ネコハギ(猫萩) 　　マメ科ハギ属 ハギの仲間です 全体に軟毛が多いので イヌハギに対しネコハギとなったようです 葉の手触りもフワフワです 地を這って1mくらい茎を伸ばす 花は閉鎖花が多い 分布: 本州〜九州、朝鮮、中国 日当たりの良い草原 花期: 9〜10月

シオデ(牛尾菜) 　　サルトリイバラ科シオデ属 　　分布: 日本、朝鮮半島、中国、ヒィリピン 　　花期: 7〜8月 　　雌雄異株 　　 一つ見つけると何株もあって驚きました これは雌花です 花期が遅いのと、花被片が反り返っているのでタチシオデではありませんでした 雄株もあると嬉しいのですが

ハナウド(花独活) 　　セリ科ハナウド属 崖下の湿った所で毎年咲きます 里山や山間部の湿った所、河岸などに生えるそうです 山の物と思っていましたが 市街地でも、崖下なら生育できるんですね 良く似たオオハナウドの葉は3裂(まれに5裂)頂裂片が20〜30cmと大きいので区別できます 花: 複散形花序(径20cmくらい) 　　小花序の周辺部の花弁は 　　外が大きくなり2深裂する 葉: 互生 　　葉柄の基部は鞘状 　　3出複葉〜1回羽状複葉 　　小葉は3〜5個 　　浅裂〜中裂(深) 　　先が尖り　粗い鋭い鋸歯がある 　　頂裂片10〜20cm 茎: 高さ0.5〜2m 中空　まばらな毛がある 果実: 茎の上方の花だけが結実する 　　側方の花は雄蕊だけで結実しない 分布: 関東以西、四国、九州 花期: 5〜6月

ミツバツチグリ（三葉土栗） 　　バラ科キジムシロ属 フォロワーさんの投稿で ヘビイチゴとの違いが分かってきた所で 散歩をしていて、見つける事ができました この辺りでは珍しい野草です 和名は、根茎を焼いて食べると栗の味がする 植物のツチグリに似るが、葉が3枚なので こちらは食用になりません 　3小葉の先が尖り、黄緑色 　一つの花径に数個の花を付ける 　萼片5枚は広披針形、副萼片5枚は線形 　果実は赤くならず茶色の種がぽろぽろ落ちる 分布：日本全土 　　　朝鮮、中国、ロシア 　　　日当たりの良い山野 花期：4～5月

イヌコウジュ（犬香需） 　　　シソ科イヌコウジュ属 去年、数株見つけた場所に まばらに何株も広がって生えている事に 気づきました 分布：日本全土、朝鮮、中国 　　　台湾、ベトナム 　　　林縁、山野の道端 花期:9～10月 葉：ヒメジソより鈍い、6～13対の鋸歯 　　葉の両面に腺点があり、匂いが強い 　　花序の直下の葉は葉柄が短く丸みがある 茎：下向きの白毛が密生する 萼片：萼の上唇の先3個が鋭く尖る　　　

マルバスミレ（丸葉菫）　スミレ科 去年見つけた場所は咲かず、心配していましたが 今日違う場所で、咲いているのを見つけ、夢のようです

ムラサキケマン　ケシ科 今年は勢いが良いようです もっと増えてほしいです 葉は2～3回羽状に細かく裂ける 柔らかく、傷つけると悪臭がある 苞葉は細かく裂ける 花は上部に房状につく 紅紫色で1.2～1.8ｃｍ 先端に紫色の白花を、シロヤブケマンと言う 完全な白花をユキヤブケマンと言う 全草有毒 ウスバシロチョウの幼虫の食草

アズマネザサ（東根笹、篠竹）　イネ科メダケ属 　びっしりと繁茂してほかの木の生育を 　脅かしています 　身近にあって、しなやかで 　扱い易いので籠造りを 　してみたくなりました 　北海道南部、本州中部以北、 　関東地方の低山、丘陵地、二次林の 　林床に普通に見られる 　地下茎で網状に拡大、各節から発芽 　日蔭でも生育可能 　江戸後期～昭和30年代くらいまで 　多摩丘陵地の農家では 　農閑期に篠竹で籠を作り出荷していた 　近所の方は '篠' と呼んでいます 　

イヌコウジュ　シソ科イヌコウジュ属 　在来種が散歩道で頑張ってくれて 　いました 　この環境を守ってあげたいです 　葉は対生　卵状披針形、又は長楕円形 　6〜13の浅い鋸歯がある 　枝先に花穂を出し淡紫色の唇形花を 　付ける 　花期9〜10月 　萼の上唇裂片の先が鋭く尖る 　花序軸に毛が多い 　花序の直下の葉は広卵形になる 　 　よく似たヒメジソは上唇裂片の先が 　尖らない 　葉の鋸歯は4〜6対　菱形

イシミカワ 　三角形の葉が特徴的なつる植物が 　茎にとげとげをいっぱい付けて 　石垣を昇っていました 　青い実ができて 　イシミカワと分かりました 　タデ科イヌタデ属 　　ミゾソバ 　　タニソバ 　　ママコノシリヌグイ 　　ヤノネグサ 　　ウナギツカミ 　等が同じ仲間

ニガナ（苦菜） 　この辺りでは珍しくなりました 　5枚の舌状花が可憐です

藪椿と白梅を写そうと見上げてみたら 孟宗竹の柔らかいグリーンが綺麗でした