１　こないだ歯医者の話をしたついでに、コロナ禍の４年前に、親知らずを抜いた話をしておきたい。 キミは親知らずを抜いたことがあるか❓ どうやら抜くしかないらしい、、、手術‼️を来週に控えた最後の診察日に、じゅんこちゃん先生がこう言ったよ、、、 ≫抜歯は男の先生がしますから、、、 男の先生‼️　噂には聞いていたが、、、やはり親知らずを抜くとゆーのは、ふつーに歯を抜くのとは訳がちがうらしい、、、ｼﾞｮﾊﾞｰ ボクの恐怖をさらに倍(巨泉)増させたのが、そう、世界の文豪トーマス・マンの「ブッデンブローク家の人々」とゆー長編小説である。 コロナ禍にはなにしろ時間だけは持て余してるﾌﾗｽﾄﾚｰｼｮﾝ(BOOWY)、いつか読もうと遠ざけていた長編小説を片っ端から読んでたわけだが、、、 読めばちゃんとおもしろいんだよね、どれも。とくにこの　ブッデンブローク〜　には深い感銘を受けた。 ドイツ旧家の三代にも渡る長い物語なのだが、代が変わるごとに高貴な精神は失われ、人間が劣化し、家が没落してゆくとゆーですね、極めて今日的な未来を予見した作品、、、 そう今日、文学作品など誰も読みやしない。子どもといっしょにポケモンで遊ぶような大人しかいない、このﾃｲﾀﾗｸ‼️ で、孫の代に物語がバトンタッチされると、まあまあ１９世紀にはまだゲームもアニメもありませんから、お人形ごっこに夢中になんの。 お芝居よ。まだ映画もないから。お人形さんでお芝居ごっこを(部屋でひとりで)やってるうちに、劇作家になるハンパな夢を抱き、当然才能なんか足りずに挫折、財をすっからかんに吐き出してジ・エンド、、、たしかそんなストーリー。 戦争とか、天災とか、疫病とか、大きな物語によらず、人形遊びに夢中になる幼年期とゆー、サブカル的あまりにサブカル的な理由から、一世紀に渡る名家の没落を描く、その着眼点たるや‼️