裏山のカキノキ とても身近な植物なのに お花を見るのは初めて！ ところが カキノキは雌雄同株のはずなのに どうしても雄花が見つからない！ なぜ なぜ？？ と 調べたところ カキノキは本来祖先は両性花を咲かせていたが 実がたくさんできるようにと改良を重ねた結果 雌花しか咲かなくなったんだそうです！ そのため雄花が咲く別の品種を近くに植え受粉を促す必要があるのです！ 裏山のカキノキはこうして改良を重ねた結果　雌花しか咲かなくなった木だったのですね 一方で受粉しなくてもカキの果実がなる品種もあり　これを単為結果性といい　カキの他にも バナナ🍌 パイナップル🍍　イチジク　柑橘類　ブドウ　トマト　ナスなどがその特性を持つそうです！ そして 単為結果性の果実には種子は当然できないわけです 最近 カキノキに両性花を咲かせる働きつまり先祖返りを進める遺伝子が発見されたと報告されました！ その遺伝子を利用することで植物の性を"揺らぐ性"から解放し ヒトが性を自由に制御することを可能にする と研究者達は述べています (PR TIMES/ Kanae Masuda. Nature Plant. 2022) こんな身近な植物なのに 知らないことがいっぱい 一歩踏み込めば色んな知識が得られることに感謝(^_^)