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雄性両全性同株の一覧

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→ ウマノミツバ(馬の三葉)  セリ科 ウマノミツバ属  7~9月 30~100cm 在来種 多年草 薄暗く湿った場所に生える (6月下旬〜7月初旬にかけて見たもの) 花序は普通三又分枝する 苞は葉状で3裂する 小苞は8~10個つき、長さ1.5~2㎝、幅約1㎜の線形 雄性両全性同株 小散形花序内に雄花と両性花が混生し、花序の中央に両性花、その周囲に雄花がつく  両性花 3~4個  雄花  3~7個 花径約1.5mm 花弁5個∶白色で先が内側に曲がる 雄しべ5個 花柱2個 両性花の子房には鈎状毛が密生し、開花前でも目立つ 雄花は子房が無いため小さく鈎状毛は無い ※ ウマノミツバは有毒、無毒の両論があります 仮に有毒成分があっても食べたことで出る症状が軽微であるために表に出てこない可能性があります そもそもが不味いそうで 不味いから食べない→事故(中毒)例が無い ということで詳しい研究もなされていないのではないでしょうか 有毒だと断言する記事においても、その詳しい成分や症状など何も記されていないのですよね… まあ、食べて何かしらの自覚症状があった人が過去にいたから有毒論があるのかなとは思います(因果関係が不明であってもw) 不味くて食用にならないが、馬の餌にはなるだろうということで、ウマノミツバという名になったそうです  
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トチノキ(栃の木) 〈花について〉 枝先につく円錐花序に雄花と両性花が混ざって咲きます 多くは雄花であり、両性花は花序の下方につきます 平均するとひとつの花序内につく両性花は5個くらいとされますが、個体ごと、個体群ごとでかなりばらつきがあるようです 一斉に花を咲かせ甘い香りを発散させることで訪花昆虫を誘います🪰🐝🦋 画像1枚目で花弁に赤い斑が見られます(→蜜標) 咲き始めは蜜標は黄色です 開花後3日以内の花は花粉と花蜜を生産し、その間蜜標は黄色なのですが、4日目以降は花粉も花蜜の生産も終わり、雄花も両性花も黄色だった蜜標は赤色に変化していきます 画像2枚目は開花直後で赤くなった花は無いですね😊 送粉者であるミツバチやマルハナバチ類はこの蜜標の色の違いを見分けることができ、トチノキにとって効果的に花粉を運んでもらうことができます 蜜だけを吸って送粉に寄与しない盗蜜者は色を見分けられず、花蜜の出なくなった赤い花の方に誘導されてしまうのだそうです 有効な送粉者∶ニホンミツバチ        セイヨウミツバチ        マルハナバチ類 〈果実について〉 果実は蒴果で直径3〜5cmの倒卵状球形 表面にはいぼ状の突起があります →セイヨウトチノキ(マロニエ)のような刺はありません 落下した果実(種子)は、げっ歯類:主にアカネズミに持ち去られ、落下後3週間ほどで消失するそうです(貯食活動)🐁  巣穴貯蔵∶巣穴まで運ばれる  分散貯蔵∶落葉の下に浅く埋めるだけ (ほとんどは分散貯蔵だそうです) 一度運搬された後も(分散貯蔵)、短距離で何度も別の場所に移動され(二次散布)、最終的な散布距離は母樹から10m前後~40m超、年によっては120m近くに達したという調査結果があります この散布距離が、トチノキの個体群維持に有効に働いているのだそうです🐀✴️ ちなみにこの場所には昨年の落ちた果実がずっと残っている😅 わぁ、赤いんだ😍 などと赤い花に目がいった私も、うまいこと騙されたのかもしれませんな😂  
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