽吹く。 <シランの主な品種> →シロバナシラン(白花紫蘭) 白い花を咲かせる品種。 →フクリンシラン(覆輪紫蘭) 葉の縁に白い覆輪が入る品種。 花色は写真の紫の他、白い花を咲かせる品種もある。 →クチベニシラン(口紅紫蘭) 唇弁の先だけが紅紫色になる品種。 →キバナショウハッキュウ(黄花小白笈) 中国に分布するシランの近縁種。 分布域は中国中西部にあり、標高300~2400mの林や茂みの中、草原などに自生している。 草丈25~55㎝程度に成長し、淡い黄色から杏子色の花を咲かせる。 やや小型で繊細な草姿をしており、花期はシランよりも少し遅めである。 シランに比べると耐寒性、耐暑性に劣るため、栽培難易度は高くなる。 他にも青みを帯びた花弁の「青花シラン」、唇弁が3枚付く「三蝶咲きシラン」など、珍しい品種も流通するようになっている。 (出典・参考: ガーデニングの図鑑)
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